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7月15日に放送される特別番組「スナック・ラジオ沖縄」の放送に先駆けて、お笑い芸人・ただのあきのりがROKのインタビューに応じてくれました。

ただのあきのり：お笑い芸人が舞台に登場する時「ハイどうも～ッ」って、よくやるじゃないですか。スナックの味を知っている芸人の「ハイどうも～ッ」って、やっぱり愛嬌みたいなのがにじみ出てるんです。「僕が来ましたよ、どうぞ見てください」って。お客さんをスナック気分にさせるみたいな。

 

ー普段と違い、スナックを語る時のただのあきのりの目は鋭い。まずはスナックとの出会いについてきかせてもらった。
ただのあきのり：22歳のころかな。当時、失恋をして途方もなく町を歩いている時に見つけたのが一軒のスナックでした。店の名前は「あみん」。三千円で、ママの手料理をたらふく食べたり、飲んだり。いやぁ～、感動しましたね。

ーそれ以来、彼はスナックに通い詰めるようになった。
ただのあきのり：ふと、スナックに行きたくなる夜ってあるんです。誰かの人生を聞きたくなるというか。別に相手はママじゃなくてもいいんですよ。たまたまカウンターで一緒になったおじさんから、昔はこうだったとか、こんなんで失敗したとかの話に相槌をうつのが愉しいんです。

ー彼にとってスナックとは帰れる場所なんだとか。
ただのあきのり：自然と受け身になれるんですね。怒られり、叱ってもらったり。僕は一度、会話の流れでママに人生相談をしたことがあるんです。その時いただいたアドバイスが「あんたは間違っている、自分を捨てなさい」。自分を捨てなさい、ですよ？正直、意味わかんないじゃないですか。僕も若かったから、イラっとしたけど、振り返って考えてみると、ママのアドバイスが絶対に正しい。だから今、僕は自分の全てを捨ててお笑いの舞台に上がっています。

ーよく足を運ぶスナックについて
ただのあきのり：南風原にある「ちえの輪」ですね。文字通り、ちえさんがやってるお店なんですけど。客層は六十代くらいかな。こういう場所って、僕みたいな子どもが入ってきたら、この若造はなんだ？となるじゃないですか。なのでまずは、カラオケで「かぐや姫」。それでコイツ分かる奴だなとなる。場に合わせるのが大事なんです。かぐや姫、拓郎、千春。ノドが気に入られて、おごってもらえる場合もあります。

ーちえの輪の名物料理を教えてください。
ただのあきのり：ピリ辛ウインナーです。うまいんだな、あれが。

ーちえの輪にはかなり通っているようだ。
ただのあきのり：最近知ったんですけど実はちえの輪のママってうちの母親の学友だったんです。どうりで話しやすかったんだと合点した半面、知らずにずいぶん赤裸々に家族の話や親にも話していないような恋愛の話なんかもしていたから、同窓会とかでバラされたら困るよなぁ。

ー今回、スナックラジオ沖縄で訪問するのは与那原町の社交街です。
ただのあきのり：与那原町のスナックにうまいヤギを出すお店があるので、よく通っています。いいんですよ、「やぎ汁」って看板があって、古い映画のポスターがたくさん張られていたりして。スナックでしこたま飲んだ後の〆はやっぱりヤギに限りますね。
ースナックラジオ沖縄を楽しみにしているリスナーに一言、メッセージをください。
ただのあきのり：店の雰囲気だったり、ママの性格だったり、細かいところを見つけて、それをラジオで伝えたいですね。できれば店のママとヒデとロザンナでもデュエットしたいなぁ。今回の特番は、スナックへ行った事がないリスナーにこそ聴いて欲しいですね。そしてできれば、実際にお店に足を運んで、修行を積む感じで、お金を落として欲しい。

―逆に番組を通してスナックについて勉強したいことは？
ただのあきのり：いろいろあるけど。そうだなぁ、どのタイミングで帰ればいいのか教えて欲しいですね。ついついズルズルと残ってしまうんで、スナックのプロに、スマートな帰り方について教えて欲しいです。
 

ただのあきのりがレポート取材をするスナック・ラジオ沖縄をお楽しみに！

スナック・ラジオ沖縄

ー放送日時
2020年7月15日水曜日　午後8時オープン　

ー番組内容
スナック｡　どんな町にもある心休まる温かい場所ですが､ 新型コロナウィルスの影響で一変｡ スナックを含めた 社交街は、たいへんな状況にあります。
そこで、ラジオ沖縄では､地域の社交街へエールを送る特別番組を放送することになりました。

スタジオで番組を進行するのは　信ちゃん津波信一　と、みーかー玉城美香
リポーターは山原麗華と ただのあきのり！

今回は、与那原町商工会・与那原地区社交飲食業組合の完全バックアップのもと、与那原町のスナックで　名物ママのインタビューや手料理紹介、常連のお客さんの声、カラオケも歌っちゃたりして、スナックを通した町の文化を応援します！

番組ではみなさんからも、スナックにまつわるメッセージやリクエスト曲を大募集します。

そして、新たな試みとして、お金コミュニケーションアプリ「pring（プリン）」を使用して、インターネットでの“投げ銭”を行います。
このシステムで得た寄付金は､手数料を引いた全額を与那原地区社交飲食業組合へ寄付し､町の活性化に利用していただきます｡

なお　pring（プリン）は事前登録が必要になります。

ラジオ沖縄公式YouTubeチャンネルでpring（プリン）の登録方法を動画で紹介していますので参考にしてください。

ー出演者
津波信一，玉城美香，山原麗華，ただのあきのり

 

radikoでも聴けます！こちらから

チャリティの投げ銭も実施します。

特別番組当日はお金コミュニケーションアプリpringを使用して、募金活動も行います。手数料などの経費を引いた全額を与那原地区飲料業組合様へ寄付します。
※pringは事前登録が必要です。詳しくはこちらから。

※該当回の聴取期間は終了しました。