兄弟子・立川志の輔も太鼓判「立川生志のニュース落語2」発売

「立川生志のニュース落語2」表紙 ©梓書院

毎週、時事ネタを基に新作落語を創り続ける、RKBラジオ『立川生志 金サイト』人気コーナーの書籍化第2弾「立川生志のニュース落語2」(梓書院)が6月30日に発売される。

兄弟子・志の輔とのスペシャル対談も収録

新型コロナウイルス感染が拡大し、まん延防止等重点措置や緊急事態宣言がたびたび発出されていたさなかの2021年4月~12月に生まれた時事落語をまとめた前作『立川生志のニュース落語』発売から約1年。

2022年もコロナ禍が続く中、バズった・炎上したネット記事、国葬・不祥事・失言…国の政治の話から地方議員さんの話まで。ネタのバラエティも笑いも(そして時々皮肉も)たっぷりに、落語で振り返って笑いに塗り替える!

本書では立川志の輔と立川生志のスペシャル兄弟対談も収録。創作落語の名手である兄弟子・志の輔も「ニュースから小噺に至るまで、これだけの幅でやっていけるのって落語家の中でも生志君にしかできないんじゃないか」と太鼓判。

噺ごとについているQRコードをスマホやタブレットのカメラで読み取れば、生志師匠が演じているラジオ番組の音声を聴くこともできる。

兄弟子・立川志の輔師匠の推薦文 ©梓書院

演題の一部

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【著者】立川生志プロフィール

1963年福岡県生まれ。福岡大学卒業後、大手企業に入社し一旦は営業マンとなるが子どもの頃からの夢を叶えるため2年で退社。
1988年立川談志に入門、立川笑志となる。
談志も認める陽気な高座は前座時代から「賞ハンター」の異名を持ち、若手落語家の登竜門と言われる「NHK 新人演芸大賞」「にっかん飛切落語会」の各賞を何度も受賞。
1997年二ツ目昇進。
2008年4月、入門20年目にして落語立川流真打に昇進。立川生志と名を改めた。

真打昇進後に始めた独演会『ひとりブタ』(東京、横浜、名古屋、大阪、広島、北九州、福岡)は各地で好評を博しているが、近年では趣味の海外旅行を兼ねて欧州や米国での公演も意欲的に行っている。
2008年「彩の国落語大賞」、2009年「横浜文化賞 文化・芸術奨励賞」、2017年「福岡市文化賞」を受賞。2010 年に博多座では初となる落語公演を師匠談志との「親子会」で実現させ、2012年からは兄弟子志の輔との「兄弟会」を毎年開催している。

RKBラジオ『立川生志 金サイト』

2021年春『立川生志金曜日のインサイト』としてスタート(2021 年秋から改称)。ラジオならでは、落語家ならではのニュースショー。ユーモアやウィットを交え、ときに鋭い社会風刺をきかせながら、1 週間の出来事を振り返る。番組後半では落語家の番組らしく、ミニ落語や大喜利も披露している。

 

「立川生志のニュース落語2」
【出版社】梓書院
【発売日】2023年6月30日
【定 価】1,100円(本体価格1,000円+税)

立川生志 金サイト
放送局:RKBラジオ
放送日時:毎週金曜 6時30分~10時00分
出演者:立川生志、田中みずき
番組ホームページ
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出演番組をラジコで聴く

※放送情報は変更となる場合があります。

参院選後の石破政権はどうなる?

7月11日(金)、ニュースキャスター・長野智子がパーソナリティを務めるラジオ番組「長野智子アップデート」(文化放送・15時30分~17時)が放送。午後4時台「ニュースアップデート」のコーナーでは、「参院選後の石破政権、どうなるのか?」というテーマで、ジャーナリストの鈴木哲夫氏に話を伺った。

長野智子「今回の参議院選、普通は参議院選挙っていうのは原則として政権選択選挙にはあたらないんですけれども、今回は国民が今の政権を信任するかどうかを示すことを含めて、あとは衆議院が少数与党というのも含めて、実質的な政権選択選挙につながるのではないかといわれております」

鈴木哲夫「そう言ってもいいですよね。だから本当は政権選択選挙は衆議院議員選挙、総選挙なんだけれども、そもそも衆議院のほうで既に少数与党で逆転しちゃっているわけですよね」

長野「そうなんですよね」

鈴木「自民党・公明党にしてみれば、かろうじて参議院のほうは数が多いから『衆議院で何かがあっても参議院で否決すりゃあいい』って、なんとか保っているんだけど、今度の選挙で参議院も自公が少数になっちゃったら、衆参両方で数少ないんだから、そもそも“与党”って言い方していいのかどうか、自民党は比較第一党ですよね?」

長野「そういうことになりますね」

鈴木「だからそういう意味では、おそらく今度の参議院もひっくり返っちゃうようなことになったら、その後の政権はどういう枠組みになるのかとか、野党が一つ結束すれば別の総理が誕生する可能性があるし。それから自民党が強かだから、別の連立で勧誘して『一緒にやろうや』みたいな、そこで総理を決める時には石破さんとか自民党じゃなくて野党の誰かに……」

長野「連立組んだ人から出てきちゃうかもしれないからね?」

鈴木「そう、そう。かつて“自社さ政権”っていうのがありましたよね?あの時は自民党がいちばん数が多くて、社会党は少なかったんだけどね。あとは、(新党)さきがけでしょ?でも、総理大臣は社会党の村山さん。これは当時の自民党の永田町的な人いっぱいいるじゃないですか、亀井静香さんだとか森喜朗さんだとかいっぱいいたんだけど、それが要するに、『数が多い自民党が出張っていったらまとまらない。我々がいちばんバックヤードに回って、社会党を立てて、それでまとめていくんだ』みたいな、当時取材してて『うわぁ』って思ったけど、いま考えたら『これも茶番だな』って思うんだけど(笑)」

長野「そうですねぇ」

鈴木「でも、そういうことも起きる。何が起きるかはわからないわけです。今度の参議院選で自公が過半数割れしたらね。そういう意味ではやっぱり政権の形を決める選挙」

長野「特別な参議院選挙ということになりますか?」

鈴木「かなり特別だと思いますよ」

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