若者のクルマ離れ。理由は金銭面だけでなく……?

12月12日「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」(文化放送)、特集コーナーは「運転免許」をテーマに語り合った。運転免許の所有率はここ20年で650万人も減少していると言われる。その原因はなんなのだろうか?

西川あやの「クルマの免許を持っている人が減っている理由を分析していきましょう。『金銭的に負担がかかる』という点が、やはり挙げられるんですね」

山内マリコ「若者の○○離れは全部それですよ」

西川「そう、経済的な話ですね。税金、駐車場代、購入費、車検費用。維持費がかかることをデメリットと感じる人が多い」

重藤暁「そうですねえ」

山内「あと東京の駐車場代って、地方だったら一軒家を借りられる金額なんです。4万円とか普通にするじゃないですか。(地方によっては)『一戸建てを借りられるじゃないか』と考えたら、とてもじゃないけど……」

西川「月4万円あったら、タクシーを使えばほぼ(個人的に)移動できる」

山内「カーシェアリングを一時期使っていて、積極的にクルマに乗ろうとはしていたんですが、近所のカーシェアリングがなくなっちゃって。それからは運転しなくなりました。自転車かバスか。こまめな移動はタクシーで。タクシーは高いと思っちゃうんですけど、クルマのことを考えれば安いなと。安全だし」

重藤「山内さんの世代はクルマでドライブするというのは憧れます?それはもっと上の世代ですか?」

山内「父も母も1台ずつ所有していて、生活に使っていたので、クルマに対する『ドライブ!』といった憧れってあまりなくて。必需品として、みんなクルマ買っているし、免許持っているし。贅沢品という感覚は決してない」

西川「重藤さんはドライブへの憧れ、あります?」

重藤「ないんです。もし僕と同じように(同世代に)『ドライブ憧れ』がないのだと考えたら、確かに『クルマ離れ』というのと繋がるなって」

山内「ドライブに憧れている世代の方は、憧れるようなコンテンツが多かったんじゃないですか? ドラマとかでも石田純一さんが平たいクルマで乗りつけてくる、みたいな」

重藤「平たい(笑)。開け方が分からない扉の……」

西川「屋根が開くとか」

山内「そういうのが格好いいカルチャーの時代だったから、憧れがあったのかなって」

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