財津和夫、贈られて好きなものは「愛」と答える

TULIP・財津和夫が、時にはオチャラケながらその後すぐ真面目に話しだしたりする『グランドメゾン プレゼンツ 財津和夫 虹の向こう側』。今回は、財津と武田アナのプレゼントに関する思いが窺えることに。

いよいよ7月まで

TULUPの50周年ツアーは冬の間小休止していたが、今月末再開される。まずは7月のラストまで完走してくださいね、というリスナーのメッセージに「(以前の放送で)『続くよ、最後じゃないよ』と言いましたけど・・・TULIPのツアーはこれが最後で、(そのあとは)ソロコンサートやら、ひょっとしたら80歳になったメンバーが集まって一日やってみようか、みたい事はあるかもしれないな。そんな予定でございます」と穏やかに今後の展望を含めて語る財津。
各地で「ラストステージ」を心待ちにしているファンのためにも、4か月(15週)を切る期間で残り18ステージというハードなスケジュールを無事乗り切って欲しい。ツアーに参加されたリスナーの皆さん、また是非とも感想を番組までお寄せください。

あなたは「金の延べ棒」と「愛」どちらを選ぶ?

リスナーからの「プレゼントを貰うことと渡すことどちらが好きですか」という質問にふたりが答える。

武田アナは、渡す方が好き。理由は、相手がどっちの色がより好きだろうとか、どうしたら喜んでくれるのかを想像している時間が楽しいから。相手が嫌いなものを渡さずに済むよう、周りの人に聞いて徹底的に調べるのが武田流のようだ。
財津は、貰う方が好き。お金か金の延べ棒、と間髪入れずに答える。本音を語る番組です、と財津が常々言うものの、これは茶目っ気たっぷりの回答。失笑の武田アナから、他にないですか、と促されると財津が一転して「愛かな。愛は本当に大切ですよ。愛はいろんなものに形を変えてやって来る。だから『あ、これって愛じゃないのかな』と見抜かなきゃいけない。武田さんが渡したプレゼントの中にもおそらく愛がいっぱい詰まっている。貰った人はそれを『あ、愛だな』と思って受け止めているんじゃないですか。そう思うと、渡すことがさらにうれしくなりますよね」と真面目トークに。「受け取るときにも、これは愛だなって思わないといけないですね」と武田アナも今度は納得のようだ。

今日の一曲は、財津和夫「切手のないおくりもの」。1977年(昭和52年)に発表され、翌1978年はNHKのみんなのうたで放送。大きな反響を呼び、財津自身も何度かリメイクし、また多くの歌手によるカバーバージョンが競作されている、ある意味異色の財津作品である。

次回の放送3月26日も、通常通り18時15分(午後6時15分)から。
「大丈夫」という言葉が持つ不思議な力についてお話しします。

グランドメゾン プレゼンツ 財津和夫 虹の向こう側
放送局:RKBラジオ
放送日時:毎週日曜 18時15分~18時30分
出演者:財津和夫、武田伊央
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※該当回の聴取期間は終了しました。

デビュー35周年! ジュンスカ宮田和弥「デビューした頃の気持ちをまた…」新曲『そばにいるから』制作裏話

アーティストの坂本美雨がお届けするTOKYO FMのラジオ番組「坂本美雨のディアフレンズ」(毎週月曜~木曜11:00~11:30)。今回の放送は、ロックバンド・JUN SKY WALKER(S)の宮田和弥さんがゲストに登場。メジャーデビュー35周年記念シングル「そばにいるから」の制作エピソードについて語ってくれました。

坂本美雨、宮田和弥さん



今年5月21日に、メジャーデビュー35周年を迎えたJUN SKY WALKER(S)(以下、ジュンスカ)。1988年5月21日、レコードレーベル「TOY'S FACTORY(トイズファクトリー)」よりミニアルバム『全部このままで』でメジャーデビュー。 翌年には日本武道館でライブをおこない、当時、デビューから武道館までの史上最短記録となりました。カリスマ的人気を誇りつつも1997年に解散。2007年に期間限定で再結成し、2012年からは完全復活! デビュー35周年となるアニバーサリー・イヤーに、ニューシングル「そばにいるから」を6月10日(土)にCDリリースします(※先行配信中)。


◆レーベル社長が35周年シングルをプロデュース!?

坂本:JUN SKY WALKER(S)は5月21日でメジャーデビュー35周年ということで、おめでとうございます!

