Heart FMを設立、ジェイムス・ヘイブンス登場。苦情が来るからやりがいもある!?

5月26日の「おとなりさん」(文化放送)、午前9時台『教えて!全国☆ラジオスター』のコーナーにジェイムス・ヘイブンスさんが登場した。ジェイムスさんは昨年3月まで愛知県のZIP-FMの番組に長年出演を続け、人気を博した。その後は愛知県を拠点とするインターネットラジオ局・Heart FMを立ち上げ、番組にも出演している。国籍はアメリカであり、父親がアメリカ人、母親が日本人なのだという。

山根良顕「日本語を達者に使われるじゃないですか。日本育ちなんですか?」

ジェイムス・ヘイブンス「行ったり来たりしているんです。もちろん英語もしゃべれますし。時事ネタとかに自分の意見を言う番組が多く、日本人じゃ『よう言えない』ようなことを武器にしているところも、かなりあります(笑)」

山根「さっきも朝(Heart FM『MORNING BEAT』)、ちょこっと聴いていたけど、いきなりニュース的なことからしゃべってね」

坂口愛美「ズバズバ切り込んでいらっしゃいましたね」

ジェイムス「ニュースって尽きないじゃないですか。ネタに困ることはまずない。テレビもラジオもコンプライアンスで……結構ぬるい放送が多い。人間って本音トークが好きだし、僕の発言は僕が全責任をとるので、見解を述べて『聴いていてスッキリする』『スカッとした』『ふむふむ』と思う人もいれば、『それはないんじゃないか』『自分はそう思わない』という反対意見もある」

山根「まあそうですね」

ジェイムス「ZIP-FMにいたころなんか、支持率もトップだったけど苦情の数も1番だったんですよ(笑)。でも聴いているから苦情が来るのであって、クレーマーも大事なリスナーさん。クレーマーが来ない番組でなく、人をかき立てるような、反応がある放送もやりがいあるじゃないですか」

山根「ピストン(西沢)さんもそんな感じのこと言っていたね。反応がないと、っていうか」

坂口「批判があってなんぼだというね」

山根「局の人に怒られることもありました?」

ジェイムス「ZIP-FMではよく怒られましたよ。いまは逆に誰も怒ってくれないから、野放し状態です(笑)」

山根「ヤバいじゃないですか(笑)」

ジェイムス「中年52歳。誰か僕を叱ってほしい!」

山根「叱られたい、ね(笑)」

番組ではジェイムスさんがHeart FMを立ち上げようと思ったきっかけや、開局に至るまでの様々な苦労なども語られた。

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「マイナ」トラブル続発 「反対運動が起きないと、甘くなる」辛坊治郎が苦言

キャスターの辛坊治郎が6月6日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。マイナンバーカードの運用を巡り、マイナ保険証に他人の情報をひも付けたり、公的給付金の受取口座で別人口座を誤登録したりするトラブルが頻発している問題について、「反対運動が起きないと、甘くなる」と苦言を呈した。

マイナンバーカード

政府のデジタル社会推進会議は6日、マイナンバーカードに記載する情報の刷新など今後取り組む施策を示した重点計画の改定案をまとめた。2026年中にもプライバシーに配慮した内容に見直す方針だ。

辛坊)初期不良にしてはトラブルが多過ぎます。

かつて、住民基本台帳ネットワークを導入する際には、ものすごい反対運動が起きました。このため、運用する側は住基ネットのスタートにあたっては、細心の注意を払わざるを得なくなりました。しかしながら、結局は何の役にも立たないシステムができてしまいました。

一方、マイナンバーカードに関しては、住基ネットとは違い、反対運動はほとんど起きませんでした。そして、ふと気づいたら運用が始まっていました。住基ネットの際には、少しでもミスをするといけないと思うから、みんなが必死になって対応したわけですが、マイナンバーカードは政府も拍子抜けするくらい、トントン拍子で進んでしまいました。やはり、反対運動が起きず順調に行き過ぎると、運用に従事する人たちの姿勢がどうしても甘くなるということですね。

マイナンバー制度のスタートにあたっては、当時の甘利明社会保障・税一体改革担当相が替え歌で浮かれたように制度をアピールしたり、カード取得を促すテレビCMなども頻繁に流されたりしました。そうしたことが功を奏したかどうか分かりませんが、制度は順調にスタートしました。そんな緩い風潮が今、さまざまな形のトラブルとなって噴き出しているのだと思います。

それにしても、マイナンバーはそもそも持ち歩くことを前提にしていなかったはずではないでしょうか。それが今や運転免許や健康保険証代わりに使うことになっています。システム構築そのものの方向性が変わってきていますね。「何だ、これ?」という感じです。

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