政府が後期高齢者の医療費、3割負担となる人の対象を拡大へ。前期高齢者の邦丸・内藤はどう思う?

野村邦丸アナウンサーが大将を務める「くにまる食堂」(文化放送・毎週金曜9時~13時)。9月5日(木)の最初のコーナー「ニュース一番出汁」では、パートナーで俳優の内藤剛志と、医療費の窓口負担が3割になる人の対象を拡大するというニュースについて語った。

野村邦丸アナ「今日の気になるニュースです。
政府が取り組む高齢化対策の中長期的ガイドラインの改定案で、75歳以上の後期高齢者のうち、医療費の窓口負担が3割となる人の対象範囲の拡大を検討すると明記されることがわかりました。高齢化で医療費が膨らむ中、公的医療保険制度の持続性を高めるという狙いがあって、政府内の議論が加速しそうです。
医療保険制度というのは今後維持できるかという中で、75歳以上の後期高齢者のうち、医療費の窓口負担が3割となる人の対象範囲の拡大……要するに『ある程度収入があるんだったら、3割負担をお願いできませんか?』ということを検討するということのようですが、『そりゃ困るよ!』という。これは例えばの話、自分の収入をどうやって証明するとかということもあるでしょうし、一律75歳以上の方全員が3割負担となるのか、これはちょっとまだ検討ということですね」

内藤剛志「難しいんじゃないですか? いつまで働き続けなきゃいけないのかっていうことですもんね。3割……だんだん安くなってって欲しいじゃないですか、やっぱり。払い続けてきたわけですからねえ」

邦丸「まあ、私と内藤さんに共通しているのは今のところ前期高齢者ですわね。例えばの話、お医者さんにかかって、そこで診察してもらって、治療してもらってそのあと薬局へ行ってっていう、その額がどんどん高くなってますよね。負担の割合ももちろんそうだけど、医療費にかかるお金がどんどん増えてるってことについては、これ例えば薬だったらね、ジェネリック薬品を使う、でもそれも色々問題があったんで、今なかなか生産が追い付かないとか、『このままで医療体制は大丈夫なのか?』ってところですね」

内藤「どんどんお金がかかるじゃないですか、歳を取っていくと。調子が悪いところが増えてきますから、お医者さんに行く……ま、それを控えろっていう部分もあるのかも知れませんけどね。ただ自分でいうと今のところは病気は何もないですけど、色んなものが少しずつ老化していくなっていう感じがある。その中でお金がかかり続けるなって気がするんですよね」

邦丸「身体って正直だなあって思うんだけども、どっかしらが痛くなったり違和感があったり。これが外だったり内臓だったり、何かしらが出てくるのは間違いないですよね」

内藤「僕、現場であまり座らないんですよ。現場にある椅子……いわゆるディレクターズ・チェアーと思ってください。結構低いじゃないですか、位置が。あそこから立ち上がるのが大変なんですよ。いつも立派に立っているように見えるみたいで(笑)、『座らないんですね?』っていわれるんだけど、座ると立ちにくくなるから座らないんですよ」

邦丸「ああ、膝や腰に負担がかかるんですね。そりゃわかるわ」

内藤「立ち回りのスピードが遅くなったりとか。実際に老化してるんですね。だって70歳ですよ、来年僕。まああんまり見た目が70歳っぽくないんですが、色んなところがそうなってますよ」

邦丸「昨日もある寄り合いがあって、みんなでお酒を飲みながら、出てくるのはホントに病気の話ばっかり。『レントゲン受けたら俺、白いのが写ってさあ』から今度はレントゲンの話だけで1時間ですよ(笑)」

内藤「こないだロケ先の鹿児島で、お土産の『軽羹(かるかん)』を買おうと思って、そこの店主と話してたら『内藤さん、前立腺どうですか?』っていきなり聞かれて(笑)。『何でですか?』って聞いたの。そしたら、『同い年なんです』って(笑)。まあ『大丈夫でしょう』って言うのが前提としてあります。健康そうに見えて同い年だから、『私はそうだったけど内藤さんはどうですか?』っていうことなんでしょうね。今ちょっと思い出しましたけど、そういう話ばっかりになるなって思いますね(笑)」

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「南海トラフ地震臨時情報」が発表されたら…私たちが取るべき“正しい行動”は?地震の専門家が解説

手島千尋アナウンサーがパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「防災 FRONT LINE」(毎週土曜 8:25~8:30)。今回の放送では、政府の地震調査委員会委員長で南海トラフ沿いの地震に関する評価検討会の会長でもある東京大学・平田直(ひらた・なおし)名誉教授に、昨年8月に発表された「南海トラフ地震臨時情報」について伺いました。


※写真はイメージです



皆さんは、昨年8月に「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」が出たときのことを覚えていますか? この情報が出たときに“私たちがどう受け止めたのか”という視点での調査が進んでいます。

平田名誉教授によると、8月に「南海トラフ地震臨時情報」が出た際、“「地震予知の情報」と思った人が半分以上いた。そのうえで、具体的な対策をした人は半分もいなかった”という結果が浮き彫りになったと言います。

また、水や食料の備蓄確認をおこなった人は約21%、避難場所や避難経路の確認をした人は6%でした。つまり「南海トラフ地震臨時情報」が出たときに何もしなかった人が非常に多かったということです。

平田名誉教授は、「もともと“南海トラフで地震が発生する可能性は高い”とは言っているものの、(『南海トラフ地震臨時情報』が発表されたときでも)1週間以内に南海トラフの監視領域でマグニチュード7以上の地震が起きる可能性は0.5%ぐらいと、そんなに高くはない。しかし、0.5%だから無視していいとは決して言っていなくて、普段やるべきこと、普段からの地震への備えを“再確認してください”というのが、最も重要なメッセージだったんです。それがなかなか(世の中に)通じていませんでした」と説明します。

最後に“巨大地震注意”が出た際は、下記に注意して行動しましょう。

①避難場所・避難経路の確認
②家族などとの連絡方法・待ち合わせ場所の確認
③家具の転倒防止
④水や常備薬などの備蓄の確認

<番組概要>
番組名:防災 FRONT LINE
放送日時:毎週土曜 8:25~8:30
パーソナリティ:手島千尋
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/bousai/

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