田原総一朗「トランプ大統領に会って、 ロシアや中国のトップと会談すべきと助言するつもり」と主張 4/22~25『長野智子アップデート』に出演

文化放送の『長野智子アップデート』(月~金曜日 午後3時30分〜放送)では、スペシャルウィーク期間中の4月22日(火)~25日(金)の4日間にわたり、ジャーナリストの田原総一朗にインタビューしたコーナー番組『田原総一朗が「今、話すべきニュース」』を午後5時20分頃から放送する。
『長野智子アップデート』は、キャスターの長野智子がその日に起きたニュースを丁寧に振り返るとともに、最新情報をいち早くアップデートする番組。4月22日(火)~25日(金)の4日間はスペシャルウィーク特別企画として、「死ぬ瞬間までジャーナリスト」であることを誓った田原総一朗にインタビュー。先日91歳を迎えた田原に、国際情勢や日本の政治など今話題のニュースについて聞く。
22日(火)は「トランプ大統領」がテーマ。第二次世界大戦後、世界平和を維持する役割を担ってきた「パクス・アメリカーナ」の考え方を手放したトランプ大統領について、田原はこの判断を「理解はできる」と一定の評価をしつつ、「日本はアメリカとロシア、中国が戦争しないように交渉する重大な役割がある」との考えを示した。
23日(水)は「石破政権・今後の政界」がテーマ。田原は石破茂首相の人柄を「安倍一強内閣の時代に、唯一彼を批判できた男」と高く評価する一方で、自民党内では少数派に属する中で、「総理大臣になってから言いたいことが言えなくなり、立場が難しくなった」と分析。加えて、日本の政治は「これまで高度成長や対米従属といったはっきりとした道筋が見えていたが、現在はどうすべきか、誰も説明できる人はいない」とコメント。そのうえで、「日本の主体性をどこまで打ち出すかが課題になる」と示唆。田原は「私もトランプ大統領と対面し、中国やロシアのトップと会うべきだと助言するつもりだ」と主張する。
また、田原も視察した「大阪・関西万博」についてトークした24日(木)放送回は、田原が最も印象的だったという人工的に虹を作り出す宮田裕章のパビリオン「Better Co-Being」が話題に。その後も持論を展開しつつ、徳川家康が幕府を京都から江戸へ移し、それによって成功を収めた歴史などに触れていく。
最終日となる25日(金)の放送では「時代の変化」をテーマに考察。AIによる技術革新、SNSによる選挙の変化といった話題がのぼる中、田原流のAI・SNSとの付き合い方を語る。
【番組概要】
■番組名:『長野智子アップデート』
■放送日時:[月]午後3時30分~5時00分 [火~金]午後3時30分~5時35分
■パーソナリティ:長野智子
■パートナー:[月]鈴木純子(文化放送アナウンサー)[火~木]鈴木敏夫(文化放送解説委員)
■スペシャルウィークゲスト:
田原総一朗 ※4月22日(火)~25日(金)午後5時20分~5時30分頃出演・収録
大竹まこと「よくわかんない」ノーベル平和賞受賞者世界サミットを教えてもらう
お笑い芸人の大竹まことが同世代や全世代の男女に向けてお送りしているラジオ番組『大竹まことゴールデンラジオ』(文化放送・毎週月〜金曜13:00~15:30) 5月23日の放送は、ノーベル平和賞受賞者世界サミット副会長の伊東玄聖氏を招き、金曜パートナーの壇蜜とともにサミットについて伺った。
大竹「今なさってる活動は、ノーベル平和賞受賞者世界サミット。これに関係なさってるわけですね。これはもともとゴルバチョフ元大統領が立ち上げたサミットで、イタリアのローマで始まったということなんですけど、まず、どういう「会」っていうの? よくわかんないんですけど」
伊東「ノーベル平和賞受賞者世界サミットは1999年に第1回を開きまして去年で25年だったんですけれども、これまで10カ国11都市で19回のサミットを行ってまいりました。このサミットが立ち上がったきっかけは、ゴルバチョフ元大統領が1990年にノーベル平和賞を受賞されました。それまでノーベル財団は賞を授与したら、授与しっぱなし…ぱなしっていうのは、ちょっと語弊はあるんですけれども、その後のフォローアップなどはあまりされてこなかったんですね。ゴルバチョフさんは、受賞されて歴代の受賞者の方々とお話しする機会がたくさんございまして、そのときに、毎年ノーベル平和賞を受賞されてきて、世界中から平和のために一生懸命、心を賭して、全力を賭して、平和のために活動されている方がいらっしゃるのであれば、その人たちが集まって、もっと大きなムーブメントにして、もっと大きい声にして、世界を変えていけば、もっと世界が良くなるんじゃないか、という思いから発足されたものです」
壇蜜「集まって拡散していこうぜっていう」
伊東「そうなんです。大統領であったり首相であったり、国を動かせるような立場の方もいらっしゃいますけれども、草の根レベルで団結して世界を変えてノーベル平和賞を受賞されている方もいらっしゃいますし、みんなで一緒に動いていくということが一番大切だと、ゴルバチョフさんが思われて、グローバルな思想的リーダーのプラットフォームとして、サミットを維持していかなければならない、ということなんですね」
大竹「運営するにはやっぱりお金がかかると思うんですけど、その辺はどなたが?」
伊東「資金は基本的に、サミットを開催する際に共同で開催する都市との折半みたいな形にはなるんですけれども、その中でスポンサーを募っていったりという形が一番多いです。なので、例えばうちのスポンサーをしてくださっていたのが、マツダヨーロッパ。日本の車のマツダのヨーロッパです。開催地によってスポンサーは変わってくるんですけれども、そのような形です」
大竹「一番近々の活動っていうと、何がありますかね」
伊東「去年9月にメキシコのモンテレーでサミットをやりまして、その時は3日間の累計で1万5000人ぐらいの動員だったんです。ノーベル平和賞受賞者の方々も、個人が11名ぐらいですかね、ノーベル平和賞受賞団体の方々も数多く来ていただいて。2023年にはアジア統括事務所というものを京都に立ち上げたばかりなので、日本ではまだ「オギャア」の「オ」の字なんですけれども」
大竹「と、いうことはそういう民間の寄付とかを募りながら、このサミットは、世界の戦争だとか、そういう地域に対する事に声を上げていこうっていう活動なさってると考えていいんですか?」
伊東「サミット自体は、午前中にノーベル平和賞受賞者の方であったり平和活動に従事している団体の皆さんが、壇上にて世界のいろいろな問題であったり解決せねばならない事案の討議をしていただく。午後からは、学生さんたちが大体30名から100名ぐらいに分かれていただいて、ノーベル平和賞受賞者の方に質問をしたり、この問題に対してどのような解決策を自分たちは考えればいいのか、何ができるのか、そういうことを直接話せる機会を設けております。世界中から開催地を含めて、大体1000名ぐらいの学生さんたちがいらっしゃって、次世代育成のためのワークショップという形で、問題意識を持って、問題の解決策を持って、また自国に帰ってもらって、そこからまた平和に関しての活動につなげていただこうと」