コンサドーレ野々村社長「攻撃的な部分で日本のトップレベルに来たかな」チームの進化を実感
サッカーJ1・北海道コンサドーレ札幌の野々村芳和社長がSTVラジオ『GO!GO!コンサドーレ』に出演。10月16日(土)の対マリノス戦は、2-1で残り15分からの逆転負けを喫したコンサドーレ。この試合について野々村社長は…。
野々村:いやいや…。なに?勝ってよ…って思うよね。
吉川アナ:なんですか、マリノスが試合の終わらせ方が上手いと言うことですか?
野々村:90分終わって勝ってる方が当然、強いわけなので、結論としてはマリノスの方が強かったということで僕は、いいと思うんですけど、上手くやれてたし、コンサドーレのいいところも凄くたくさん出てたので、かつ可能性はけっこう高かったんじゃないかとは思います。(中略)勝てなくて残念だったけど、このJリーグに於いて、マリノスという素晴らしいサッカーをするチームを相手に、コンサドーレが目指す前向きな面白いサッカーが見られたところは凄く良かったと思う。正直な感想として。
吉川:同点に追い付かれたのは後半39分ですよ。ね。
野々村:ね。本当、もうちょっと。もうちょっとでしょ、って思いますよ。
吉川:そこからの難しさは、どういうところなんですか。
野々村:もし1-0で後半のラスト5分を迎えたとしたら、例え相手がマリノスじゃなくて、もっと下位のチームだったとしても、けっこうゴールに迫られることは間違いなく増えるんですよ。そこを跳ね返すパワーも必要だったと思うけど、どんな相手でも最後の5分で1点しかリードしてなくて押し込まれるなら、やっぱりその前に2-0、3-0にしておくのがウチ(コンサドーレ)の考え方だと思います。
野々村:だから(マリノス戦で)、あそこから、どうやったら守れたかなぁ。
このうえで野々村社長は、それでも「守備的」にはなるべきではないという信念を語ります。
野々村:コンサドーレも(終盤に時間を稼ぐプレーを)すればい良いじゃんという考え方は絶対、ある。それをやれるなら、徹底的に守備に徹すれば、もしかしたら行けた(勝てた)かも知れない。そう言う駆け引きを覚えていくのは、僕は、もうちょっと先で良いと思った。
野々村:なぜなら、日本の中で、攻撃的にやろうとしているコンサドーレが本当に、攻撃的な部分で日本のトップレベルだなと感じることが出来るまでは、今までのトライをやれば良かったんです。でも、この間の試合(マリノス戦)で、コンサドーレのプレー・モデルって、今のJリーグではトップレベルに来たんじゃないかなって感じることが、僕は出来た。
野々村:最後の5分、10分を、面白くないかも知れないけど、どうやって守り切るかみたいなことも、駆け引きみたいなことも、次の段階でやって見てもいいかなやって、ちょっと僕は思ったんです。
野々村:あまり今まで、そういう感覚は持ったことは無かったんです。コンサドーレは、確かにいいサッカーはしてるけど、本当にjリーグの中でトップレベルまで達したかなって、(自分が)当事者でもあるので疑いながら見てたんだけど、「これ、けっこうイケたんだな、やっぱり」って感じは、この間のゲーム(マリノス戦)を見て、思いました。
いまのコンサドーレの立ち位置を、饒舌に語った野々村社長。試合には負けてしまい、順位を上げることも出来ませんでしたが、Jリーグの中での「評価」や「認知度」は試合を重ねる毎に上がって来ていると、社長として自信を持っているのだと思います。
そして今回は、コンサドーレからお知らせも。なんと「コンサドーレおせち」が発売されます。チーム創設25周年を記念して、ことし限定の発売なのだそう。番組中で、そのうちの一品「知床地鶏のマーマレード焼き」を試食…。スポーツ番組なのに…。
さらに今週は、ミシャ監督の誕生日の話題など、情報が超攻撃的です。
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