中四国ライブネット! 香川発! Ritsurin Garden 花まるトリップ
栗林公園は、高松市の中心部に位置する高松松平藩の大名庭園。ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで『わざわざ旅行する価値がある』を意味する三ツ星として紹介された、国の特別名勝です。ラジオが、庭園の魅力をどれだけ表現できるか?
訪れた人が、一歩一歩あるくごとに様々な仕掛けが用意され、次々に展開する風景を楽しむことができる『一歩一景』の美しい世界を、高松松平藩中興の祖『第五代藩主 松平頼恭(よりたか)』の命により、江戸中期の儒学者『後藤芝山(ごとうしざん)』が詠んだ五行絶句の漢詩になぞって、魅力を伝えます。
※該当回の聴取期間は終了しました。
ミャンマーから国外退出しようとする人が後を絶たない理由
2021年に起きた国軍によるクーデター以降、圧政の続くミャンマー。4月23日の「大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)」では、ジャーナリストの北角裕樹さんがミャンマーで今、起きていることについて語った。
北角「ミャンマーの状況は悪化していて、250万人の人が今、住むところがなくて避難民となってしまっています」
小島慶子「日本を目指して日本に逃れようとする方もいらっしゃるそうですね」
北角「今年の2月に徴兵制が施行されたんですけれど、そうすると学生たちにとってみれば、自分の友人たちはジャングルで国軍と戦っている。自分が国軍の兵士に徴用されてしまったら友人たちと戦わなくてはならない。そういうような状況になってしまいますので絶対にイヤだということで日本だとかタイの大使館にはたくさんのビザ申請者が殺到していてですね、度々行列が将棋倒しになったりして事故も起こっています」
武田砂鉄「いずれにせよ若い人たちが、いずれかの戦う場所に駆り出されていく構図が生まれちゃっているっていうことなんですね」
北角「そうですね。本当に彼らにとっては辛い話で、ミャンマー人はだいたい仏教徒なんです。それなので人を殺すということは彼らの心根からすると非常に悪いことで、自分に跳ね返ってくる。小さい時から、こういうことをすると来世が厳しい状況になるという感覚があるんですね。そういう人間たちが武器を取ろうとするというのが非常に大変なことなんです」