「マタを乾かしたドライヤーで自分の頭を乾かしたくない」貴族の嘆きはごもっとも?!

一寸のハエにも五分の魂だな。 ©STVラジオ

独特な世界観を醸しだし、ちょっと異様だけどハマると抜け出せないSTVラジオの"沼番組"『貴族の時間』。中小貴族を名乗る謎の劇団「シークレット歌劇團0931」の銀河祐と紅雅みすず、娘役・音羽美雨がクセの強いお戯れトークを繰り広げます。今週は、ハエに関する北海道あるある話と、ドライヤーの正しい使い方です。

ラジオ平民(リスナー)からの献上文(メール)で「ハエ取り紙」の話題でひとしきり盛り上がった貴族の面々。そこに紅雅様がポツリと…。

紅雅:北海道の場合さ、(窓の)サッシが二重になってるじゃん。で、たまに寒くなってから空気の入れ換えしようと思って窓を開けたら、窓と窓の間に毛深い、弱くなった毛深いハエがたまに1匹、残ってる。越冬している時があるよね。

銀河:そうだね、(冬を)越えてるよね。

紅雅:そう言う時、どうする?

銀河:えっ?

紅雅:わたし、逃がしてやるんだよ。

銀河:お~まえ、それは寒いから!。死んじゃうだろうが~。せっかく越冬しようとしてるのに。真冬の外に逃がすんだろ?

紅雅:そう。でもな、ちゃんと毛深くなってるから、たぶん大丈夫なんだよ。

銀河:大丈夫じゃねぇよぉ。

そして、別のラジオ平民からは、とあるジムの風呂場で見つけた「貼り紙」の内容が献上され、貴族たちが食い付きます。

銀河:(献上文)私が通っているジムのお風呂場に貼ってある注意書きです。いちばん上に「ドライヤーは頭髪にご利用下さい」と書いてあります。

音羽:(早くも爆笑)

紅雅:なんか深いな。

銀河:(献上文くりかえし)「ドライヤーは頭髪にご利用下さい」と書いてあります。
 
紅雅:違うところに使う人がいるのか…

銀河:(献上文)思わずその場で考え込んでしまいました。みなさんはお風呂上がりに髪を乾かす以外にドライヤーを何に使われていますか?音羽さんは、熱燗にするのに使われていらっしゃるのでしょうか。

紅雅:それ、どんだけ熱量かかるんだよ。へ~、それ面白いね。脱衣場のマナーって貼ってあるんだ。「頭髪にご利用下さい」ってことは、髪の薄い人で地肌に当たっちゃってる人はもうダメってことか?。ちょっとツルんとしてる人がドライヤー当てたら、それは意味ないんじゃないですか、ダメですよって、ちょっと厳しめな…

銀河:熱いよ!とか?

紅雅:皮膚、焼けちゃうよとか。

銀河:違う。脇とか乾かす人、いるんじゃないの?。ワキとかマタとか。

音羽:あ~、そうだね。

銀河:で、誰かがさ、マタを乾かしたドライヤーで自分の頭を次、乾かしたくないじゃん。

音羽:嫌ね~。嫌だわ。

銀河:銀河は嫌だよ!

紅雅:確かになぁ。

銀河:だったらみんなが使うドライヤーだったら全員、頭だけにしませんかっていう…

音羽:そういう提案ですね。

これも「あるある」のツッコミどころ満載の貼り紙です。かつて「VOW」によく載っていた”ヘンな看板・標語”の類いですね。ドライヤーでワキやマタを乾かす…せめて非接触だけは保って欲しいですなぁ。

そう『貴族の時間』は、レッドデータブックの絶滅危惧種に載ってるかも知れない「サブカル」色がとっても強い番組です。懐かしき「宝島」「ビックリハウス」「VOW」に思いを馳せて聴いて見て下さい…意外と周波数が合うかも。

STVラジオ『貴族の時間』(毎週土曜 21:00~21:30)

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貴族の時間
放送局:STVラジオ
放送日時:毎週土曜 21時00分~21時30分
出演者:銀河祐(ぎんがゆう)、紅雅みすず(こうがみすず)、音羽美雨(おとは・みう)/「シークレット歌劇團0931」
番組ホームページ

メール:kizoku@stv.jp
twitterハッシュタグ:#貴族の時間

出演する銀河祐と紅雅みすずは、札幌を拠点に北海道各地で活動する「シークレット歌劇團0931(ゼロキュウサンイチ・オークサイ)」の夢組の2トップ。音羽美雨は娘役です。「シークレット歌劇團0931」は17年前に結成され、クセとアクが強烈ながらも、うなじを綿毛でくすぐるような唯一無二の高貴な世界観でじわじわと人気が広まり、いまでは公演チケットはプラチナチケット!(マジです)。「公演を東京で」との甘い誘いにも流されることなく、ひたすらに北海道の「平民」「ラジオ平民」のためにエンターテイメントを届け続ける、平和を愛する心優しき"中小貴族"です。番組で言う「平民」とは「平素より大変お世話になっている民」「平和を愛する民」のことを言います。

