道を譲ってもらってお礼に手を挙げるのは品がない!?リスナーアンケートの結果は…

渋滞中の車列に割り込ませてもらう、交差点で対向車に先に右折するよう促される…。運転中に道を譲ってもらう場面で、どんなふうに「ありがとう」の気持ちを伝えればよいのか?同乗者に「女性が手を挙げるのは品がない」と指摘されたタレント・山口玲香が、出演しているRKBラジオ『Toi toi toi』でもやもやした心情を吐露した。

山口玲香

山口玲香(以下、山口):車を運転していると、道を譲ったり譲られたりってあるじゃないですか。そういうときにやっぱりお礼を言いたいわけですよ。なので、私はちょっと会釈をしながら、フロントガラス越しでも相手に分かるように、片手をちょっと挙げるアクションをしながら通るんです。でもあるとき、同乗者の女性から「女性で片手をひょいっと挙げる人がいるけど、品がないよね」って言われて、気まずい雰囲気になりました。道を譲ってもらったときのお礼の仕方はどうするのが正解なんだろう?

宮脇憲一(以下、宮脇):私もロンドンで取材に行ったとき、横断歩道を渡ろうとしたら止まってくれた車があって「ありがとうございます」という気持ちでひょいと片手挙げたんです。そうしたら、同行していたディレクターから「それは世界的に見ると、感謝を示すアクションではないからやめときなさい」って言われたことがありました。確かに手を挙げられた方も、いい気分かどうかっていうと、難しいですよね。

山口:まったくリアクションをしなかったら「チッ」て思うことありません?ちゃんとお礼のアクションしてほしいなって思ったりもするじゃないですか。会釈だとフロントガラスに反射して見えなかったりしません?

宮脇:私は車線を譲ってもらったらハザードランプを点滅させますね。お礼のリアクションが全くないと、なんだか寂しい気持ちになる。

山口:運転しているときって、やっぱりイライラすると良くないじゃないですか。穏やかな気持ちで、時間にゆとりを持って運転したいわけですよ。譲り合いの気持ちってすごい大事だと思うんです。

宮脇:あと、お礼の気持ちでクラクション鳴らす人って、譲ったこっちはびっくりするからやめてほしいんですよね。入ってくるときに「プッ」てやって手をあげられると「いやちょっと待って」って。

山口:クラクションは確かにドキッとしますね。周りの車もびっくりしちゃいますからね。

宮脇:話を戻すと、やっぱり手を挙げるのは男の人だろうと女の人だろうと、その仕草で「ありがとう」は、ちょっとどうなのかなって思います。

山口:私も今後は、会釈だけにする方がいいですか?

宮脇:玲香さんが会釈でニコッと笑うと相手は嬉しいと思いますよ。

山口:じゃあ、これから1人で車に乗っているときはマスクを外すようにしておくね。

 

なお、番組ではこのトークの後、Twitterで「道を譲ってもらった時、どうしてる?」という4択のアンケート調査を実施した。結果は①会釈(44.4%)②手を挙げる(31.5%)③ハザードランプ(22.2%)④何もしない(1.9%)という順位だったが、「会釈したあとハザードランプ」など、複数のリアクションを組み合わせているとコメントしてくるリスナーも多かった。

Toi toi toi
放送局:RKBラジオ
放送日時:毎週月曜~木曜 9時00分~13時00分
出演者:宮脇憲一、山口玲香
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※放送情報は変更となる場合があります。

江原啓之「親以上にお前を愛する人はいない」「人を大事にしながら生きていきなさい」

スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。
今回の放送では、リスナーから届いたさまざまな相談に、江原がアドバイスを送りました。

江原啓之



<リスナーからのメッセージ >
私の父は、私が15歳のときに50歳で亡くなりました。膵臓がんでした。見つかったときには末期でしたが、僅かな可能性にかけ手術を受けました。その甲斐なく、発見から半年であの世へと旅立ちました。最期のほうは食べることもままならず、氷を口に含んで気を紛らわせていたようです。

看取りのときには、私の手を握り「頑張れよ」と声をかけてくれました。亡くなった直後に父の足をふと見ると、骨と皮だけになっていました。こんなになるまで懸命に生きてくれたのかと、つらい日々を考えると哀しくもありましたが、そんな父が誇らしく感じました。

最期に私にかけてくれた「頑張れよ」の言葉と父が最後まで見せてくれた生きる姿は、私の生きる励みになっています。今は緩和ケアも発達していると聞きますので、どんな病になったとしても、痛みを緩和しながら、私が最期まで生き抜く姿を見せることが、家族や関わる人の励みになると父から教えていただいたと感じています。

<江原からの回答>
江原:私も相談者さんと同じく、15歳のときに母を亡くしているんです。がんでしたから、すごくよく分かります。本当に最期は食べることもままならずで、お水だけ……という状態でしたので、骨と皮だけになってしまってね。一度、先生が「お家に帰らせてあげてください」と言ってくださったことがあったのですが、今でも忘れないのは母をおぶったときの軽さ。段差があるところや階段は私がおぶったのですが、軽くてね。もう骨と皮だったから。私はそこで、すごく悲しかったのですが、でも今思えば、母は息子におんぶされて幸せだったろうなと思います。

奥迫:そう思います。私も母親の立場ですので、子どもにおんぶしてもらうって、どんなに幸せだろうと思います。子どもからしても、そのときのお母さんの軽さというのを、一生忘れないですよね。

江原:忘れない。本当、一生忘れない。

奥迫:私も、14歳のときに父が他界しました。そのときってすごく感情豊かじゃないですか。それが一生の自分の糧となるという、そんな気がしますね。私の父の場合は急死だったので、最期の言葉はなかったんですよ。

江原:それじゃあ、相談者さんがお父さまから「頑張れよ」と言ってもらえたのは、幸せですね。

奥迫:本当にそうですよ。

江原:私は本にも書いているように、「親以上にお前を愛する人はいない」と思います。だから、そう思って、「人を大事にしながら生きていきなさいよ」と伝えています。親になると分かるのは、やっぱり親は何があっても子どもを一番に愛するということ。甘いだ何だと言われても、それでも愛してあげるのが親だと思うんです。そういう意味では、生き様を見せるということ、それが一番うれしい、ありがたいことですよね。いいお話をありがとうございました。


江原啓之、奥迫協子



●江原啓之 今夜の格言
「すべては“愛”です」


<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/oto/

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