GENERATIONS佐野玲於 映画「ハナレイ・ベイ」の撮影現場を振り返る

GENERATIONS、佐野玲於がパーソナリティを務める「佐野玲於の水曜CultureZ」(文化放送)。1月25日の放送には佐野が出演した映画『ハナレイ・ベイ』の監督である松永大司がゲストで登場した。

 

番組前半、2月10日の公開となる松永監督の最新映画『エゴイスト』について掘り下げた佐野は、『ハナレイ・ベイ』の撮影当時を振り返り、現場での裏話を語った。

 

佐野 「監督って演出するというよりかは、語りかけられるっていうか。でもそれも魔法のような形で、自然であって。なんで自分がああいう姿を出せたのか今思ってもちょっと分からないくらいリアルでドキュメンタリーなんですけど」

 

松永 「もちろん役者さんと一緒にやるのも楽しいですけど、自分の好み的に、玲於が言ったようにその人が持っているものを引き出したいタイプなのでまず役者である前に人としてこの役をやる要素を持っているのかどうかっていうのがとても大きくて。なのでハナレイベイの役を演じてもらいたいというのがあったときに”できる”と思ったんだよね雰囲気的に。それでクランクインする前に玲於と二人でご飯食べて、玲於のことを色々聞いたり僕のことも話をしたりして。その中で、みんなの前で演出の言葉をかけるというよりかは、近くに行って玲於にだけしか聞こえないように話をするっていうやり方で、その人にしか届かない言葉をかけていく。そのために玲於のことを知りたいし、今回(の映画)だったら鈴木亮平、宮沢氷魚、阿川佐和子のことを知りたいってことで言葉をかけていって、よーいスタートってなったときに前に進んでもらう感じですね」

 

佐野 「思い出しますね。僕は僕で監督と部屋の隅とか、島の隅とか行って話して。(吉田)羊さんの方行ったなと思ったら羊さんのところにずっと。こう、遠くから見えるわけですよ、監督が羊さんの耳元で何か言ってる姿が。独特な現場といえば独特な現場なのかもしれないですけど、なんかそこで起こっていることが、僕からしたらドラマを撮ってるとか、映画を撮ってるとかそういう世界観じゃないんですよねもはや。もう人との会話、真剣な会話がその中で行われているっていうそういうのも含めてすごいドキュメンタリー。対人関係がその中でちゃんと行われているっていうか、それがちゃんと作品になっている。だからドキュメンタリーなんじゃなのかなって思う」

 

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