【水谷加奈の劇場型恋愛体質】改めて御配慮を
文化放送メールマガジン(毎週金曜日配信)にて連載中のコラム「水谷加奈の劇場型恋愛体質」。
アナウンス部長・水谷アナが、日々の生活で感じたことを心のままに綴っていく。
―5月23日(金)配信分―
どこかのパン屋さんでこんな貼り紙が出されたそうです。
【お子様を抱っこされているお客様へお願い。お靴の位置がパン棚より高くなってしまう場合、ご配慮いただくようお願い申し上げます】
とても気を使った丁重な表現ですが……、この意味わかりますか?
ちょうどパンの上で子供の靴がブラブラしてしまうので、靴がパンに触っていなくてもなんとなく衛星的に気持ち悪い。だから気をつけてください。ということです。言われてみればそうだなと思いました。気になる人は気になるでしょう。これに対して
「わざわざ子供の靴を脱がせるのってめんどくさいんですけど……」
という意見も出ているようですが、こんなことくらいでめんどくさいなんて言うママに子育てなんてできませんよ。今後子供が成長していくともっともっとめんどくさいことがいっぱい出てくるのですから!自分がめんどくさいからパンを作った人や他のお客さんにイヤな思いをさせていいわけがありません。たまに電車などで、抱っこされている子供の靴が脇腹にあたったりすることがあります。普段着なら構いませんが、白いパンツやお気に入りのワンピースだと「げっ」と思う。足にちょこっとかぶせるような簡易のビニールカバーをかければいいだけのこと。これを機に世の中のママ達には改めて協力を呼びかけたいです。
個人的には、座っていて足を組んだ際に靴の裏を横の人に見せている男の人、イヤです。靴の裏は人に向けないでほしい。やりがちな方、改めて配慮していただけますと幸いです。