ラブホテルがテーマの絵本とは? 『人のセックスでご飯を食べる』作者が登場 〜1月13日「大竹まこと ゴールデンラジオ」

1月13日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)には、絵本作家・かきぬまさんが登場。かつてラブホテルで働いていた経験を描いた「人のセックスでご飯を食べる」について紹介した。

かきぬまさんは3年前、ラブホテルを題材にした絵本「人のセックスでご飯を食べる」を作成。昨年新聞記事で紹介され、多くの注目を集めた。

小島「絵本のタイトルを聞いて、『いらやしい話なのかな』『グロテスクな話ばかりなのかな』と思う人もいるかもしれないけど、すごく自信がなかったかきぬまさんが『ああ人ってみんな不完全で、私も不完全でいいんだよな』と思うるようになったって話なんですよね」
大竹「どういう風に不完全だったんですか?」
かきぬま「人と自分を比べがちで。見た目とか性格を比べて、落ち込んで、人と目を合わせられないみたいな性格だったんです。『自分は不完全だ』っていう思い込みが強すぎるというか」

ラブホテルの仕事は、人と目を合わさない仕事だった。
大学終わりに働けて、接客も不要。かきぬまさんは「全部そろっていて、これしかないと思って」と語る。

かきぬま「ラブホテルの仕事を通して、誰にでも隠している部分や見せられない面があると知って。普段は人の表の面しか見られていないので、そういうことを知れたのは良かったなと思いました」

業務はハードで、汗水たらす体育会系。
同年代のスタッフも多かったが、似たようなタイプが多いためか、付き合いに苦労は少なかったそう。

小島「使い終わった個室の片付けを、15分でしなくちゃいけないんですよね」
大竹「普通のアルバイトだったら、見るのは人の表面だけで、そういう裏面は見ないよね。しかも色々な人が来るし」

作中で特に掘り下げられていたのは、客室のお風呂の使い方。

かきぬま「お風呂にろうそくが垂れていると、掃除が難しいんですよ。浴槽を傷つけちゃいけないし、削って取れるものでもないし。シールを剥がすようにちょっとずつペロペロ掃除します」

他にもベッドパネルにコンドームが貼り付けてあったり、凄まじい量のローションが消費された形跡があったり……数々のエピソードが明かされた。

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1.17を前に神戸の街の場所に刻まれた記憶を辿る「BE KOBE ~この街の記憶~」

「Whole Earth Station, FM COCOLO」 が、“Whole Earth”と“SDGs”の視点から、さまざまなトピックを取り上げていく日曜の1時間プログラム 『Whole Earth RADIO』。(毎週日曜日 17:00~18:00)
グローバルもローカルも、歴史上の存在や出来事から、地元で、世界で現在進行形の取り組みまで“SDGs”や“Whole Earth”の視点から紹介しています。

1月16日(日)の放送は、阪神・淡路大震災が起こった1月17日を前に、神戸の街の、場所に刻まれた記憶を辿る1時間。開港、戦争、発展、震災を経て、映像作品のロケ地としても名高い神戸。“BE KOBE”の精神とともに、未来へ歩み続ける多様な人々の営みにフォーカスします。

1995年、“Communication, Cooperation, Love”の意味を込めて開局したFM COCOLO。同年1月17日に発生した阪神・淡路大震災の経験から、多様な文化と言語を持つローカル・コミュニティの情報インフラとして、外国語放送を含む広域ラジオのニーズが高まったことが背景にありました。それから27年、FM COCOLOがルーツに立ち返ってお送りするのは、「神戸」の街と人々が語り継ぎたい景色をアーカイブする特集。震災を経験していない世代が増えその記憶が薄れつつあるとも言われる中、さまざまな出来事のあった場所の持つ意味を継承することによって、今その地に立ちそこからの景色を見る人たちに、何かを共有できるのではないか、そんな思いでお送りするラジオ・プログラムです。

昨年に引き続きゲストに迎えるのは、かつて神戸市広報官として「BE KOBE」のプロジェクトを率い、現在では神戸での映像撮影を誘致するフィルムオフィスの代表を務める、松下麻理さん。震災直後の体験や復興の歩みをこの街と共にし、いまは魅力的な神戸の景色を日本全国や全世界に発信しています。そんな松下さんと、神戸っ子DJのmemeが、街を巡り歩きながらたっぷりと語り合います。

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