70歳のヨボヨボと80過ぎてピンピンしている人の違いに迫る本 大竹まことが紹介

お笑い芸人の大竹まことが同世代や全世代の男女に向けてお送りしているラジオ番組『大竹まことゴールデンラジオ』(文化放送・毎週月〜金曜13:00~15:30) 1月24日の放送は、潮出版社から発売中の『崑ちゃん・鎌田式 老化のスピードを緩める最強の習慣!』を著した、医師の鎌田實氏を招き、金曜パートナーの壇蜜とともに本の内容について伺った。

大竹「鎌田先生の1350冊目の本です」

鎌田(笑)

壇蜜「そのぐらい、すごい書いてますよ。今回は、大村さんとの共著ということです」

大竹「大村さんも元気でいらっしゃいます」

壇蜜「93歳ですよ!」

鎌田「そうなんですよ。17、8年前からの付き合いなんですけど、86歳ぐらいの時に彼はメタボでウエストが100cmあったんです。よく転んで、これはまずいと。それから、喜劇俳優として結構舞台に出ていたので、滑舌が悪くなってきたのを気にして、一念発起で“貯金より貯筋”っていう鎌田の本を買って運動に目覚めるんですよ。そうしたら見てください、31ページ。93歳のおっさんがバーベルを担いでる」

壇蜜「ちょっとすごい映像が出てきた。結果にコミットするやつじゃないですか?」

鎌田「次は36ページ。僕とスクワットをやったんですよ。素晴らしく美しいスクワットですよ」

壇蜜「大村さんも先生もすごいね。背筋ピーンで筋肉もあって」

鎌田「この本は、70歳ぐらいでヨボヨボになる人と、80歳を越してもピンシャカしてる人との差は何なんだろうと思って。それぞれの老化のスピードが関係してるんじゃないかということで、崑ちゃんは90歳の壁をどうやって越したか? 僕はいろんな問題を抱えていて、何をしたら70歳の壁をうまく超えたか、というのを一冊の本にしたんですよね」

大竹「最初のページには、鎌田先生も大村崑さんも結構ヨボヨボな体だったということをお書きになっています。大村さんは、若い時に肺結核で片肺を切除。大腸癌にもなっています。血圧も一時は上が140、下が90。先生との共通点は難聴で補聴器をつけています。崑ちゃんはCPAPという機械を使って無呼吸の治療を続け、鎌田さんはCPAPが体に合わなくて専用のマウスピースを装着して寝ています」

鎌田「2人とも、いびきがものすごくて、検査をしてみたら、夜間無呼吸症候群で、睡眠が深くなったりすると、1分近く呼吸が止まってることが分かったんですね」

大竹「1分? 結構長いですね」

鎌田「その後、ハァハァして必死に取り戻しているんですけど」

壇蜜「苦しくて目が覚めたりもしますからね」

鎌田「だから2人ともいろんな問題を抱えてはいるんだけど、非常に前向きで元気でいられるのは何が原因なのかということを議論したんですね」

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拉致被害者恵子さんの父、有本明弘氏の訃報に大竹まこと「日本政府はアメリカに頼まないと解決できないのか」

2月18日(火)の大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)では、「訃報 有本明弘さん(96歳) 拉致被害者である恵子さんの父」という毎日新聞の記事を取り上げた。

番組で紹介した毎日新聞の記事によると、北朝鮮による拉致被害者である有本恵子さん(行方不明時23歳)の父で、拉致被害者家族連絡会(家族会)元副代表の有本明弘(ありもと・あきひろ)さんが15日、老衰のため亡くなった。96歳だった。

そして、政府が認定する未帰国の拉致被害者の親世代で存命なのは、横田早紀江さん(89)だけとなった。

恵子さんは1982年4月、英ロンドンへ語学留学のため渡航し、翌83年7月ごろに欧州で消息を絶った。その後、88年9月に拉致被害者の石岡亨さん(行方不明時22歳)の家族に届いた手紙で、明弘さんは恵子さんが北朝鮮にいることを確信し、外務省や国会議員事務所、報道機関を訪ねるなど救出に奔走した。以上が番組で紹介した毎日新聞の記事である。

この記事を受けてフリーライタの武田砂鉄氏は、昨日行われた横田早紀江さんの会見の模様をニュースで見たが、横田さんから非常に強い落胆と、憤りのようなものを感じたと話した。

番組パートナーの小島慶子は、拉致問題は政治家のその時その時の世の中に「自分の功績」を訴えかけるための材料として取組んでいるのではないかと思うときがある。仮にそうであったとしても、拉致された人が戻ってくるのであれば、それは良いことである。ただし、この拉致問題の進展のなさを見ていると、拉致問題を政治家が自身の功績とみなしたり、また拉致問題を優先的課題にしたり後回しにしたりすることで、拉致被害者の家族はずっと振り回されてきたのだなという思いがあると述べた。

お笑い芸人の大竹まことは、横田早紀江さんがトランプ大統領に会って嘆願したという話もあったようだが、日本政府は自国のことをアメリカに頼まないと解決できないのか、アメリカに頼まなければ世界が動かないのかと、暗澹たる気持ちになると発言した。

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