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『斉藤一美　ニュースワイドSAKIDORI!』は、平日午後3時30分から5時50分に放送しているニュースワイド番組。
2月1日（金）の番組内コーナー「世の中SAKIDORI」（17:26～36）では第160回直木賞を受賞した『宝島』の作家・真藤順丈さんをお招きして、『宝島』の執筆秘話をたっぷりお伺いしました。

今回は一部を抜粋して紹介いたします。

一美「541ページの長編小説をどうやって書き上げたのか？」
真藤「あれでもだいぶ削ったんだよね。もーっと長かったんですよ最初は。20年間の話ですから。だから泣く泣く削ったエピソードもいっぱいあるんですよね」
「実際に（沖縄について）勉強しながら書いて行って、宝島の中で出てくる沖縄へのシンクロ度みたいなものが限りなく高くなりました。その間は別の小説が書けなくなって困ったんですけど（笑）。同時進行で今まで書いてたんですけど、宝島書いてるときは宝島だけを書いてました。全力で向き合わないというところだったんで、その分しんどかったんですけど」

一美「宝島の次に読んだ方が良い真藤作品を教えてください」
真藤「宝島の結構基本になっているのは『畦と銃』（あぜとじゅう）という、農林林業畜産業を舞台にした連作集。"農林畜産ハードボイルド"と謳っているんですけど（笑）。宝島に通じるものがあって、宝島をお気に召した方はたぶん楽しんでいただけるんじゃないかと思います」

この続きはタイムフリーでご確認ください。

※該当回の聴取期間は終了しました。