音楽プロデューサー・松尾潔が空前のブーム「ChatGPT」を使ってみた

音楽プロデューサー・松尾潔氏

空前のブームとなっているChatGPT。インターネット社会で最大の衝撃ともいわれている。RKBラジオ『田畑竜介 Grooooow Up』でコメンテーターを務める、音楽プロデューサーの松尾潔さんが、実際に使用してみた感想を交えながら、考察を披露した。

卒業生がChatGPTで答辞作成

ChatGPTっていう人工知能サービスをご存知ですか? 簡単に説明すると、人工的に文章やテキストを作ってくれるソフトで、GPTのGは言葉を作る意味のGenerativeの頭文字、PはPretrained、つまり事前に学習しているという、要は賢い文章作成ソフトだと考えていいでしょう。

このソフトは、テスラやTwitterのオーナーとして知られるスーパースター経営者、イーロン・マスク氏も設立に参加していたOpenAIという会社が開発しました。

ChatGPTはちょっと前から話題になっていましたが、今月新しくできた第四世代のソフトが劇的に優秀で、こんなエピソードがありました。先日開かれた沖縄・琉球大学の卒業式で大学院の卒業生代表として、中国人留学生が答辞を読み上げました。その中で、この答辞はChatGPTを使って作ったことを明かしました。

「外国人である自分が日本語の文章を書こうとしたら数日かかる。でも、これをわずか数分間で書き上げることができたんですよ」と種明かしをしたんです。これ自体がまるで修士論文のような形になっているんですよね。

ChatGPTはカンニング?

この第四世代のChatGPTが開発される前から、アメリカをはじめとするいろんな国の、例えば小説コンテストで、このChatGPTを使ったものがあまりに増えたために、コンテスト自体をやめようという動きも起きています。

世界中でChatGPTにどう対応するかが一つの問題になっています。台湾ではAIを使って論文とか書いたらカンニングと同じとみなすという学校も現れました。

ChatGPTを使ってみた

ChatGPTを使ったことがない方にとっては、何の話だろう? と思われるかもしれないので、実際にこんなことをやってみました。

今、福岡市を舞台にした桐野夏生さんの「真珠とダイヤモンド」という小説が出たばかりです。これはバブル絶頂期の1986年に、福岡市の証券会社に同期入社した女性2人、男性1人を中心とする群像劇なんですけど、この設定をChatGPTに入れてみました。

つまり、桐野夏生さんが考えた物語の設定を、ChatGPTならどんな小説にしてくれるかと思って。ChatGPTに問いかける形で、僕はこういう文章を入れてみました。

「バブル絶頂期の1986年、福岡市の証券会社に同期入社した女性2名、男性1名を中心とする群像劇を展開してほしい」

10秒ぐらい待ったら、こんな文章ができあがってきました。

「了解です。以下は、架空の作品として、あなたのリクエストに沿ったプロットの例です。

タイトル:バブルブルー

舞台は1986年、福岡市の証券会社。同期入社した女性2名(吉田美和、中村由紀)、男性1名(山田健太)は、熾烈な競争と闘いながら、次々と業績目標を達成していく。やがて、彼らは同僚や上司たちとの人間関係に悩まされることになる。

美和は、周囲からは「マドンナ」と呼ばれるほどの美貌とスタイルを持つが、その裏には厳しい過去があった。由紀は、大学卒業後、実家のクリーニング店を手伝っていたが、自分の才能を試したくて証券会社に入社した。健太は、学生時代にスポーツ推薦で大学に入学し、卒業後は証券会社に入社したが、身体能力を生かすことができないストレスから、やがて酒に溺れるようになる。

彼らの周りには、上司や同僚たちのプライドや野心、権力争いが絡み合い、次第に不穏な空気が漂ってくる。そして、バブル景気が絶頂を迎える中、証券会社には巨額の投資が集まり、それに便乗しようとする者たちも現れる。

やがて、美和、由紀、健太たちは、それぞれの夢や欲望と向き合い、葛藤しながらも、自分たちの未来を切り開いていく。しかし、バブル崩壊の影が忍び寄り、彼らが築いたものは一瞬で崩れ去ってしまう。

「バブルブルー」は、バブル景気の崩壊を背景に、若者たちが抱える青春の葛藤や成長を描いた群像劇です。」

読んでいるうちに、こういう小説があるような気がしちゃうんですよね。これ、世の中をどんどん変えていくんじゃないかと思いました。インターネットができて以来、最大の発明じゃないでしょうか。テキストを作ることは、ハードルが高いとされていたんですが、本当に驚きです。

音楽の世界でも…

ChatGPTとは違うものですが、音楽業界でもすでにAIを使っています。例えばデモテープを作るとき。仮歌といって、プロが歌う前の仮のボーカルを入れるんですが、それを歌ってもらう人を探すことが一苦労だったんです。大抵、プロ志望の若者に、薄謝を支払って歌ってもらうんですが、今はボーカロイドが全部やってくれます。

5年ほど前からはボーカロイドよりも精度が高いシンセサイザーVが使われていますが、この最新バージョンは聞いていて、人が歌っているとしか思えない。ある程度の細かい節回しは予測してやってくれる機能がついていて、例えば「ここでブレス(息継ぎ)が入るといいな」というところで入っています。

今、あらゆる分野で同時進行的に、精度の高いAIによる生成物があふれてきています。

人間はなにをしよう?

