2月5日のライオンズエクスプレスでは、引き続き埼玉西武ライオンズの西口文也監督にインタビューした模様を放送した。外崎修汰のサードコンバートについて訊いた。
――外崎修汰をサードへコンバートするのはなぜですか?
西口「守備の負担を減らすということと、近年打撃の方も落ちてきていて、やっぱり打ってほしいという思いが強いので、そういう意味でも守備の負担を減らそうということでコンバートですね」
――二遊間そしてセカンドというのはかなり負担が大きいということですね?
西口「バックアップとか、常に走らなければいけないので」
――空いたセカンドを任せる候補は西口監督の中で今のところどなたですか?
西口「若い選手に担ってほしいと思うし、この先何年もずっと守ってもらえればいいかなと思います」
――外崎修汰がサードなら、去年サードとして63試合に出場した佐藤龍世のポジションはどうなりますか?
西口「取ればいいじゃないですか。サードを。最初に『外崎さんと一緒に試合に出たいのでライト行きます』と本人は言いましたけど、『外野では使う気はないよ』と言いました。サードかファーストか……その辺でしっかりレギュラー争いして欲しいと思います」
――外野の練習を全然してないわけですよね。
西口「それでも外野をやらしてくださいと言うのなら、『2軍でしっかり外野の練習をしてください』と言おうかなと思います。龍世もそこは本気でライトを守ろうと思ったわけではないということは言っていましたけどね」
――平良海馬を3年ぶりにリリーフとりわけクローザーに戻すことになりました。西口監督はどうやって説得したのですか?
西口「後ろは平良しかいないと思っていました。先発はある程度めどが立っていますけど、昨年のライオンズは中継ぎが弱かった部分でもあるので、そこを強化したいという意味で、まずは後ろをしっかり決めたいっていうことで平良にお願いします」
――すぐに平良は「わかりました」と言いましたか?
西口「もちろん先発をしたいという思いは強かったと思いますが、そこは僕もそうですけど、球団にもしっかり話をしてもらって、本人から了承を得て納得してもらいました」
※インタビュアー:文化放送・斉藤一美アナウンサー