財津和夫、団塊の世代向けの老人テーマパークを提言する
TULIP・財津和夫が、時には自分の好きな食べ物を披露するRKBラジオ『財津和夫 虹の向こう側』。2月9日の放送では、冬料理の定番・鍋の食材への蘊蓄を述べ、お腹の空く話(?) で盛り上がったり、同じ団塊の世代に向けて少しオチャラケなメッセージを送ったりします。
鍋なら何でも
立春は過ぎましたが、その直後から今シーズン最大の寒波が日本列島を襲来しています。
今回は、寒い時になぜか恋しくなる鍋料理について。
財津「鍋は温かくなりますからね。最近、年のせいか体が温まらないんです。鍋は嬉しいです」
下田「何鍋が好きですか」
財津「なんでもOK」
下田「具材は何が良いですか?例えば豚肉、牛肉、鶏がいいのか、それとも魚」
財津「高価な具材が好き。誰だってそうでしょ」
下田「そうとも限らないのでは?」
高い食材の代表格のひとつ、カニについて。
財津「カニ鍋も食べたいけど、なかなか入手困難。美味しいものを探そうとすると高いでしょ。日本海側の方に行ったりしてカニ鍋食べるとよさそうな感じ」
下田「日本酒と一緒にね」
続いてはご当地福岡の鍋について。
財津「僕が福岡にいた時にモツ鍋ってなかったような気がするんだよね。53年前」
下田「ブームになったのは、おそらく昭和の終わりから平成に入るくらいですか。一般的に広くチェーン店などで展開されるっていうのは、ここ20、30年の事ですか」
実際には、今や老舗と言われる店が昔からそれなりに存在していたのですが、下田アナの言う通り大ブームになったのはバブル以降の話です。
財津「もう全国区になりました」
下田「ですよね、今はもう大人気。モツ鍋を召し上がることは?」
財津「最近はないですね。東京で1、2度食べました。またもつ鍋食べたいです」
お次はしゃぶしゃぶ。
財津「しゃぶしゃぶ、高そう」
下田「豚しゃぶだったらお安くできます」
財津の逆質問から、下田アナの好きな鍋についても一言。
下田「しゃぶしゃぶ好きですよ。ちゃんこ鍋も好き。海鮮よりも牛か豚か鶏が良いです」
財津「鶏は出汁が出ますもんね、美味しい。水炊きは昔からありますからね。東京の赤坂にも博多水炊きの店がありましたけど、そこでは食べた事が無かった」
財津「鍋は何でも良いです。最後にスープを飲むのが最高。おじやにしたり、うどんを入れたり」
その後も、締めに日本蕎麦を入れる是非、鴨鍋、納豆鍋など話は尽きません。冬に限らず、鍋物は二人にとってもかかせない料理のようです。
今日の一曲は、財津和夫『ストーヴ』。1998年(平成10年)にシングルCDとして発売されました。曲紹介の時に、「この曲を作った時は、石炭ストーブのイメージです」と本人からコメントがありました。確かにそんなふうに聞こえるから不思議&流石です。
団塊の世代のテーマパーク
昭和の日本映画、そして昭和の情景や感情を表す言葉が好き、というお便りを頂きました。
財津「今はネット時代だから、情報が飛び交っていて、そのスピードに合わせて言葉を短くするでしょう。嫌いではないんですけど、新しく短くされた言葉は分からないんです。『ネトフリ』でも、一瞬わからないときがありました」
下田「確かに。『ネットフリックス』が『ネトフリ』ですね」
財津「お便りを送って頂いた方(ペンネーム:団塊の星子さん)、なかなかいいペンネームですね。団塊の世代ももうみんな年取っちゃった」
下田「2025年には5人に1人が75歳以上(後期高齢者)になります」
財津「どうします。日本を老人中心の社会にした方がいいんじゃないですか。ディズニーランドも老人ランドって名前に変えて、老人はみんなでそこに遊びに行けるようにして。ミッキーも老人の格好して」
下田「杖ついて頂いたりして」
1928年生まれですから、今年で97歳です。でも、シンボルキャラクターは永遠に歳を取りませぬ。
次回2月16日の放送は、通常通り18時15分(午後6時15分)からの予定です。
TULIPファンの絆などについてお話しします。
- 財津和夫 虹の向こう側
- 放送局:RKBラジオ
- 放送日時:毎週日曜 18時15分~18時30分
- 出演者:財津和夫、下田文代
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※該当回の聴取期間は終了しました。