森本稀哲「プロの世界で最後に真剣勝負。見応えあった」斎藤佑樹の7球を語る
2021.10.19 up
引退試合の裏舞台を披露!
©STVラジオ
野球解説者で北海道日本ハムファイターズOBの森本稀哲がSTVラジオ『ひちょりのWA!!』で、17日(日)の斎藤佑樹投手の引退登板の「最後の7球」について、元同僚でありチームの先輩としての考えを披露しました。
森本:けっこう驚いた方もいると思うんです、ボールがあまり速くない。むしろ、プロ野球選手生活で見たこと無いような速さだったと思うんですけど、その中でも、まずはストライクをポンと取ったじゃないですか。そして、けっこう変化球を投げたんですよ。あれを見て「ああ、色気出してるなぁ」って思ったんです。引退試合なんだから真っ直ぐだけで行けば良いのに、先に追い込んだモノですから、やはりピッチャーの勝負魂に火が付いたんでしょうね。変化球で打ち取りたいって。
森本:フォークも投げてたし、ツーシームも投げてたし、その辺が、終わって見れば「いいピッチング」だったんじゃないかなと思います。結果はファアボウルでしたけど、最後にプロの世界で真剣勝負やったんですから、あの状態で。そう言う意味では、僕は、見応えあった7球でしたね。
吉川アナ:栗山監督も、バッファローズに「斎藤佑樹が出ても、真剣勝負でいいんだ」と。もちろん(バッファローズは)優勝もかかってますから。
森本:僕、それを聞いて思ったんだけど、そのひと言。まあ、栗山監督としては配慮をしたんだろうけど、全く要らないんですよ。バッファローズだって、そんなつもり全く無いんだから。バッファローズはガチガチの勝負で来てますから。それを含めて、真剣勝負で投げられるっていいなぁって思いましたけどね。
吉川アナ:セレモニーもそうでしたけど、ファームの若手あっちが…
森本:笑ったねぇ、俺。
吉川アナ:清宮?
森本:そう。幸太朗の歌ってるの、めっちゃ面白かったし、けっこう(歌も)上手かったし。あれは笑いましたね。
この後は、6年前の自らの引退試合でのエピソードや裏話を披露します。斎藤佑樹も、そして森本稀哲も"持ってる"選手は、最後の最後まで"何かを持ってる"ものだなと思わせる話が盛りだくさんです。
今年は「ハンカチ世代」の斎藤佑樹と、「松坂世代」の松坂大輔が、ともに引退…プロ野球の大きな世代交代のシーズンとなりました。
STVラジオ『ひちょりのWA!!』(毎週月曜 21:30~22:00)
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トンボコープ雪村りん「自分が描いていたものとは全然違って…」メジャーデビューまでの道のりは予想外の連続!?
2025.06.20 up
グランジ・遠山大輔、潮紗理菜がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生放送ラジオ番組「JA全農 COUNTDOWN JAPAN」(毎週土曜 13:00~13:53)。6月14日(土)の放送は、4ピースバンド・トンボコープの雪村りん(ゆきむら・りん/Vo.&Gt.)さんが登場! 5月21日(水)に配信リリースされた楽曲「HEART BEAT」について伺いました。
(左から)潮紗理菜、雪村りんさん、遠山大輔
◆目指しているところは…
潮:トンボコープは平均年齢23歳、2022年4月から本格始動した東京発の4ピースバンドです。今年5月にデジタルシングル「HEART BEAT」を配信リリースし、その同日にメジャーデビューすることが発表されました!
遠山&潮:おめでとうございます!
雪村:ありがとうございます。
遠山:バンドとしては(本格始動して)約3年なんですね!
雪村:はい、そうですね。
遠山:ここまでの3年間はいかがですか?
雪村:自分が描いていたものとは全然違ったんですけど……。
遠山:どう違いました?
雪村:もっとシンプルだと思っていました。
遠山&潮:シンプル?
雪村:いろんなことがうまくいってどんどん思い通りに進むか、何もうまくいかないかのどちらかかな? と思っていたんですけど、全然そんなことはなくて。いろんなことがうまくいったり、いかなかったり……目まぐるしい3年でした。
遠山:「Now is the best!!!」(2023年4月にリリースしたサードデジタルシングル)が、どーんといく最初のきっかけですか?
雪村:そうですね。いま振り返ると「Now is the best!!!」は台風みたいな感じで、良いものも僕たちが望んでいないものも巻き込んでグルグル大きくなっていった感じがして……。僕的には「Now is the best!!!」も良い曲だと思っているんですけど、今はそのイメージを払拭して“さらに良い曲を書きたい!”という一心で、ずっと曲を書いています。
遠山:そして、5月には新曲「HEART BEAT」が配信リリースされました。雪村さんにお会いするにあたって、まず過去の楽曲を聴かせていただいて、そのうえで改めて「HEART BEAT」を聴かせてもらったんですけど、スケールが(過去の楽曲よりも)格段に大きくなってる! 世界観だったり、特に思ったのは音の聴こえ方で……音のつくりなのか、歌詞も当然変わっていると思うんですけど。
雪村:そこに気づいてくださって、めっちゃうれしいです! やっぱり、ドームやアリーナでライブができるアーティストを目指しているので、スケールをどんどん大きくしていきたいなと思っていますし、この曲はアレンジャーさんが入っているんですけど、アレンジャーさんにただ任せるのではなく、僕もめっちゃアレンジしていて、メンバーとアレンジャーさんと一緒に考えながら作りました。
遠山:スタジオなどでみんなと意見を交わしながら作ったということですか?
雪村:はい、みんなで意見を交わしながら何日間も詰めて。歌詞もメロディーもめちゃめちゃこだわっているんですけど、サウンドもすごくこだわっている1曲です。
雪村りんさん
次回6月21日(土)の放送は、2人組ロックバンド・なきごとの水上えみりさん(Vo.&Gt.)と岡田安未さん(Gt.)をゲストに迎えてお届けします。
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<番組概要>
番組名:JA全農 COUNTDOWN JAPAN
放送エリア:TOKYO FMをはじめとする、JFN全国38局ネット
放送日時:毎週土曜 13:00~13:53
パーソナリティ:遠山大輔(グランジ)、潮紗理菜