加藤浩次「小樽も観光と生活が密着しないと」山口一郎「ぱんじゅう、とか?」故郷にディープな思い

小樽のマチを元気にするには… ©STVラジオ

ともに北海道・小樽市出身の加藤浩次とサカナクションの山口一郎が、素のままにお友達トークを繰り広げるSTVラジオ『加藤さんと山口くん』。シミュレーションのクレー射撃対決の後、2人は東京・中目黒にあるジンギスカン店へ繰り出し、小樽の話題で盛り上がっています。このお店は、加藤の高校時代の同級生・藤堂さんが経営していて、『加藤さんと山口くん』の中でもたびたび話題に出ていたお店。初めて来た山口にとっては、まるで小樽に帰ってきた感覚のようです。

藤堂さん:(5月に放送した「小樽編」の動画版)あの有料チャンネル、見ましたよ。

山口:(爆笑)あれで「しかま寿司」にお客さんが来たらしいんですよ。

加藤:ああ、良かったじゃん。

山口:良かった。(女将と)付き合ってたって、オレが勝手に思ってた、というコトになった…。

加藤:良かったじゃん。

山口:「言われる」って言ってました。(編注:5月にOAした「小樽編」の中で、加藤と山口が訪ねた「しかま寿司」は、山口の中学校の同級生が女将をしていて、当時「付き合っていた」と山口は思い込んでたが、女将にあっさり否定されてしまいました)

加藤:でも、そんなんで、ちょっとでもなぁ、協力できると良いよね。

山口:良いっすよ。また行かないと。

加藤:何をウリにしていけばいいのかねぇ、小樽って。

山口:小樽のあのメインストリートあるじゃないですか、駅前通り。運河にずーっと(坂を下りてい行く道)。

加藤:うん。

山口:あそこがちょっと、もったい無いですよね。あそこがもう少し、観光のメイン道路になるといいのなぁって思って。

加藤:どうしたらいいのかねぇ。いまもう「観光地!」みたいなのって、あんまりよくないよね。

山口:でも、函館とか行くと、街も全部がそういう風に(観光地っぽく)なっているなって思いますけどね。キレイにしてるし。小樽って何か、けっこうバラバラなんだよなぁ。「メルヘン通り」なんか、ちゃんとやれてるじゃないですか。

加藤:メルヘン通りって、どこ?

藤堂さん:堺町商店街の、「六花亭」とかあるところ…。

山口:(メルヘン通りにある)「北一硝子」とか行ったじゃないですか。あそこはちゃんと観光地っぽくなってるけど、一歩出たら、もう何にもないですもんね。「かま栄」の通りとか。もったいないなぁと思って。

加藤:おれは、何か「生活」だと思うんだよねぇ。生活と観光は密着してるけど、観光地って言うのは、おれはあんまり魅力を感じないんだよね。

山口:う~ん。

加藤:観光地として無理くり作ったみたいな…。

山口:それ、花園(小樽の古くからの歓楽街)のスナック街みたいな感じの方がいいってことですか?

加藤:なんか生活というか、花園のスナック街が、漁師が来てて活気があるスナック街とか、そこに何かストーリーが絶対、要る気がするんだよ。

山口:無理に作り出したものじゃなくて…?

加藤:そう。小樽の人たちが生活している中のカッコよさって言う…。みんなが「あ、いいなぁ、こういう生活」とか「いいなぁ、この街」とか、生活と密着していないと、もう無理なような気がするんだよね。昔は、観光地で、お土産屋がバーって並んでいたら、そこにみんなお土産を買いに来てみたいな。「はい、石原裕次郎記念館あります。はい、そのあと、ここでお土産買って下さい」みたいなことは昔は成立したけど、もうこれからは生活と密着してないと、小樽に住んでる人たちが生活としてカッコいいとうか、何かこの生活スタイルありだな、ってみたいなのを打ち出していかないと、オレは無理なような気がするけどね。

藤堂さん:確かに…。

山口:「ぱんじゅう」みたいなとか?

加藤:「ぱんじゅう」ね。ぱんじゅうでも良いと思うんだよね。

藤堂さん:「ぱんじゅう」は、どこのぱんじゅう店?西川のぱんじゅう店?都通りの…。

山口:ボク、都通りでした。

藤堂さん:じいさん、生きてた?

