立憲民主党の枝野幸男元代表、「減税派は別の党を」発言の裏側

ニュースキャスターの長野智子がパーソナリティを務める「長野智子アップデート」(文化放送・月曜日15時30分~17時、火~金曜日15時30分~17時35分)、4月24日の放送にノンフィクション作家の常井健一が出演。今月、「減税派は別の党をつくってほしい」といった発言で注目を浴びた、立憲民主党の枝野幸男元代表の現状を語った。

長野智子「きょう枝野さんをテーマに持ってきたのは、(立憲民主党の)キーマンだから、ということですか?」

常井健一「そうですね。減税の議論が今、立憲民主党でされていて。次の内閣でそれが諮られ、明日には執行委員会が開かれて野田さんが立憲としての方針を示すのでは、といわれています。そもそも立憲は過去の選挙で消費税、時限的に5%を明記していたんですね」

長野「はい」

常井「去年の衆院選には盛り込まず、代わりに『給付付き税額控除』なるものに切り替えました。説明したいと思いましたが、ややこしいんです。実施までに時間もかかるし、ネーミングが悪い。給付付き税額控除は、立憲の中でいま『やめよう』という主張がここ1週間で説得力を高めている。なぜなら、いまや給付という日本語が陳腐なんですよ」

長野「つい最近も(話題が)ありましたもんね(笑)」

常井「政府与党が、反発を受けて引っ込めた。国民は『給付』に慣れてきて、もらっても仕方ないよ、という気持ちでいるから、いまこそ『最初から取るな』というのが民意なんです。永田町の空気も変わって。自民党も野党も減税の話が高まっていると」

長野「うん」

常井「立憲についてはブレたのなんだの気にしている場合じゃなくて。とにかく給付はダメだ、という空気になっている。それがいまの状況なんですね」

長野「この間の会見で枝野さんが『減税派は出ていけ』みたいな。そこに常井さんも出席されていたんですね」

常井「はい。説明すると立憲の中の減税派と減税反対派というのがいて。賛成のツートップは江田憲司さんと小沢一郎さんです。江田さんは昨年の代表選に出ようとしたとき、食料品の消費税0を打ち出して。出なかったけれど年末から活動を活発にした。いま立憲の190人ぐらいいる国会議員のうち少なくとも4割が江田さんの勉強会に来ていると」

長野「半数近くは賛成派、と?」

常井「いまはもっと増えていると思います。反対派は現執行部の野田佳彦さん、小川淳也さんなど。そこに呉越同舟で枝野さんが乗っかっている、と。枝野さん、4月12日、地元・埼玉の講演会のタウンミーティングで爆弾発言しましたね。『減税ポピュリズムに走りたいなら別の党をつくっていただきたい』と。減税派に火をつけて党内政局になったわけです」

長野「ああ……」

常井「私がなぜいま枝野さんに注目するかというと、私って基本、組織から干されている人、大好きで。ちょっと前からじつは、枝野さんのタウンミーティングに潜り込んでいるんですよ。毎回300人が集まっている。中休みはあるんですけど2時間、立つ人がいないという、すごい講演会なんです」

常井は「(発言について)枝野さんなりの政治リアリズム。目的は仲間の排除ではない。選挙対策を意識したもの」とも語る。

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■監修者プロフィール:水森太陽(みずもり・たいよう)
占い館セレーネ代表。10代から占いの研究と実占を重ね、鑑定数は述べ25,000人以上。占いの知識は幅広く、東洋・西洋のさまざまな占術を修得しており、顧客は芸能人、経営者から研究者まで幅広いリピーターを持つ。また、占い師だけでなく、教育現場での実践経験もあり、現在は占いの幅広い知識を活かし、プロとして活躍する占い師を多数育てている。

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