――ここまでうまくいかないと、逆に大きく変えやすいのではないでしょうか。
「いや、そんなことないですよ。この夏合宿、あるいはそれ以降の今回のアディダス記録会(ADIZERO 5k)などの記録を見たときには、速さという側面は出ているから、やっていることは決して間違えていないと思います。最近の出雲駅伝に対する青山学院の流れが非常に良くない。しかし、全日本、箱根は成功しているわけだから、抜本的なところを今のところ変えるつもりはないということですね。昔と違って、他大学がこの出雲駅伝にもしっかりと合わせてきているので、昔はそれでも勝てたけど、今はここに合わせてこないと勝てない。でも一方で、負け惜しみじゃないですが、出雲で勝ったチームが全日本、箱根と勝ち切れるかというと、なかなか難しい。我々の目標値というのは箱根にあるわけだから、そこから逆算した物語を作っている。今年も出雲は決して喜ばしい成績とはいかなかったけども、5000mの仕上がりを見ると、全日本も楽しみにしています」