「たとえ」は伝える時代から調べる時代に!? 「わからない」ではもったいない!

7月6日の「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」(文化放送)は「伝わらないたとえ」を特集した。世代ではない、詳しくない、など「伝わらない」の種類も様々。出演者たちはどういった比喩に普段から触れているのか。

西川あやの「おふたりはわからなかった、伝わらなかった、あるいは『使っている』たとえなどありますか?」

大島育宙「僕は芸人さんのトークライブなんかでマジメな雰囲気になったとき『大学のゼミみたいですね』と言ったら『大学行ってへんからゼミとかわからん』『大学たとえ、すな』みたいにツッコまれて。単位が……と言おうものなら『大学のことわからへん!』みたいに拒絶されることがあります」

西川「確かに行かないとわからないですもんね」

大島「そんなにゼミがなかったので僕も『知ったか』で使っている比喩ではあるんです。わからない側の人はすごく拒絶するというか、『わかんねえよ!』とツッコんでくる。それはそれで盛り上がるんですが」

永井玲衣「私は最近、友達が水泳を始めたんです。より速く泳ぐためにどうすればいいか検索したら『バタ足はうちわのように動かしてください』とあって。『これってなんだと思う?』と聞かれて『うちわのように、ってそれはこちらのさじ加減では?』と。ゆっくり扇ぐときもあれば、酢飯を冷ますときみたいにバタバタと使うときもあるじゃないですか。体の動きを説明するときってたとえが多用されるけど、全然わからないっていう(笑)」

大島「うちわは根元をパタパタさせた結果、先端が動く。足の先端には力を入れないよ、っていう意味じゃないですか?」

永井「めちゃくちゃ頭いい……!」

西川「確かにうちわって、柄の部分を少し動かすだけでバタバタとできますもんね。たとえの通訳、すごく上手いじゃないですか!」

大島「そう。だから知らないものもたとえに使える(笑)。思い出しましたけど、料理を作るときの『耳たぶぐらいの柔らかさ』とか『東京ドーム何個分』とか、永遠にツッコまれている伝わらないたとえですね」

西川「人肌ぐらいの温かさ、とか」

大島「人によって違うよ、冬の爪先、冷たいよ、っていう」

わからないたとえを多く聞くであろう若者世代に永井や大島がこう提案する。

永井「たとえって共通の体験みたいなものをもとにしていて。いま令和になってそういう体験もどんどん減ってきている。たとえも絶滅しつつあるんですけど、『保護する』みたいな観点で向き合うのもいいかもしれませんね」

大島「たとえがわからなかったとき、僕ら(90年代前半生まれ)より若い世代って『わかんないっすよ』『おじさんたとえヤだ!』と否定しがちですけど、昔の文化を学ぶためのきっかけにするとか。百人一首なんかを勉強するときに『こういう前提があって……』という古典知識がおもしろかったじゃないですか」

西川「背景を知るという」

大島「上の世代のカルチャーを知る入り口として、比喩っていいんじゃないかと思いますね」

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12星座別恋愛★恋の悪い癖「射手座(いて座)」のあなたは「飽きっぽい」!?

ラジオ発のエンタメニュース&コラム「TOKYO FM+」がお届けする「12星座別×恋愛コラム」。TOKYO FM+では、2024年の運勢、今日の運勢、今週の運勢、今月の運勢、心理テストなどを配信中です。この記事では12星座別の恋愛傾向などを解説しています。

恋人のことは大好きなのに、なんだかうまくいかない、しっくりこない。そんなふうに悩んだことはありませんか? その原因は、あなたの悪い癖が出ているのかもしれません。12星座別に恋の悪い癖をみていきましょう。
(監修者:東京・池袋占い館セレーネ所属 小林みなみさん)





■射手座(いて座)……飽きっぽい
射手座は、常に新しくて刺激的なことを求める傾向が強いタイプです。そのため、恋人関係になってもマンネリになるのが早く、新しい出会いを探しに行きたくなるようです。その原因は、飽きっぽさにあります。腰を据えてじっくり相手と向きってみて。まだ気づいていない新しい発見があるはずです。

■監修者プロフィール:小林みなみ(こばやし・みなみ)
編集・ライター。出版社、大手占いコンテンツ会社勤務を経て、フリーランスに。会社員時代に占いに初めてふれ、その世界にはまる。現在は、雑誌・Webで占い記事をメインに執筆している。

■協力:東京・池袋占い館セレーネ
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