長野雪崩事故「楽しくてもリスク取らないで」自然相手のスポーツに警鐘

1月30日の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)では、月曜コメンテーターで経済評論家の上念司さんと番組パーソナリティーの寺島尚正アナウンサーが、冬の観光地で起きる事故について意見を交わした。

知らないところに行くときはガイドがいないと危ない

29日午後2時半頃、長野県 小谷おたり 村の北アルプス白馬乗鞍岳天狗原の東側斜面で、「スキーをしている人が雪崩に巻き込まれたかもしれない」と県警大町署に通報があった。同署によると、整備されていない雪山を滑るバックカントリースキーをしていた5人が、雪崩に巻き込まれたとみられる。このうち男性2人が意識不明で、現場に取り残されている。

「こういう事故が起きております。」(寺島アナ)

「多分お上手な方だったとは思うんですけど、やっぱり知らないところに行くときは、ガイドさんがいないと危ないですね。私は世界各国でシーカヤックをやっていますが、国内では必ずガイドさんに付いてもらいますし、海外では「この縄から外出ちゃだめと」というところは出ないで、しかもシットオンカヤックという観光用のカヤックを使っています。無理して外に行くとサメがいたり、コケたらリーフ(サンゴ礁)で怪我をしたりするので、そういうリスクは取らないほうがいいですよね。」(上念氏)

長野県内では28日にも、野沢温泉スキー場近くの山林で雪崩が発生し、管理区域外の雪山をスノーボードで滑っていた38歳の男性が行方不明となった。また、同スキー場では同日、立ち入り禁止区域の山林で52歳の男性が雪に埋もれて見つかり、死亡が確認された。群馬県みなかみ町でも29日、谷川岳・田尻尾根付近で雪崩が起き、スノーボードをしていた46歳の男性が巻き込まれ、死亡が確認された。

「スポーツ自体は楽しくて達成感や満足感があるかもしれないですが、やっぱりルールをしっかり守らないといけませんね。」(寺島アナ)

「自然は下手すると死にますからね。是非気をつけてくださいみなさん。」(上念氏)

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