財津和夫、姫野達也からステージ上で泣かない秘策を初めて明かされる
TULIP・財津和夫が、ウィットに富んだトークをお届けしているRKBラジオ『財津和夫 虹の向こう側』。10月の放送では、TULIPのメンバー・姫野達也を番組にお招きして、財津&姫野の腐れ縁(?) の尽きない話を4週連続でお送りします。今回10月6日の放送では、50周年記念ツアーの裏話などをお話しします。
RKBラジオでは、姫野が先輩格
番組スタートの挨拶の直後、「今日は珍しくゲストをお迎えしております」と下田アナの改まった声の後、ゲストの姫野達也が登場です。珍しいどころか、2021年4月の番組開始以来はレギュラー出演していた時期があります。
姫野「そうなんですね、もう10年ちょっと前ぐらいになりますかね。佐田玲子さんと一緒に、番組をやらせて頂いていました」
2008年4月から2年と少しの間、『佐田玲子・姫野達也の風に吹かれて』をRKBラジオで制作&放送していました。
下田「ラジオではどんなお話をされていたんですか」
姫野「いや、別に特に無いです…雑談ですね…後は、そうですね、僕が好きだった洋楽を紹介したりとか、そんな感じです」
「特に無いです」のところで下田アナが爆笑したり、財津の「無いだろうね!」のイジリ声が挟まったり。
このような楽しいワイガヤ話を、今月は4週にわたってお届けします。
ステージ上で涙をこらえる裏技
番組では、radikoニュースやRKBのホームページで姫野達也のゲスト予告をしたところ、たくさんのメール・お便りを頂きました。そのうちのほんの一部となりますが、何通かを紹介しつつ、二人から質問に答えて貰いましょう。
○『50周年記念ツアーについて、財津さんは(番組内で)清々しい気持ちとおっしゃっていましたが、姫野さんはいかがですか?』
姫野「その通り清々しい気持ちもそうですけども、何か今までのことがずっと頭の中をよぎりまして。何かやり遂げたかな、みたいなこと。それと、ほっとした。そんな感じですかね」
財津「最終日、珍しく涙ぐんでなかった?」
姫野「やっぱり、グッときますよ」
財津「最終日、もうこれで終わると思うと(僕は)清々しくなってきたけど、メンバーはウルウルしている。人それぞれだと思いましたね」
姫野「僕は、常にライブは平常心で臨もうと思っていて。感情が自分の中で盛り上ってしまうと、どうしても泣いたりする、そうしたらもうライブはやれないじゃないですか」
財津「そういう時、どうやって気持ちを制御するの?」
姫野「ステージで後ろ向くときあるでしょ。その時に、ドラムの人を見たりとか、深呼吸する」
財津「そういう事か。あれは、『乗って行こうぜ』って合図しているのかと思ってた」
姫野「それもありますけど、クールダウンしてました」
財津「そうなの、それは初めて聞いた」
財津が泣かない方法は、以前番組の中でも言っていたように「嫌な事を思い出すと涙がすっと引いていく」という事でした。人それぞれのやり方があるようです。
○『50周年記念ツアーの中でも、二人の噛み合わないやり取りが名物になっていましたが、これは楽屋で打ち合わせしていたのでしょうか?』
財津「噛み合わないのを打ち合わせしてやるとしたら、相当訓練いるよね(苦笑)…生ギターコーナーは自由に話そうねって言っていて、具体的な話は何もしない、放し飼いです。それで、もうあのコーナーで何度失敗した事か…僕の計画と全く違う方向に話が行くんですよ。僕が何か面白いこと言って最後にオチを言おう、このオチが決まれば大爆笑だ、と思って落ちようとしたら、姫野がぱっと喋り始めた事が本当に何度あったか。それでオチが言えないんですよ」
姫野「いや、あの…そういう事もありました」
下田「お二人がコンビを組んだとしたら」
姫野「僕がボケでしょうね」
財津「自分で言うぐらいだから、相当自覚あるんですよ」
10月12日からは、全国各地で開催予定の「財津和生コンサート2024with姫野達也~忘れられない歌を」が控えていますが、次回10月13日の放送でも、チューリップの結成52年を振り返ってお話しいただきます。通常通り18時15分(午後6時15分)からの予定です。
- 財津和夫 虹の向こう側
- 放送局:RKBラジオ
- 放送日時:毎週日曜 18時15分~18時30分
- 出演者:財津和夫、下田文代
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番組ホームページ
※該当回の聴取期間は終了しました。