【西武】髙橋光成投手特別企画! 苦しいシーズンも「それをひっくるめていい経験ができた」

12月24日から1月3日までのライオンズエクスプレスでは、埼玉西武ライオンズの髙橋光成投手が一人喋りをする特別企画を放送。初回の12月24日の放送では、苦しい結果に終わった今シーズンを振り返ってもらった。
はじめに
今日はクリスマスイブということで、イルミネーションは綺麗ですね。思い出としては、実家に木とかが生えているのですが、そこに僕のおじいちゃんがいつもイルミネーションを飾ってくれて、ちょっとした名物みたいな感じになっていました。今はやっていないのですが、クリスマスのイルミネーションは僕の中ではすごく思い出深いですし、クリスマスってドキドキしますよね(笑)。クリスマスイブですから、お利口さんに寝たらサンタさんが来てくれるのではないかな……なんてね(笑)。祈りながら今日は寝たいななんて思っているのですが、皆さんもサンタさんが来るようにお利口さんで今日は早寝してもらって、サンタさんに備えてもらいたいなと思っています(笑)。
今シーズンの振り返り
振り返りたくないです……なんて冗談ですが、今年はとても苦しいシーズンでした。みんなが僕を見ていて、歯がゆい気持ちや、なかなか勝てなかったなとか、もっと貢献してくれよとかいろいろな意見はあると思いますが、僕自身はそれをひっくるめていい経験ができたなと思っています。苦しかったですが、この経験をできたのは僕しかいないですし、数年後振り返ったときに、この1年があったから成長できたなと、野球人生が終わったときに振り返ったら、こんな1年もあったなと笑い話になると思います。怪我もありましたし、1軍で投げられないままコンディション不良、結果が出ずにファームで調整したり、いろいろなことがありました。メカニックがうまく噛み合わなかったり、あとはメンタル面で試合の入り方だったり、考えも過度に捉えすぎてしまいました。ただ、低いところでこんな暗い話をしていても嫌なので……いい経験になりました。これを来年以降の僕の野球人生にしっかりと生かしていって、1年間投げ切りましたといういい報告ができる1年にしたいなと思っています。
iDeCoは改悪されるのか?エコノミスト・永濱利廣がデメリットを解説
政府与党は企業型確定拠出年金(DC)や個人型確定拠出年金(iDeCo)の一時金を受け取る際の課税を強化する。退職金よりも先に受け取る場合に、控除を縮小する期間を現在の5年未満から10年未満に延ばす。
野村邦丸アナウンサーがパーソナリティを務めるラジオ番組『くにまる食堂』(文化放送・月曜日~金曜日9〜13時)12月25日の放送は、このニュースを受けて、第一生命経済研究所首席エコノミストの永濱利廣氏が今回の改正のデメリットについて解説した。
野村邦丸(パーソナリティ)「永濱さん、そもそもiDeCoって何ですか?」
永濱利廣「これは税制優遇を受けられる積み立て型の投資です。NISAとの違いは、NISAは儲けが出た分の金融所得課税が課されないということだけでした。iDeCoは掛け金分が所得控除されるかつ、儲けの分も金融所得課税がかからない。そうなると、iDeCoのほうがいいですよね。ただ、iDeCoの最大のデメリットは何かというと、60歳にならないと引き落とせないんです」
邦丸「それが今回、変わることでデメリットって何があるんですか?」
永濱「iDeCoはこれまでは60歳からじゃないと受け取れないんです。これは、一時金で受け取ることも、年金で受け取ることもできるんですけど、一時金で受け取る場合は退職所得控除が適用されるんですね。iDeCoで1回、退職所得控除を使ってしまうと、会社から受け取る退職金をもらう時にまた退職所得控除を適用させるためには、iDeCoを受け取ってから5年以上離さないといけないんです。これまでは、5年以上離せば退職所得金控除が適用できたんですよ。今回の改正によって、それが10年になる。具体的な例でいうと、60歳以上でiDeCoで一時金を受け取りました。最近は雇用延長もあるので、65歳で退職金を受け取る人もいます。そういう人は、退職所得控除が適用できたのに、今回の案で10年になったとしたら退職所得控除は70歳にならないと適用できなくなっちゃうんです」
邦丸「なんでそうしたんでしょうね?」
永濱「意図としては、人手不足じゃないですか。もっと長く働け!ということじゃないですか」
邦丸「そういわれても、体との相談もあるからね」
永濱「こんなんじゃ、iDeCoやる人増えないですよね」