“もうひとつの出雲駅伝”2組2着 國學院大學・尾熊迅斗選手(3年)「『お前は勝ってこい』と言われた」前田監督からの言葉を胸に力走

――記録会を振り返って
「去年出雲駅伝を走らせてもらって、今回は補員という形でチームのサポートに回ったんですけど、前半のトラックシーズンからあまり調子が上がっていなかったので、走れないのは必然的で、自分がやってきた積み上げの部分が影響したのかなというふうに思っています。このレースにかける思いというのは、全日本とかを考えても、チームも2位だったので、絶対に勝たないといけないという気持ちで、上級生として後輩を引っ張っていく気持ちを持ってやりました」

――今日、“もうひとつの出雲駅伝”のレース前に前田監督とお話しされましたか。
「チームが2位ということで、『お前は勝ってこい』『敵を討ってこい』と言われましたが、早稲田さんがいないので、必然的に区間賞を獲ってこいという指示でした。タイムは気にするなということで、後ろで溜めてラスト狙っていました」

―― これから全日本も控えていますが、それに向けては?
「自分の持ち味はラストのスピードなので、そのスピードを生かせる前半区間だと思うんですけど、チームを2年ぶりの優勝に導いていきたいなと思っています」

――今日の出雲駅伝では、レース中にどのようなサポートをしていましたか。
「自分は(4区の)野中(恒亨、4年)さんの付き添いをしていて、やっぱり自分の指導長でもあり、尊敬する先輩だったので、先輩がいい形でスタートラインに立てるようにサポートしました」

――1年間、出雲駅伝を走りたかったという思いもあったと思いますが?
「前半シーズンは調子が悪くて、それでもやっぱり駅伝を走りたかったので、夏合宿では自分でも去年以上の練習をやってきたつもりです。ただ、それ以上にチームのレベルが上がっている中で、そこに対応できなかった自分の弱さがあるかなと思います」

――前半シーズンが終わって、夏を越えた現在の調子はいかがですか。
「昨年よりはいい練習ができていて、調子も夏の終わりから少し崩してしまったんですけど、今は上り調子で来ているので、全日本から去年以上のコンディションで結果が出せるかなと思っています」

――学年が1つ上がって、意識の変化はありますか。
「去年は下級生で、今年は上級生ということで、変わり目の年なんですけど、来年は自分たちがチームを引っ張るという中で、今回補員に回ってしまった。ただ、同期の今日の走りに刺激を受けましたし、ここからももう少し上級生としてのプライドと責任を高めていきたいと思っています」

――改めて、今日の記録会のレースを振り返っていかがでしたか。
「最初は思ったより速く入ったんですけど、そこからペースが落ち着いて70、71秒ぐらいで回っていたので、結構リラックスして走れていました。課題は、ラスト1000mからちょっとずつペースが上がったときに身構えてしまって、ラスト600mから佐藤(蓮、中央大学4年)さんが出たときに対応できなかったことです。そこが1つの課題かなというふうに思いました」

――後ろからかなり来ましたね。
「気づかなかったので、ワンテンポ遅れてしまいました。どんなタイプのレースにも対応できる力を、ここからつけていきたいと思います」

――駅伝では、そういった対応力がより大事になりますね。
「去年はすごく緊張していたので、周りを見るようにしていました。今回は多分、そういう部分の驕りが出てしまったレースかなというふうに思うので、もう1度初心に戻って、レースプランの組み立てというところを、もう1回全日本までやっていきたいと思います」

――この時間帯の気候はいかがでしたか。
「結構暑くて、日差しが強かったです。気温は26度ぐらいだと思うんですけど、日差しは結構強く、風もあったので、レースのグラウンドコンディションに関しては、あまり良くなかったかなと思います」

――その中で意識したことは?
「自分のプラン通りではあったんですけど、後ろについて風よけを使いました。日差しと風があると、走る以上に気温などでも体力を消耗するので、そういうところで省エネで走る工夫をしました」

――駅伝シーズンの中で、トラックのタイムについて目標はありますか。
「走るとしても10000mなので、そこで27分台にアタックしたいです。同期でも、今日走った3人(浅野、鼻野木、飯國)と自分を含めて4人で、27分台を出そうという話をしているので、そこを1つの目標にしてやっていきたいと思います」

 

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