サッカーJ1･北海道コンサドーレ札幌の野々村芳和社長がSTVラジオ『GO!GO!コンサドーレ』に出演。14日に札幌ドームで行われた対FC東京戦で、コンサドーレは3-2で逆転勝利。3点のうち2点を叩き出したMF青木亮太選手の話題で、番組は冒頭から大盛り上がり。キーワードは「乳首ーム（チクビーム）」なのですが、その詳細はradikoタイムフリーでお聴き下さい。

このFC東京戦を振り返った野々村社長。「超攻撃的」と表現されるミシャ･サッカーが具現化されつつあるチームの状態について語りました。

吉川アナ：（青木選手の2点目をアシストした）小柏選手のあの"飛び出し"も、今後は相手チームのDFは嫌なんじゃないですか？

野々村：スピードがあるし、（相手DFの）背後を狙うタイミングも（いい）。福森から受けたパスも、あそこで動いてくれないと、例え福森がいいボールを蹴っても無駄になるんです。そのタイミングがだいぶ、合ってきた。チームとして「このタイミングで背後を狙おうよ」ということが、福森も小柏も合ってきたということはあると思う。

野々村：このタイミングって、来たばかりでは、すぐにはなかなか合わないんです。その精度の積み重ねがないと、いまコンサドーレが披露しているサッカーは、なかなかゴールにつながらない。だから合ってきたことは、いいこと。合えば、これからどんどんチャンスは出てくるんじゃないですかね。

吉川アナ：青木選手も含めて、これからミシャ監督も色んなカードの切り方、バリエーションが広がるといいんですけど。（中略）。今また、順位表を眺めながら（ACL出場圏内への）妄想が広がってます。

野々村：妄想は、どんどんしてくれていいと思うんですけど、（ACL出場圏内は）簡単ではないと…（笑）。でも、クラブの現状を考えると、いまこの順位にいるのは本当に選手たちや現場が素晴らしいパフォーマンスをしていると思います。とは言え、「もっと上に行きたいよね」と考えると、勝ち続けなきゃ行けないわけです。

野々村：で、「この試合に勝ったら、上に行ける｣って言う試合を、ここ数年間でいくつも経験してきているけど、なかなかそこを乗り越えることが出来ないでいるのが現実。なので、上に行くために、どう目の前の1試合を勝ち続けて行くか。これは言うのは簡単だけど、（実現は）相当に難しいことだから。これを今のチームには是非とも、実現させて欲しいなと思います。

この野々村社長の願いは、サポーター全ての願いでもありましょう。8月20日時点で、ACL出場圏内の3位チームとの勝ち点差は｢6｣。そしてルヴァン杯準々決勝も、間もなくです。コンサドーレが､今までに見たことのない「上の景色」を見せてくれることをサポーター、そして『GO!GO!コンサドーレ』も願ってます！

STVラジオ『GO!GO!コンサドーレ』（毎週土曜　あさ7:30～8:00）