カーボンプライシングは地球を救うカギ 不徹底だったエネルギー税制の修正を!『町田徹の税金ふかぼり! 公平と不公平』
人口減少と少子高齢化の中では、決して避けて通れない増税の問題。この番組では、最前線で格闘している専門家をゲストに迎え、経済ジャーナリスト町田徹とともに様々な問題意識をふかぼっていきます。
第3回「カーボンプライシングは地球を救うカギ 不徹底だったGX推進法の新制度=エネルギー税制の修正を!」
第3回は、税金のちょっと違った側面をクローズアップしたいと思います。それは、税金にはある意味、補助金と同じような性格があり、国全体の経済を育むとか、特定の産業を育てるといった「政策ツール」の側面があるということです。
今回そのことを考える素材は、人類共通の課題になっている「地球温暖化対策=カーボンニュートラル」のための「カーボンプライシング」です。「カーボンプライシング」というのは、ゲストを交えて詳しく触れていますが、CO2に値段を付けて、企業やわれわれ個人がCO2を排出する際にその価格を炭素税という税金などの形で負担させようという仕組みです。日本の経済産業省は、このカーボンプライシングを上手に使えそうか検証してみようというワケです。
ゲストに東京大学客員教授で、日本経済研究センターの特任研究員もつとめる小林光さんを迎え、お話を伺いながらふかぼりしていきます。小林さんは、環境庁環境保全対策課長在任の頃、各国の利害調整に奔走して、あの有名な京都議定書の採択に貢献、「ミスター京都議定書」というニックネームを付けられた武勇伝もお持ちの方です。
- 町田徹の税金ふかぼり! 公平と不公平
- 放送局:ラジオNIKKEI第1
- 放送日時:毎週金曜 22時00分~22時30分
- 出演者:町田 徹、北村まあさ
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※該当回の聴取期間は終了しました。