ちばてつや最新作は「わからないところがない」!?『純次と直樹』

■ちばてつや18年ぶりの最新作「ひねもすのたり日記」

「あしたのジョー」や「のたり松太郎」で知られる漫画家・ちばてつやが80歳を超えた今も手掛けている作品がある。「ビッグコミック」に連載中の半生記「ひねもすのたり日記」だ。

満州から引き揚げてきた幼少時の過酷な体験や漫画との出会いから、漫画界のレジェンドたちとの交流や裏話、日常のエッセイ的な出来事までが温かいタッチで描かれている。驚くことにオールカラーだ。

■すごいのは「わからないところがない」ところ

16日に放送された高田純次と浦沢直樹の異色タッグラジオ、文化放送『純次と直樹』では、この作品を2人が大絶賛していた。

浦沢 実にいいんです! ちば先生の言いたいことがスッと入ってくるんです。
高田 絵もかわいくて親しみやすくてね。
浦沢 なんたって読みやすい。ノンストレス。なぜかというと「わからないところがない」。読んでいて「ん、どういうこと?」がないんですよ。

高田 ポンポンポン読み進めちゃうけどさ、全部カラーでこれって大変だね。
浦沢 制作風景どうなってるんだろうって。おひとりでやられている部分が多いと思うんですよ。

 

■なんともいえない表情を描く

そして2人が特に注目したのが登場人物の表情。

高田 もうね、表情が素晴らしいよね。
浦沢 さすが高田さん、いいところに気付きましたね。今の漫画って「ぬぉぅ~!! 許さん!!!みたいなハードなシーンが多いんですけど、ちば先生の作品は美味しいものを食べたときみたいな表情を描いているんです。それが見事。
高田 これだけの表情を漫画で描けるのがすごいよね。
浦沢 何とも言えない表情を描く、ってことを最初に始めた方じゃないかって思いますね。


浦沢 若い方々にも是非読んでもらいたいです!
高田 僕も本屋さんに飛んでいきます!

「ひねもすのたり日記」単行本は3巻まで発売中。

ちば作品に触れてきた人もそうでない人も、さまざまな“想い”を感じ取れるはずだ。

純次と直樹
放送局:文化放送
放送日時:毎週日曜 17時00分~17時30分
出演者:高田純次、浦沢直樹
番組ホームページ
公式Twitter

※該当回の聴取期間は終了しました。

岡村隆史「7割が志村さんなんですよ」 お笑いの教科書だった志村けんさんに感謝

4月2日(木)深夜、お笑いコンビのナインティナイン岡村隆史がパーソナリティを務めるラジオ番組「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」(ニッポン放送・毎週木曜25時~)が放送。新型コロナウイルスによる肺炎で急逝した、コメディアンの志村けんさんへ、感謝の言葉を述べた。

冒頭、「暗い感じで喋り出すと天国におられる志村さんに『そんな喋り方をするなよ』と言われそうなので普通に……と思っているんですけども」と切り出した岡村。「不謹慎かもわからないですが、志村さんと会えないという実感が全然なくて。まだお仕事ができるという感覚」と述べ、「ほとんどの方が気付かれていると思いますけど、僕がバラエティ番組でやる動きや表情は、ほぼほぼ志村さんのコピー……パクりに近いと思います」とし、岡村隆史という人間は7(割)が志村さんで構成されていると、自身の人生に多大な影響を受けたと語った。

そして、志村さんとは公私ともに親しかった間柄だったことから、「夢のような時間を過ごさせてもらった」と数々のエピソードを明かし、感謝の言葉を述べた。

「本当に、まだまだ他にも思い出したら色々と。お仕事の上でも助けて頂きましたし。ゲストで出て頂いた時も目一杯やって頂きました。

『めちゃイケ』なんかでも、『これ、ドリフやん!』っていう……。バレてるのかバレてないのは、わからないようなコントが沢山あったと思いますけど。僕らは『オマージュです』って言って、パクりなんですけどね。“もしも威勢のいい風呂屋があったら”みたいなのを、パロディーじゃないですけど、パッケージを借りてやったものもありました。全てにおいて、ありがたいというか。“こうやって笑いを取るんだ”っていう、教科書だったと本当に思います。

土曜8時に“土8戦争”と言われる、『8時だョ!全員集合』(TBS)があり、『オレたちひょうきん族』(フジテレビ)があり、この2つが教科書になっていました。その土曜8時に、我々がお笑い番組をやれたというのは、この時代のすごい番組を見て、育って、勉強できたからこそ、土曜8時をやれたんじゃないかな。

何の恥じらいもなくパクッていましたからね(笑)。何もカッコ悪いと思わずに。自分たちが見てきた笑いなんだから、それしかできないんだもん。自分たちが面白いと思ってきたことだから。オリジナルなんてないの。7割が志村さんなんですよ。本当、そうだと思う。今、めちゃイケを見たら『この顔もこの動きも、このパッケージも』って、全部がドリフに繋がっているかもしれない」

放送時間のほとんどで、志村さんとの思い出を語った岡村。初共演の思い出や、初めて飲みに行った際のエピソードなども語り、「尊敬もしてましたし、これからもずっと志村けんさんを追いかけながら、がんばっていきたいと思います。会えないっていうのは残念なんですけど、ずっと見守って頂いているという気持ちで、これからもやらせて頂こうかと思っています。本当に天国でゆっくりして頂きたいと思います。ありがとうございました」と締めくくった。

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