「ちくわの穴」だった国会は変化していく?
2025.02.05 up
大竹まことがパーソナリティを務める「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送・月曜日~金曜日13時~15時30分)、2月5日の放送に政治アナリストの伊藤惇夫が出演。少数与党となってからの国会に関して語った。
大竹まこと 「(伊藤さんに)前回は昨年12月にご出演いただきました。そのときは石破政権のことが『残念だ』とおっしゃっています。通常国会が始まりました。自民党は少数与党ということです。どうなっていくのでしょう?」
伊藤惇夫 「国会はいま予算委員会が開かれて、本来ならば関心が集まるはずなんです。ほかの問題に皆さん、気をとられていますけど(笑)」
大竹 「ほかの問題も大きいですからね」
伊藤 「国会を見ていて、全体的に、少数与党になったからガラッと変わるんじゃないかと思ったら、いまのところそんなに変わっていないんです。ただきょうからおもしろいことがあって。省庁別予算審査というのが始まりました。これ、じつは初めてのことです」
大竹 「そうなんですか」
伊藤 「これまでの国会って僕、いつも『ちくわの穴』と言っていたんですね。ちくわって表面に焼きがついていてボコボコしているじゃないですか。穴の中はツルツルでしょう?」
大竹 「はい、はい」
伊藤 「自公で決めたら、もう通ったも同然。国会はスルッと通すだけの立場だった。それがかなり変わったわけです。省庁別の審査ということは、各省庁の予算案を見て『これは無駄じゃないか』『これはおかしい』というのを審査するんですね。ようやく国会が少し機能を発揮し始めたかな、とは思います。ただ全体的に見て、103万円の壁の問題もあるし」
大竹 「はい」
伊藤 「教育無償化の問題もある。ただみんな事前審査、事前協議なんです。予算案がまとまって国会に出てくる前に自民党、公明党と日本維新の会、自民党、公明党と国民民主の間で事前に協議をして、非常にあやふやでありながら合意事項をつくっているんですね。でもこれ、おかしな話で。いまやっている審査の中で予算の無駄や『ここはほかに付け替えたほうがいいな』、そういう話が出てきたとき、初めて『じゃあ我々の主張している政策を、ここをカットする代わりに入れてください』というのを国会でやればいい話なのに」
大竹 「うん」
伊藤 「相変わらず事前に、見えないところでやりとりしている。そういう部分が『変わりきっていないな』という印象がありますね」
大竹 「本来なら各省庁が出した予算を、それが決まる前に『この予算はどうだ、こうだ』とやりあう。今回初めてそういうことになったなら、103万円の壁やそういう問題も、予算の配分が、この中でどうできるか、という話をしなくてはいけない」
伊藤 「ここにこれだけのお金があるのなら、こういう政策をしましょう、というのを国会の場を通じて野党が主張していく。というのが、いわば理想に近いかたちだと思うんですけど、まだそこまでは行っていない、という感じですね」
カンニング竹山「真実は何なのか?」“口外一切禁止”のライブ『放送禁止』今年も開催!
2025.02.14 up
TOKYO FMをはじめとするJFN全国38局フルネットで放送中のラジオドラマ番組「NISSAN あ、安部礼司~BEYOND THE AVERAGE~」(毎週日曜17:00~17:55放送)。
2月9日(日)放送のタイトルは「バレンタインにキレる!? カンニング竹山課長登場!」。スペシャルゲストとしてお笑い芸人・カンニング竹山さん。本番組2度目の登場となる竹山さんがラジオドラマへの出演を振り返り、“キレ方のコツ”や毎年恒例のトークライブ「放送禁止」などについて語りました。
(左から)カンニング竹山さん、安部礼司(小林タカ鹿)
ごくごく普通で平均的なサラリーマンの日常を描いたラジオドラマ「NISSAN あ、安部礼司~BEYOND THE AVERAGE~」。東京・神田神保町の中堅企業「大日本ジェネラル」に勤めるサラリーマンの安部礼司が、トレンドの荒波に揉まれる姿と、それでも前向きに生きる姿を描いた勇気と成長のコメディドラマです。
「NISSAN あ、安部礼司~BEYOND THE AVERAGE~」
<今回のあらすじ>
第983回 2025年2月9日放送「バレンタインにキレる!? カンニング竹山課長登場!」
この世はまさにストレス社会。顔や声には出せないけれど、あれやこれや毎日キレそうなことも。バレンタイン直前の大日本ジェネラルでは、チョコレートを巡って社内がソワソワ。自信が持てない部下に、カンニング竹山演じる竹山課長は……。
TOKYO FMのラジオドラマ「NISSAN あ、安部礼司~BEYOND THE AVERAGE~」2月9日(日)放送より
番組のエンディングでは、竹山さんが年に1回開催しているトークライブ「カンニング竹山単独ライブ『放送禁止2025』」(2月14日(金)〜2月16日(日)@サンシャイン劇場)についての話題も。
竹山さんは「約2時間のステージで、僕がマイク1本で2時間しゃべり続けるライブです。ステージに出たあとは休憩もなし。出演者は僕だけで、1年間にどういうことがあったかを話すことからはじまります。気になったことを取材したり、研究したり、真実は何なのか?ということを語りまくる約2時間のステージです。1本の映画を観ているような感じになると思います」と解説。
「配信もDVD発売なし、全国ツアーもありません。劇場にきた人だけ。(SNSへの)書き込みなども一切禁止です!」と語ると、安部礼司は「1人で2時間ってすごいですね。体力もある。そこに来た人しか楽しめないイベントですね」と話していました。
番組では他にも、ラジオドラマに出演した感想や、竹山さんの“キレ方のコツ”などについる語る場面もありました。
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2月9日(日)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2月17日(月)AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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<番組概要>
番組名:NISSAN あ、安部礼司 ~BEYOND THE AVERAGE~
放送日時:毎週日曜 17:00~17:55
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/abe/