畑を耕さない「不耕起栽培」で目指す農業・ビジネスとは『農(アグリ)のミライ』
(左から)吉田忠則編集委員、衣川晃さん、衣川木綿さん、山口清香アナウンサー
ラジオNIKKEIの音声コンテンツ『農(アグリ)のミライ』。農業にかかわる人々、また関心を持っている人々を音声を通じて繋げ、農業の未来はもとより、食料・水・環境に関わる問題も含めて一緒に考えていこうという番組です。農業に関わる方に直接お話を聞く「未来を耕す人」のほか、毎回様々な切り口で農業や環境に関わる問題を身近に感じられるサブコーナーもあります。ラジオではダイジェスト版を放送します。
今回のゲスト:衣川晃さん、衣川木綿さん(八一農園)
この番組は、農業の未来、そして農業にかかわるすべての人を応援するとともに、食料・水・環境に関わる課題解決に取り組むきっかけになる情報をお届けします。
今回の「未来を耕す人」コーナーのゲストは、八一農園の衣川晃さん、木綿さん。茅ケ崎にありますHARVEST COMMONSという畑を伺っての収録でした。
衣川さんは日本では珍しい「不耕起栽培」をしていらっしゃいます。読んで字のごとく、耕さない畑です。耕していないとは思えないほどの綺麗な畑に一同驚きを隠せません。驚いたのはそれだけではなく、衣川さんが目指している農業、そしてビジネスでした。ぜひ放送でご確認ください!
「アグリ温故知新」は人に話したくなる農業の話を吉田さんが教えてくれます。今回は、農業×ゴルゴ13 !?国民的漫画から農業の話へとつながっていきます!
※該当回の聴取期間は終了しました。
東京都職員「週休3日制」 来年4月から導入へ…ユージ「さまざまなライフスタイルに合った働き方を作れるようになるといい」
モデル・タレントとして活躍するユージと、フリーアナウンサーの吉田明世がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「ONE MORNING」(毎週月曜~金曜 6:00~9:00)。この記事では、12月2日(月)~12月6日(金)の放送から、ニュースを象徴する1つの数字にスポットを当てるコーナー「SUZUKI TODAY’S KEY NUMBER」で取り上げたトピックを紹介します。
(左から)吉田明世、ユージ
◆東京都の職員「週休3日」 来年4月から実施へ
東京都の小池百合子知事は12月3日(火)、東京都の職員が週休3日を選択できる制度を来年4月から導入する考えを明らかにしました。勤務時間を柔軟に選べるフレックスタイム制を活用することで、毎週平日休みを取得できるようにします。女性が子育てと仕事を両立しやすい働き方を東京都が示して、都内の企業などにも広げていきたい考えです。
ユージは、「今は男女関係なく働き方が本当に多様化しているから、さまざまなライフスタイルに合った働き方を作れるようになるといいですね」と賛同していました。
◆マイナ保険証を利用している人「15.67%」
12月2日(月)から、政府は現行の健康保険証の新規発行を停止し、マイナ保険証に原則一本化となりました。厚生労働省によると、今年10月末時点で人口の75%強にあたるおよそ9,400万人がマイナンバーカードを保有し、マイナ保険証の登録者もおよそ7,700万人にのぼります。ただ、マイナ保険証の利用率は15.67%と伸び悩んでいます。
このトピックに、ユージは「(利用率が)伸び悩んでいますね。以前に情報流出を始め、いろいろとあったので不信感を持っている方もいるのかもしれないね。(その辺りの問題も)だいぶ改善されたんですけどね」と推察していました。
◆経済同友会が廃止を提言「第3号」
経済同友会は12月2日(月)、主婦やパート従業員らが保険料を負担せずに年金を受給できる「第3号被保険者制度」の段階的な廃止を求める政府への提言を発表しました。
これはおよそ40年前にできた制度で、主に専業主婦や主夫、パートタイムの配偶者が制度の対象となっていますが、社会構造の変化などで不公平感が出ているため、以前から改革が必要だと言われていました。経済同友会の提言では、共働きの拡大や働く意欲に応じた仕組みへの転換を進めるのが狙いで、制度が男女間の賃金格差の大きな要因になっているとして、女性のキャリア形成や自律的な資産形成を促すために、段階的な廃止とその時期を明示するよう求めています。
ユージは、「ただ、第3号被保険者もさまざまなタイプの方がいらっしゃると思うんですよね。短時間労働者だったり、出産や育児が理由で仕事を辞めた方もいたり、配偶者の収入が高くて自ら働く必要性がそこまでないっていう方とか、本当にいろいろな方がいるわけです。だから専業主婦や専業主夫世帯を優遇する制度だと、ひと括りにすることは難しい。見直しに関する議論では、多様な働き方や家庭があることを踏まえた検討が必要なんじゃないかなと思います」と所感を述べていました。
◆北海道のヒグマの捕獲数1,804頭 前年度の「1.9倍」で過去最多
北海道は12月3日(火)、2023年度のヒグマの捕獲数が1,804頭だったと発表。統計を取り始めた1962年度以降最多で、前年度と比べておよそ1.9倍となりました。北海道ヒグマ対策室の担当者は「猛暑の影響でドングリなどの餌が不足し、行動範囲が広がった」と指摘しています。
ユージは、「最近、クマ出現のニュースをよく聞きますよね。よく現れるなって思っていたけど、実際に捕獲数も多かったんですね」とうなずいていました。
◆この先「1ヵ月」 寒さ本格化!
気象庁が、この先の1ヵ月予報を発表しました。向こう1ヵ月の気温は、寒気の影響を受けやすいため、全国的に低くなりそうです。12月上旬から中旬には、全国的に気温が平年に比べて低くなる見込みで、急に真冬のような寒さとなる日が増えると見られており、12月下旬から新年初めにかけても全国的に気温は平年並みか低い見込みです。
ユージは、「夏は平年と比べて暑くて、冬は平年と比べて低いって、どうなっちゃうの? 夏の暑さや冬の寒さが極端になってきているよね。“夏は暑い、冬は寒い”がどんどん進んじゃって、困っちゃうね」と嘆いていました。
<番組概要>
番組名:ONE MORNING
放送日時:毎週月~金曜6:00~9:00
パーソナリティ:ユージ、吉田明世