楠木ともり「自分の意思で願いを叶える」ニューシングル『シンゲツ』に込めた想い!
声優の安元洋貴と白石晴香がパーソナリティ!週替わりで登場するゲストとのトーク!
リスナーのみなさんからのリクエストを中心に集計したアニメ、ゲーム、声優、特撮に関するナンバーのオリジナルチャートを発表していく1時間のミュージックプログラム、
「A&Gメディアステーション FUN MORE TUNE」!
5月11日のゲストは楠木ともりさん!
ニューシングル『シンゲツ』について伺いました。
『シンゲツ』は楠木ともりさんのファーストシングル!表題曲はミーシャ・ネクロン役で出演しているTVアニメ「魔王学院の不適合者 Ⅱ」2ndクールエンディングテーマです。
「EPという形で4曲入りをずっと出していて、アルバムも出したんですけど、意外とシングルは初めてなんです。タイアップは曲のコンセプトがハッキリするじゃないですか。一曲をしっかり聞いてもらえたらと。タイミングもありますね」
『シンゲツ』のプロデュースはL’Arc-en-Ciel のリーダー、ベーシストのTETSUYAさんが手がけています。「小学生の頃からずっと好きで、ライブも行かせて頂いて。TETSUYAさんが作る切ないけどドラマチックな楽曲が好きで。そういう曲になったらいいものになるし、タイアップ2回目ということで自分の中で特別なものにしたくてダメ元、断られる、候補から消すつもりぐらいでお願いしたら“OKです”。もう信じられなくて!」
憧れのTETSUYAさんに作ってもらった曲、最初に聞いた時のことを話してくれました。「本当にかっこよくて大好きな曲ですね。デモを再生したら仮歌はTETSUYAさん!家族みんなファンなので凄く喜んでくれたし“いい曲だね”ってお父さんがずっと言ってました」
歌詞は楠木さんが書いています。「凄いプレッシャーで。TETSUYAさんが作るメロディーに歌詞載せるって、ご本人かhydeさんぐらいしかないんですよ!実は『魔王学院』って2期の予定全くなくて。最初に『ハミダシモノ』を書く段階で全部入れちゃったんです、私の中の『魔王学院』。だから結構悩んだんですけど、多少つながりを感じられるところも入れました。声優として出させて頂いているので、大事に書かせて頂きました」
レコーディングにはTETSUYAさんも立ち会われています。「実はコーラスにもご参加頂いて。本当に驚きだったんですけど、TETSUYAさんがもう私の想像以上にとってもやさしい方で。凄く楽曲に向き合ってくださって、何から何まで全て見て頂きました。緊張しました。ストイックな方なんですけど、私に目線を合わせてくださって、行き詰まったり、ニュアンスどうしようかなと悩んでいると“こうしたらいいんじゃな?”って提案してくださって。スマートで本当にカッコいい素敵な方です」
MV制作の舞台裏も教えてもらいました。「初めて作り衣装で、袖とかシースルーになってるんですけど撮影は1月だったんです。凄く寒くて、白い息が出ちゃって出ちゃって大変でした。なるべく白い息が出ないカットを使って頂きました。透明感が出ていいかなと思うんですけどね」
7月15日には日比谷野外大音楽堂、8月10日に大阪城音楽堂でサマーライブ。どちらも野外で行われます。「初めての野外、イベントでもやったことなくて。日比谷野音は憧れの舞台で、好きなアーティストさんもたくさん出ている場所。スタッフさんに“出てみたいんですよね~”と言ったら抽選に行ってくださって。歴代の方たちが立たれたステージにやっぱり立ちたいって思いもあって、今回やらせて頂きます。今年は外で遊びましょうって感じで行こうかなと思ってます」
カップリング「MAYBLUES」は楠木さん作詞作曲!初回生産限定盤のBlu-rayには、昨年夏に開催されたツアーのファイナル、千秋楽の模様をフル収録している1stシングル『シンゲツ』。楠木ともりさんにとってどんな作品になったのでしょうか?
「『シンゲツ』という楽曲は自分の意思で願いを叶えるというのがひとつテーマになっているんですけど、まさしくこれを作る段階で願いを叶えられた1枚になったんじゃないかなと思います」