radiko news

サッカーJ1･北海道コンサドーレ札幌の野々村芳和社長がSTVラジオ『GO!GO!コンサドーレ』に出演。前週の放送で野々村社長が「攻撃重視から結果重視に舵を切ってもいいのでは」と、これまでのコンサドーレの「圧倒的な攻撃力で勝つ」という路線からの"方向転換"ともとれる発言をしたため、リスナーやサポーターがざわついているようです。

野々村：駆け引きが出来ないと、絶対にチャンピオンにはなれないんですよ。駆け引きするって言うのは、守備も強いし、攻撃も出来ますよ。でも、きょうは相手がこうだから守備的にやりましょう、っていう武器がないと駆け引きにならないじゃないですか。

野々村：少し前までのコンサドーレは、「攻撃は行かないけど守りますよ」じゃなくて、「攻撃に行けないから守りますよ」だったんです。で、攻撃はずっとやってきて多分、行けるんです。攻撃を構築するのって本当に、指導者のタイプがそれに向いているかどうかって言うのがあって、それは難しいんだけど、ミシャの場合はあんな感じなので、多分そこそこ出来ている。

野々村：今度は駆け引きをしながら、色んなサッカーを出来るようにしていくのも、順番としてチームの作り方として、僕は良いんじゃないかなと思ってます。ミシャと話しても、そんなようなニュアンスのことをミシャも口にするようになってきているから、現場感としても駆け引きをする…、要は多少、攻撃一辺倒じゃないってこともやって行こうかなというのを感じたんです。

”超攻撃的サッカー”、圧倒的な攻撃力と得点で勝つ、という大きなコンセプトからの、ある意味では方針転換とも考えられます。しかしながら、方針がどうであれ「勝つ」という方向であることに全く変わりはありませんね。多様な攻撃バリエーションのひとつとして「守備的」なシーンが増えてくると捉えていいのではないでしょうか。

STVラジオ『GO!GO!コンサドーレ』（毎週土曜　あさ7:30～8:00）
 

※該当回の聴取期間は終了しました。