宮田:ありがとうございます。

坂本:大事な年ですね。お会いしていない間に(元メンバーの)寺岡呼人さんが卒業され、今は3人体制(宮田さん(Vo)、森純太さん(Gt)、小林雅之さん(Dr))になりました。

宮田:そうなんですよ。今は、ROCK'N'ROLL GYPSIESのベース・市川勝也くんが(参加してくれています)。(ドラムの)小林雅之が、ジュンスカとは別にPOTSHOTというバンドをやっていて、(市川勝也くんは)そこのベーシストでもあるんですよ。非常にリズム隊の気が合うということで、今はサポートしてくれています。

坂本:新生ジュンスカということですね。今回、メモリアルイヤーの大事なメッセージが詰まっている新曲「そばにいるから」は、ファンの方々に捧げた曲なのでしょうか?

宮田:はい。歌というか心というか、魂はそばにいるからと。自分的には親の立場でもあるので、子どもに向けてっていう部分もあります。あとは、自分と親との関係であったりとか。

坂本:そうですよね。

宮田:ファンの存在はもちろん大きいのですが、歌詞には自分の日常も織り交ぜています。なので、今回は「そばにいるから」というタイトルになりました。

坂本:ストレートですね。

宮田:そうですね。実は、JUN SKY WALKER(S)は、「TOY'S FACTORY」というレーベルの第1弾アーティストなんですよ。35年前、TOY'S FACTORYとジュンスカが一緒にレーベルを立ち上げたんです。その後、筋肉少女隊、Mr.Children、ゆず、BUMP OF CHICKENといった、そうそうたるメンバーがいるレコード会社になりました。今回、社長である稲葉(貢一)さんにディレクションとプロデュースをしてもらいました。

坂本:どうしてそういうお話になったのでしょうか?

宮田:35周年はジュンスカもですが、TOY'S FACTORYもなんですよね。「お互い35周年だし、何かやってみよう!」と去年、話が盛り上がったんです。歌詞も稲葉さんといろいろディスカッションして何度も直しました。「そばにいるから」のメロディーは、もともとバラードだったんです。ジュンスカの「歩いていこう」とか「全部このままで」といった8ビートの早いパンクっぽい曲と、「白いクリスマス」とか「声がなくなるまで」といったバラードの曲、それから今までやったことのないぶっ飛んだ曲の3本柱でいこうって話が去年からあったんです。

そのときの「そばにいるから」はスローで、「白いクリスマス」とか「声がなくなるまで」みたいな感じで(ジュンスカのリーダーでギターの)森純太がメロディーを書いてきたんです。そして、僕が「そばにいるから」という言葉を入れながらサビを作っていったんですけど、稲葉さんから「最初バラードで始まるけど、テンポを上げたらいいんじゃない?」と。

ジュンスカには「すてきな夜空」とか「明日が来なくても」という曲があるのですが、それがスローから速くなるナンバーなんですね。稲葉さんのプロデュースの感覚が混ざって、非常に良い曲ができました。

坂本:途中でリズムが入ってきてテンポが上がるのは、私のジュンスカのイメージでは王道です。稲葉さんとそこまでコミュニケーションを取られて作ったんですね。

宮田:そうですね。久しぶりに人に言われて歌詞を直しましたね。この年になると誰も言ってくれないし、言われても100倍ぐらいで返しますからね。

坂本:(笑)。

宮田:人の話を聞かなくなってくるでしょう? だけど、稲葉さんだからなのか、22歳のデビューした頃の気持ちをまた(取り戻した)。あとは、僕のコントロールの仕方も稲葉さんはわかっていると思うから。決して怒らない人なんですよ。うまく導いてもらえて、いい曲
ができたなと思いますね。

宮田和弥さん



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6月10日(土)に東京・日比谷公園大音楽堂(日比谷野音)にて、JUN SKY WALKER(S)のメジャーデビュー35周年記念ライブ「「35th Anniversary Live」を開催します。詳細は公式Webサイトまで。

次回6月12日(月)~15日(木)の放送も、スペシャルゲストをお迎えしてお届けします。お楽しみに!

<番組概要>
番組名:坂本美雨のディアフレンズ
放送エリア:TOKYO FMをはじめとするJFN全国38局ネット
放送日時:毎週月曜~木曜11:00~11:30
パーソナリティ:坂本美雨
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/dear/

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