大竹まことがパーソナリティを務める「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送・月曜日~金曜日13時~15時30分)、9月11日の放送に「鰻の成瀬」創業者・山本昌弘が出演した。鰻の成瀬は2022年9月10日の1号店がオープン、現在は国内に256店舗と急拡大を見せている鰻料理店である。
大竹まこと「ようこそいらっしゃいました。お歳も伺っていいですか?」
山本昌弘「41歳です」
水谷加奈「2022年9月10日に(鰻の成瀬)1号店をオープン、きのうで2周年。おめでとうございます!」
大竹「この番組のスポンサーにもなっていただいています。ありがとうございます。さて最初のお店は2年前、どこに開いたんですか?」
山本「横浜の平沼商店街という、あまり人が歩いていない商店街の一角に出しました」
大竹「鰻屋さんを。失礼ですけどご予算はおいくらぐらいお出しになったんですか?」
山本「もろもろ合わせても300万円やそれぐらいで出店しました」
大竹「300万ぐらいで1店舗つくって、いま何店舗ですか?」
山本「(国内は)256店舗です。1年目が24店舗、2年目が232店舗つくったので、2年目は3日に2店舗出していた、という計算です」
大竹「ほぼフランチャイズですよね。フランチャイズのやり方だと、あちこちWin-Winの関係にはなかなかなりませんよね。どうしているんですか?」
山本「うちはけっこうWin-Winにしようというところで。ほかのフランチャイズさんと違うところとしては、まず『隠し事をしない』。全加盟店が一堂に入っているLINEグループがあるんです。そこでデイリーの売上を全部明かしているんですよ。1~256位まで全店売上を皆が見られる状況をつくっている。いま調子がいいのか悪いのか、というのを共有しています」
大竹「フランチャイズで出した人にもちゃんと儲けてもらうと」
山本「はい。そこは第一優先で考えているので。『やってよかった』と思ってもらう、というのは大事にしています」
大竹「(うな重を)1600円ぐらいで出していると聞きました。これが鰻のミソっぽいところで、普通のご飯を食べよう、というとき1600円は少し高いけど、鰻だと安い」
山本「うな重で、半尾が乗っているもので1600円。それがいちばん安いものです。1尾乗って2600円、とかです」
大竹「それでも安い」
水谷「本当に鰻ですよね!?」
山本「本当に鰻です」
水谷「え~っ!? なんでそんな……」
このあとは「鰻の成瀬」の価格やスピード出店の理由、山本が経営において大切にしていることなどが語られた。現在は本社を山本の出身地である滋賀県高島市に移し、地元を活性化したい思いもあるようだ。詳しくはradikoのタイムフリー機能で確認してほしい。