となると、人間は何やるの? という話になります。今まで、一生懸命勉強してやったような知能労働がなくなっていく気もしますね。逆に昔からある、体を使ってやるようなことの方が、人間にしかできないんじゃないか? なんてことを言っている識者もいます。

とはいえ、ChatGPTはまだまだ精度も今ひとつ。実は先ほど、戯れに「武田伊央」という名前を入れてみました。出てきた回答がこちらです。

「武田伊央は、日本の作家・小説家です。1978年生まれで、福岡県出身です。2005年に『銃』で第26回文藝賞を受賞し、デビューを果たしました。

武田伊央の作品は、社会派的なテーマを扱いながらも、サスペンスやミステリーの要素を含んだものが多く、読者から高い評価を受けています。代表作には、『銃』『キングダム』『光』『夜は短し歩けよ乙女』などがあります。

また、武田伊央は小説以外にも、映画やテレビドラマの脚本なども手がけています。近年では、『万引き家族』や『アウトレイジ 最終章』などの映画の脚本を担当しています。」

だそうですよ(笑)

これぐらい、真偽入り交じった形のものも出てきます。でも、いずれこれもどんどん精度は高くなってくるだろうし、20ドル払って有料会員になれば、もっともっといろんなサービスを受けられるそうで、びっくりするくらい賢くなるでしょう。

将棋の世界では藤井さんの敵はAIしかいない、なんて言われます。普段AIについて意識しない方でも、自分やわが子の仕事選びを考えるときに、AIの進化を考慮に入れてみてはいかがでしょうか?

田畑竜介 Grooooow Up
放送局:RKBラジオ
放送日時:毎週月曜~木曜 6時30分~9時00分
出演者:田畑竜介、武田伊央、松尾潔
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※放送情報は変更となる場合があります。

【みかんジュース飲み比べ】オレンジ不足の今、美味しい“みかんジュース”を探せ!

ニュースでも話題になっていますが、実はいま、オレンジジュースが世界的にも危機的な状況になっているのを
ご存知でしょうか?一部のメーカーでは、値上げをしたり、一部サイズの販売を休止にしたり、さらには、原料がなくなり次第、販売自体を休止するといった事態にまで追い込まれています。

なぜ、オレンジジュースが危機的なのか?
オレンジの主要な輸入先であるブラジルでの不作が原因の一つにあるそう。特に2021年以降、ハリケーンや大雨など悪天候が重なった上、カンキツグリーニング病のまん延などの影響で不作が続いているんだそう。世界的な果汁不足に加え、日本では円安が重なって、販売休止や価格の高騰が相次いでいます。

こうした状況を踏まえ、「みかん果汁」がブレンドされたものも発売されているんです。
例えば、セブン&アイ・ホールディングスのプライベートブランド、セブンプレミアムからは、みかん果汁と混合した「オレンジとみかん果汁100%」が発売されています。

こちらは、オレンジにうんしゅうみかんがミックスされた果汁100%の濃縮還元ジュースで、お値段は税込203円。

果汁100%と一口に言っても、「濃縮還元」と「ストレート果汁」と2種類がある!
まず、「ストレート果汁」とは・・・搾った果汁を加熱殺菌し、そのまま詰めたもの。

「濃縮還元」とは・・・
搾った果汁を、加熱したり、真空状態にしたり、凍結させたりするなどして含まれる水分を飛ばし、ペースト状に濃縮させた後、再び水分を加え元の濃度へと還元させたもの。
⇨濃縮してペースト状にすることで、輸送コストを抑えることができる上、長期保存が可能になったり、味の調整ができるため、年間を通して一定の品質を保つことができるんだそう。


「えひめ飲料から発売。ポンジュース!!」

愛媛を代表するお馴染みの「ポンジュース」!
うんしゅうみかんとオレンジをミックスした果汁100%の濃縮還元ジュース。
・・・なんですが、実は、果汁100%ジュースになってから、55周年を迎えた今年4月にリニューアルをしていたんです。どこをリニューアルしたかというと、みかん果汁の甘みをプラスし、みかんのおいしさをより引き立て、まろやかに仕上がるよう柑橘ブレンドを追求したそうです。

実は、パッケージも少しリニューアルしていて、パッケージの下の方に「オレンジみかんジュース」と表記していたんですが、リニューアル後は、みかん果汁の配合の方が増えたので、「みかんオレンジジュース」となっているんです!800mlでお値段は、税込430円ほどです。

「ポンジュース の裏切らなさがすごい!美味しい!」


「無印良品から発売。果汁100%ジュース みかん」

うんしゅうみかんを使った果汁100%の濃縮還元ジュースです。
195gでお値段は、税込140円です。

「うまい!身近なみかんの味がする!」

「愛工房から発売。宇和島みかん!」

うんしゅうみかんを使った果汁100%のストレートジュースです。
成城石井などで購入することができて、125mlでお値段は税込161円です。

「美味しい!友達にちょっとプレゼントするのにちょうどいいかも!」

「ワオコールドプレスオーチャードから発売。マンダリン!!」

マンダリンは、日本でいう「みかん」のことだそう。
こちらも果汁100%のストレートジュースです。
成城石井やマルエツなどで購入することができ、215mlで税込388円ほどです。

「美味しい!けど、知っているみかんの味というより、“マンダリン”って感じ!」

2人「幸せになれるのは、宇和島みかん!!」

皆さんもお気に入りのみかんジュースを見つけてみてはいかがでしょうか?

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