第99回箱根駅伝。総合18位となった立教大学、上野裕一郎監督の復路後インタビューです。
Q.監督としての箱根、どういう印象だったか?
A.あっという間だったかなという感想です。
Q.復路に関しては?
A.復路に関しては上位層と戦える、シード権前後では絶対戦える力はあったという布陣を後半組んでいたので前半の出遅れが痛かったかなと思います。
Q.タスキがつながったということに関しては?
A.タスキがつながらないということは考えていなかった。後半服部が終わった時点からは自信というか山本、中山、安藤自体は練習で力もつけてきていたのでそこに渡った時点で繰り上げはないなと思っていたんですけど、前半の15分の出遅れがものすごい響いてしまったのかなと。出たことで良かったと思うチームだったらいいんですけど転換していかないといけない、力差は前と23分あるので。難しく考えると優勝まであと23分かかるのでそれを埋めるにはどういうことをしていったらいいんだろうというところですね。
Q.その中で箱根の経験がある中山君が好走したというのは来年につながるのでは?
A.後半の5キロを良い形で入ってそこから3分ペースで、という形が多かったんですけどやはり前半突っ込んだ分だけ後半の足がない、きつくなってしまい耐えられないっていうのが復路に関しては明確になったので、それに耐えれる足づくりとスタミナ養成っていうのを一年かけてしていかないといけないかなと思いました。前半に関しては力があるにもかかわらず上手く走れなかった、なんでだろうっていうところをしっかり本人たちに考えさせる。力があるから次も選ばれていつも通り走るという形ではまた18番、19番、20番あたりを行き来するんだろうなと改めて思いました。強いやつが強さを自覚しない、そういうチームになってしまったら終わりですのでダメだったものはダメなりに対処してこの後につなげていく。それが出来ないまま来年ここの舞台には立てない。本番弱いやつは使う意味がないので厳しく。今年は優しくホンワカっていうだけ、出て良かったねという雰囲気に覆われていましたけどもうそれは終わりましたので、この閉会式終わって明日からは当たり前に出ないといけない大学、上に行かないといけない大学という意識をしっかり持たせた状態で来年はこの舞台に立ちたいなと思います。立ってなかったらそこで終わりの大学だと思っています。これは僕が頑張るのではなくて必死にやっていく学生たちがやらないとどうにもならない世界なので。舞台を作ってあげるっていうのが監督の仕事だと思いますし、どの監督もそうだと思っている。
Q.今後の選手との接し方や指導法は?
A.指導方法は変えないです。私も走りつつやるというのは変えませんし、それを変えたからといって学生が速くなったら僕だって走るのやめますし、そんなことは絶対ないと思いますけど。体動いているんだったら同じようなことをしても別に変える必要はないと思うんですよ。見たい練習はしっかり周りから見て、大丈夫そうなときは体動かしつつ見て、そういうことをやれる時まではやっていたいなというというところです。僕の指導スタイルは全然変わらないですし、彼らに対する対応っていうのは一切変えるつもりはありませんけど、やはり意識の持ち方っていう部分は箱根駅伝でみんな大きく変わってくれたのではないかなと。この後帰ってミーティングやって引継ぎが行われますけど、そこでどういう気持ちで次の学年がやるかで大きく変わっていくのかなと。ただ単に自分たちだけ気合入ってもダメですし、それが下に下に伝わっていかないと。結局崩れる時は下から崩れていくので。4年生はそれを今防いでいる、何とかしようと。出来ない、走れないもの、今自分が一番やれてないものがちゃんと足りないといけないんだっていうのを4年生はやってくれている。3年生はそれを受け継いでしっかりやってくれればこの舞台に帰ってこれるのかなと思います。