白石晴香「私にとっての誇り」最終回『こむちゃっとカウントダウン』への想いを語る!

文化放送で毎週土曜午後11時から放送しているラジオ番組
『A&Gメディアステーション こむちゃっとカウントダウン』。
3月25日、最終回の「こむちゃ」は白石晴香さん一人でお送りしました。

2019年4月、「こむちゃ」のパーソナリティになったばかりの頃は酸欠になって途中から手がしびれるほど緊張していた白石さん。そんな白石さんに入野自由さんからサプライズ・メッセージが!
「お嬢、ラジオの前のみなさん、こむちゃっちゃー!入野自由です。しっかりもので、喋りもうまくて、チャーミングで、やさしさに溢れ勉強家!ラジオパーソナリティに必要なスキルをすべて兼ね備えたお嬢!君は素晴らしい!また一緒におしゃべりしてね。ラストもお嬢らしく、ステキに楽しいこむちゃを!きょうも聞いてるよ!ありがとう!こむちゃっとカウントダウン!これからも大好きです!」

20年半、番組を支えてくれたこむちゃリスナーからもたくさんのメッセージを頂きました。「こむちゃを通じてたくさんの曲に出会えた」「ラジオを聞くきっかけがこむちゃでした!」「こむちゃフェスが印象深いです!」「宮野真守さんと白石さんのバトル!」「友達から教えてもらって聞き始めました」「こむちゃを聞いてきた日々を忘れません」「たくさんのこむちゃミュージックに出会うことが出来ました」「受験の時にお世話になりました」

最終回ということで、通常の「こむちゃーと」の発表だけでなく、「こむちゃ年間チャート・歴代ナンバーワンソング」をオンエア。番組宛にリクエストを送ってくださったみなさん、本当にありがとうございました!

そして4年間、「こむちゃ」のパーソナリティを担当した白石晴香さんはエンディングで感極まりながら番組への想いを話してくれました。
「はじめはあたふた、右も左も分からないという感じだったんですが、そんな私がラジオを好きになれたのは、一緒にこむちゃを作ってきてくださったリスナーさん、スタッフさん、20年間番組を大切にしてこられた櫻井さんがいたからだと思っています。あんなに緊張しながら向かっていたのに、いまでは週1の軸になっていて、毎回本当に楽しかったですし、こむちゃパーソナリティというのは私にとっての誇りでした。いままで本当に本当にありがとうございました!」

★こむちゃ年間チャート・歴代ナンバーワンソング★

≪2003年≫
OVA「.hack//Liminality Vol.3」オープニングテーマ
See-Saw「君がいた物語」

≪2004年≫
TVアニメ「十兵衛ちゃん2 ~シベリア柳生の逆襲~」エンディングテーマ
堀江由衣「心晴れて 夜も明けて」

≪2005年≫
TVアニメ「ダカーポ・セカンドシーズン」オープニングテーマ
yozuca*「サクライロノキセツ」

≪2006年≫
TVアニメ「いぬかみっ!」オープニングテーマ
堀江由衣「ヒカリ」

≪2007年≫
TVアニメ「魔法少女リリカルなのは StrikerS」第2期オープニングテーマ
水樹奈々「MASSIVE WONDERS」

≪2008年≫
「仮面ライダー電王」オープニングテーマ
モモタロス、ウラタロス、キンタロス、リュウタロス「Climax Jump DEN-LINER form」

≪2009年≫
TVアニメ「WHITE ALBUM」オープニングテーマ
水樹奈々「深愛」

≪2010年≫
TVアニメ「けいおん!!」エンディングテーマ
放課後ティータイム「NO , Thank You!」

≪2011年≫
櫻井孝宏・井口裕香「Party-Life!!」

≪2012年≫
映画「魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A’s」主題歌
水樹奈々「BRIGHT STREAM」

≪2013年≫
TVアニメ「進撃の巨人」オープニングテーマ
Linked Horizon「紅蓮の弓矢」

≪2014年≫
TVアニメ「のうりん」オープニングテーマ
田村ゆかり「秘密の扉から会いにきて」

≪2015年≫
TVアニメ「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」オープニングテーマ
井口裕香「Hey World」

≪2016年≫
TVアニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」オープニング主題歌
Aqours「青空Jumping Heart」

