又吉克樹投手が語る、浮かれている感が一切ない首位・ホークスの強さ

シーズン中にもホークス選手に話を聞きたい!その強い思いから始まった、RKBラジオホークス応援団長のよしもと芸人・とらんじっとあらたがお送りする「ホークス、週刊実は…」。月ごとにホークス選手といろんな話をRKBラジオ「ホークスイニング0」で毎週木曜日に放送している。7月は、沖縄県出身で背番号14、又吉克樹投手に迫る。4日の放送では、今シーズンのホークスの強さに迫った。
負けても負け越さない、ホークスの力強さ

又吉克樹投手(以下、又吉):ソフトバンクホークスの又吉克樹です、よろしくお願いします!
とらんじっと・あらた(以下、あらた)よろしくお願いいたします。又吉選手が年末に引き続き、来てくれました!
又吉:久々ですね、全然誘ってくれないし~!
あらた:ちょっと待ってくださいよ~!以前、僕がお仕事で中継の方行っていたら、又吉選手の方から、今どこにいるの?ということで、あのとき本当すみませんでした。
又吉:4年に1回なんでね~(笑)
あらた:ちょっと待って、俺、オリンピック感覚なんすか!?
又吉:それぐらいの感覚ですね(笑)
あらた:年末に引き続き、改めてラジオのイメージどうですか?
又吉:普通に歩いているときにこの前ラジオで聞きましたとか言われますね。意外と声とのギャップありますね、と言われました。だからそういう意味でもなんか、新鮮な感じはしましたけどね。
あらた:本日一発目はですね今シーズンここまで首位を独走している状態でございますけども、改めてここまでのチーム状況いかがですか。
又吉:強いなと思いますね。負けても負け越さない強さがあります。交流戦もそうですけど、何点取っていても、連勝していても浮かれている感が一切ないので、そりゃ強いよなとは思いますね。
あらた:心が引き締まっているところっていうのは、何が要因で、誰が生み出しているところなんでしょうか?
又吉:やっぱ監督さんじゃないですかね…でもコーチもあると思います。1日の一喜一憂してない感じは伝わるので、勝っても負けても「はい次」っていう感じの雰囲気作りっていうのが、ものすごいあって、それを選手たちも感じ取っている気がします。
あらた:ちなみに、又吉さんのここまでの2、3ヶ月の振り返りとしてはいかがでしょう。
又吉:悪くはないけど…っていうとこが結構あったんですけど、そういう意味では2イニング行ったのも2回ありましたし。でもその中で、やっぱり中継ぎのレベルが高いので、自分の中では焦りもありながらも、しっかり結果を残さないといけないなっていうのは感じています。
ポーカーフェイスの裏側「一塁線超えたら無でありたい」

あらた:マウンド上でのルーティンというか、心を整える。いつもポーカーフェイスに見えるんです。裏側よく笑ってらっしゃるイメージですけども、そこの切り替えってのはどうやってつけているんですか?
又吉:白線あるじゃないですか。「一塁線を越えたら全て無でありたい」っていうのがありますね。そこまでどう入ろうとかどういうふうに投げようとか、めちゃくちゃ不安もあるんですけど、そこ(一塁線)を超えたらもうそういうのは全部消せるようにしっかり準備をしたいなと思っていますし、ある意味、最後に切り替えるスイッチなのかなと思いますけどね。
あらた:なるほど…!今シーズンは打線が注目されて入りましたが、どの解説者の方も、ピッチャー陣えげつないなとおっしゃっていますが、ピッチャー陣のまとめ役、ベテランとしてはいかがですか?
又吉:いや~レベル高いですよ。3点台前後ぐらいですけど、一番下なのでピッチャーの足を引っ張っているなと思いますもんね。
あらた:リーダーシップをキャンプでの取材でも、又吉さんがとっているなと思ってたんですけども、そこら辺はいかがですか。
又吉:でも今の若い中継ぎの選手たちは、自分たちで自分の立場を確立しているんで、あーだこーだこういうことはないですね。やっちゃいけないこととかをやった時は、1回ミーティングで話に上がった後に、もう一回直接言うようにしていますけどね。僕はそういうことをしてもらっていたので、そういうのはしてあげたいなと思いますし、その一言で、次のプレーがアウトになれば、ものすごく良いことだと思うのでね。
交流戦で古巣・中日と対戦するも…

あらた:最後に一つだけ…古巣・中日との対戦ありましたが、いかがでしたか?
又吉:一緒にプレーした選手がいないっていう…(笑)だから、点を取られた試合、全員知らない人やん!ってなりましたね。
あらた:じゃあ、元チームメイトと試合したというよりは、本当に違うチームと試合したという感じですね(笑)
又吉:ユニフォームも変わっていますし…。1年目、交流戦で行ったときは、まだみんな知っていたんで「投げて~な~」ってありましたけどね。だから、大島さんが出てきた時、やっと出てきた!と思ったら、長谷川がいるんで長谷川に代わって…
あらた:意外な感想です!でも確かにそうですね。
又吉:加藤だけかな?なんかあんまりドラゴンズだって感じではなく…だから、逆に新しいドラゴンズなんだなっていうのは感じましたね。
あらた:まだまだドラゴンズも、日本シリーズ狙える場所にいますので、日本シリーズの対決もあると思います。そのとき意気込み、一言いいですか?
又吉:しっかりそこまで生き残って、交流戦の時とはやっぱり違うな、仕上げてきたなって思われるようにしたいと思います。まずは対ホークスの中で、ピッチャー陣の中で勝ち残れるよう頑張りたいなと思います。
あらた:力強いお言葉ありがとうございます!
ということで、又吉選手との本音トークで盛り上がった。今週のウィークリープレゼントは、東浜巨投手 通算1000投球回達成記念 キーホルダー&巾着 3名様に、マンスリープレゼントは又吉選手のサイン付き、今年のピンクフルデーユニフォームを1名様に!
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※放送情報は変更となる場合があります。