大竹まこと「やっぱり酷いなと戦争は」戦後77年、戦火の記憶継承も困難に。

8月15日放送の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)では、パーソナリティでタレントの大竹まことが、第二次世界大戦の終戦から77年を迎え、戦火の記憶継承が年々困難になっていることを取り上げた。

大竹は「昨日NHKの沖縄戦で取り残された戦争孤児の話をやっていたのだけども、やっぱり酷いなと戦争は。両親が亡くなった子供たちは収容所に集められるわけだよね、そんなに良い栄養状態じゃ無くて、みんな肋が浮き上がるほど栄養失調なのは見ただけでわかると。ちっちゃな手のひらの半分以下のおにぎりを朝と晩に食べさせてもらっただけだったと。そんな状況の中でどんどん子供が死んでいくんだけど、それを袋に詰めて穴に放り込んでいたと…」とテレビ番組で語り部が語っていた内容に触れ、「やっぱ(語り部が減ると)そういう二次被害みたいなものがどんどん聞こえなくなってきてしまうね」とコメント。

最後に「ウクライナでもね、状態の違いはあれど子供たちだとか、(避難している)人たちは製鉄所の地下に何ヶ月もいてっていう話も伝わってきているね」と現在のウクライナ情勢にも触れ、「これ(戦争を)止めないことにはもう現場の悲劇が広がっていくことは明白なんでね、そこはとっても気がかりです」と締めた。

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