≪2017年≫
TVアニメ「戦姫絶唱シンフォギアAXZ」オープニングテーマ
水樹奈々「TESTAMENT」

≪2018年≫
田村ゆかり「恋は天使のチャイムから」

≪2019年≫
TVアニメ「戦姫絶唱シンフォギアXV」オープニングテーマ
水樹奈々「METANOIA」

≪2020年≫
「劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!」イメージソング
ワルキューレ「未来はオンナのためにある」

≪2021年≫
TVアニメ「現実主義勇者の王国再建記」オープニングテーマ
水瀬いのり「HELLO HORIZON」

≪2022年≫
TVアニメ「であいもん」オープニングテーマ
坂本真綾「菫」

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気づかれにくい「ロービジョン」。「お困りですか?」より答えやすい聞き方がある?

3月29日「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」(文化放送)、新体制3日目は哲学研究者の永井玲衣、ノンフィクションライターの石戸諭、西川あやのの3人でお届け。特集コーナーのテーマは「ロービジョン」だった。

西川あやの「視界にモヤがかかったような状態、見える範囲が狭い……。まったく見えないわけではないけど日常生活に不自由な視覚障害があるロービジョン。現在日本では140万人ほどの人がロービジョン者と言われています。しかし外見からはわかりづらく、会社に報告すると職を失うかもしれない、と声を上げられない人も少なくないそうなんです」

永井玲衣「うん」

西川「きょうは自身もロービジョンである、文化放送の白石仁司プロデューサーにお話を聞きながら、私たちにできることを考えてまいります。白石さんは1991年、私と永井さんが生まれた年の入社で、大先輩なんです。私もすごくお世話になっています! ロービジョンであることを会社に伝えたのは最近なんですか?」

白石仁司「自分でロービジョンに入ったと思ったのが去年、ちょうど1年ぐらい前なんです。ただ、もともとすごく目は悪かったので、かなり前から会社には、目の病気であることは明かしていました。去年から日常生活、勤務にも支障が出てくるようになったので、そのタイミングで会社にも伝えました」

西川「ロービジョンについて伺いたいんですが、昔は『弱視』と呼ばれていた人たちのことなんですか?」

白石「まったくイコールではないと思うんですね。いろいろと定義があるので僕の口からハッキリとはお伝えしづらいんですが……。弱視という言葉があまり使われなくなって、それも含めてロービジョンという言い方がされているようです」

白石さんは自身の症状や、ロービジョンに伴うエピソードも詳しく語った。階段は端が黄色くマークされ、手すりがあることも手伝って「意外とわかりやすい」という。その一方、飲食店でQRコードを読み込む注文がしづらいなど、日常で苦労は多い。人から気づかれにくいことも悩みの要因であるようだ。

西川「周りが気づけないというのが怖いですね。周りの人ができることってあるんですか?」

白石「難しいと思うので、こちらから言っていくしかない。きょう(3月29日)特番もやるんですけど、そういう人がいるとわかってもらえれば。困っていそうな人を見て『もしかしてそうなんじゃないか』とよぎってもらえると、少しずつ変わるのかなって」

永井「人それぞれなんだ、というのが大事だと思っていて。こちら側も少し知識をつけたとき、こういう人はこうなんだ、みたいに気をつけて、変にマニュアル化してしまうとニーズとズレてしまうんだな、と」

白石「まさにそれで。『わかるよ』『俺もそうだ』となるんじゃなくて、『わかりたい』と思っていただくことがいちばんです。これは目に限らずですが」

永井「『お困りですか?』という声かけが、お話をしやすいですか?」

白石「人それぞれだと思いますけど……。よく障害者の方が言われるのが、人間、『お困りですか?』と聞かれると『大丈夫です』と答えてしまう。だからもっと具体的に、外れてもいいので『道どっちですか?』と。それなら『道じゃなくてランチするところを探しているんです』と言える。より具体的に聞いてもらえると答えやすい、というのは、取材する中でいろんな方が言っています」

石戸諭「それはいいヒントですね!」

白石さんがプロデューサーを務める特番「知っていますか?ロービジョン~0と1の間 Vol.2」は3月29日、午後7時から放送。そちらもぜひチェックしてほしい。

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