「古い人間は小さいほうが…」武道館公演を開く布施明の本音に大竹まことビックリ

お笑い芸人の大竹まことが同世代や全世代の男女に向けてお送りしているラジオ番組『大竹まことゴールデンラジオ』(文化放送・毎週月〜金曜13:00~15:30) 3月17日の放送は、今年デビュー60周年となる歌手の布施明氏をゲストに招き、お話を伺った。
大竹「布施さんっていうと、いつも声を聴いてたような気がして思い出深いな、俺は。今回は武道館で?」
布施「ええ。もうね、武道館ね、本当に苦手だったんですよ」
大竹「どういうこと?」
布施「やっぱり音楽をやるために作ったものじゃないので。だから、あそこで歌ってみたり、演奏してみたりした人は感じると思うんですけども本当に…」
大竹(笑)
布施「やりにくい」
大竹「初めてなんですか?前にやってる?」
布施「番組のゲストでとか誰かのゲストでとかいうので、何回かやったことはあるんですが、その都度思いました。これはもう大変だなと」
大竹「自分でこうやって武道館でリサイタルみたいなのは初めて?」
布施「初めて。自分はなんか小さいショーケース的な物が好きなんですよ。だから、あんなライブ的なところになるとね、きっとうまく表現できないだろうなみたいな」
大竹「いやそんなご謙遜を」
布施「いやいやもう本当にそう思います」
大竹「本当にね、お笑なんかも300人以下が一番いいんだよね。自分の把握したアレってあるんだよね。イメージがね」
布施「でも最近の若い人たちはやっぱりね、ああいう広いところで、ドーンとみんなでワーっとお祭り的にやったほうがいいっていう人たちがたくさんいるんでね、あんまり言えないですけどね。僕らみたいに古い人間は(笑)どうしても小さい方がね。ホリゾント(背景の布・壁、それを照らす照明)が何しろ無いとダメみたいな」
大竹「なるほど、じゃあテレビ番組なんかの方が。一応ちゃんとホリゾントがあって歌いやすい」
布施「まあ、そうですね。歌いやすい」
大竹「今回は武道館で、パンフレットには「いざ」って書いてある。『いざ日本武道館。』へって」
布施「みんなに背中を押され、手を引っ張られ。それで、まさかこの日が当たって取れるとは思わなかったので」
大竹「そうなんですか?」
布施「もし抽選で当たったらね、なんて言ってたら本当に抽選に当たってしまって」
大竹「そんな風に取るんだ、武道館っていうのは」
布施「そうですよ。劇場もそうですよ」
大竹「オレは布施明だ!みたいな感じゃないの?」
布施「もうそんなこと全然」