山口:生きてて、(ぱんじゅうを買いに)行ったら、1個とか2個、おまけでくれるんです。

小樽のディープなローカル話は尽きませんが、加藤も山口も小樽の街がまた賑やかになることを願っていることが判ります。離れているからこそ、故郷のことが気になるものなのですね。2人の小樽愛が滲み出るジンギスカンの時間です。

ちなみに「ぱんじゅう」とは、小さくて丸い「おやき」で、小樽っ子のソウルフード。都通りと言う小樽のアーケード商店街にある「西川ぱんじゅう店」は特に有名で、亡くなられた先代は今も店の看板にもなっている地元の超有名人でした。

この回を聴くと、ものすごく小樽に詳しくなります!

STVラジオ『加藤さんと山口くん』(毎週日曜 ひる12:00~12:30)

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加藤さんと山口くん
放送局:STVラジオ
放送日時:毎週日曜 12時00分~12時30分
出演者:加藤浩次(極楽とんぼ)、山口一郎(サカナクション)
番組ホームページ
公式Instagram

「極楽とんぼ」の加藤浩次 と ロックバンド「サカナクション」の山口一郎。ともに北海道・小樽市出身の2人が「とってもラジオっぽくない」ネタで本心のトークを展開する日曜・ひるの"ゆる~い"ラジオ番組。全く違うジャンルで活躍する2人が、ラジオだから出来る芸能界や音楽業界のウラ話や、北海道愛、そして小樽愛に満ちあふれたローカルネタも満載。テレビや他の番組では決して聴けない、素顔の加藤と山口に出会えます。

※該当回の聴取期間は終了しました。

【西武】岸潤一郎選手インタビュー 打撃改善のために取り組んでいることとは?


4月10日放送のライオンズナイターでは、ベルーナドームで行われた、西武ーロッテ2回戦の試合前に、埼玉西武ライオンズの岸潤一郎選手にインタビューした模様を放送した。打撃改善にために取り組んでいることやレギュラー奪取の意気込みを訊いた。

――前日の大宮(4月9日、西武―ロッテ1回戦)は非常に風の強い中でしたが、レフトへのヒットとセンターオーバーのヒットを打ちました。振り返っていただけますか?
岸「1本目に関しては変化球をうまく拾えたなというただそれだけなのですが、2本目はしっかりセンターを意識したバッティングができて、風にも乗ってくれたのでよかったなと思います」

――1本目のヒットは、相手先発の西野勇士投手のフォークをうまく強振して打ったなと思ったのですが、ご自身の中で好感触があったのはどちらですか?
岸「どちらも今取り組んでいることが出たヒットでした。追い込まれてからあまり落ちきらなかったフォークに対して体が突っ込まずに拾えたのが良かったのと、僕の打球方向として引っ張ったバッティングが多い中、センターにしっかり打てた2本目もとてもよかったなと思います」

――今取り組んでいることとは?
岸「僕自身、結構突っ込みがちで当たれば飛ぶという感じのバッティングが多かったので、しっかり下半身を意識したバッティングを松井(稼頭央)監督や、高山(久、打撃)コーチと取り組んでいます。まだまだですが、結果としては繋がってきているのかなと思います。教えてもらっていることがまだ全てできているわけではないので、今意識しまくっています。それが無意識にできるようになるぐらいまで、しっかり練習してやっていきたいなと思います」

――フォームの部分で変えた部分は?
岸「フォームに関してはそこまで変わっていないように見えるかもしれないですけど、右ひざが折れやすく、体が突っ込んでしまうことが結構あったので、ちゃんとバットを振ってから右ひざが回るぐらいの意識で取り組んでいる感じです」

――今年こそはレギュラーをつかみ獲るという思いが強いのではないかと思いますがいかがですか?
岸「もちろんレギュラーを獲ることにおいて全力を尽くすというのは大前提ではありますけど、それ以上にチームとして勝ちたいということが僕の中では結構上回っていて、個人の結果もプロ野球選手である以上大事だとは思うのですが、試合に出てなくても出ていても、チームに貢献できるようにしていきたいなと思っています」

※インタビュアー:高橋将市アナウンサー

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