※該当回の聴取期間は終了しました。

デビュー35周年! ジュンスカ宮田和弥「デビューした頃の気持ちをまた…」新曲『そばにいるから』制作裏話

アーティストの坂本美雨がお届けするTOKYO FMのラジオ番組「坂本美雨のディアフレンズ」(毎週月曜~木曜11:00~11:30)。今回の放送は、ロックバンド・JUN SKY WALKER(S)の宮田和弥さんがゲストに登場。メジャーデビュー35周年記念シングル「そばにいるから」の制作エピソードについて語ってくれました。

坂本美雨、宮田和弥さん



今年5月21日に、メジャーデビュー35周年を迎えたJUN SKY WALKER(S)(以下、ジュンスカ)。1988年5月21日、レコードレーベル「TOY'S FACTORY(トイズファクトリー)」よりミニアルバム『全部このままで』でメジャーデビュー。 翌年には日本武道館でライブをおこない、当時、デビューから武道館までの史上最短記録となりました。カリスマ的人気を誇りつつも1997年に解散。2007年に期間限定で再結成し、2012年からは完全復活! デビュー35周年となるアニバーサリー・イヤーに、ニューシングル「そばにいるから」を6月10日(土)にCDリリースします(※先行配信中)。


◆レーベル社長が35周年シングルをプロデュース!?

坂本:JUN SKY WALKER(S)は5月21日でメジャーデビュー35周年ということで、おめでとうございます!

宮田:ありがとうございます。

坂本:大事な年ですね。お会いしていない間に(元メンバーの)寺岡呼人さんが卒業され、今は3人体制(宮田さん(Vo)、森純太さん(Gt)、小林雅之さん(Dr))になりました。

宮田:そうなんですよ。今は、ROCK'N'ROLL GYPSIESのベース・市川勝也くんが(参加してくれています)。(ドラムの)小林雅之が、ジュンスカとは別にPOTSHOTというバンドをやっていて、(市川勝也くんは)そこのベーシストでもあるんですよ。非常にリズム隊の気が合うということで、今はサポートしてくれています。

坂本:新生ジュンスカということですね。今回、メモリアルイヤーの大事なメッセージが詰まっている新曲「そばにいるから」は、ファンの方々に捧げた曲なのでしょうか?

宮田:はい。歌というか心というか、魂はそばにいるからと。自分的には親の立場でもあるので、子どもに向けてっていう部分もあります。あとは、自分と親との関係であったりとか。

坂本:そうですよね。

宮田:ファンの存在はもちろん大きいのですが、歌詞には自分の日常も織り交ぜています。なので、今回は「そばにいるから」というタイトルになりました。

坂本:ストレートですね。

宮田:そうですね。実は、JUN SKY WALKER(S)は、「TOY'S FACTORY」というレーベルの第1弾アーティストなんですよ。35年前、TOY'S FACTORYとジュンスカが一緒にレーベルを立ち上げたんです。その後、筋肉少女隊、Mr.Children、ゆず、BUMP OF CHICKENといった、そうそうたるメンバーがいるレコード会社になりました。今回、社長である稲葉(貢一)さんにディレクションとプロデュースをしてもらいました。

坂本:どうしてそういうお話になったのでしょうか?

宮田:35周年はジュンスカもですが、TOY'S FACTORYもなんですよね。「お互い35周年だし、何かやってみよう!」と去年、話が盛り上がったんです。歌詞も稲葉さんといろいろディスカッションして何度も直しました。「そばにいるから」のメロディーは、もともとバラードだったんです。ジュンスカの「歩いていこう」とか「全部このままで」といった8ビートの早いパンクっぽい曲と、「白いクリスマス」とか「声がなくなるまで」といったバラードの曲、それから今までやったことのないぶっ飛んだ曲の3本柱でいこうって話が去年からあったんです。

そのときの「そばにいるから」はスローで、「白いクリスマス」とか「声がなくなるまで」みたいな感じで(ジュンスカのリーダーでギターの)森純太がメロディーを書いてきたんです。そして、僕が「そばにいるから」という言葉を入れながらサビを作っていったんですけど、稲葉さんから「最初バラードで始まるけど、テンポを上げたらいいんじゃない?」と。

ジュンスカには「すてきな夜空」とか「明日が来なくても」という曲があるのですが、それがスローから速くなるナンバーなんですね。稲葉さんのプロデュースの感覚が混ざって、非常に良い曲ができました。

坂本:途中でリズムが入ってきてテンポが上がるのは、私のジュンスカのイメージでは王道です。稲葉さんとそこまでコミュニケーションを取られて作ったんですね。

宮田:そうですね。久しぶりに人に言われて歌詞を直しましたね。この年になると誰も言ってくれないし、言われても100倍ぐらいで返しますからね。

坂本:(笑)。

宮田:人の話を聞かなくなってくるでしょう? だけど、稲葉さんだからなのか、22歳のデビューした頃の気持ちをまた(取り戻した)。あとは、僕のコントロールの仕方も稲葉さんはわかっていると思うから。決して怒らない人なんですよ。うまく導いてもらえて、いい曲
ができたなと思いますね。

宮田和弥さん



*  

6月10日(土)に東京・日比谷公園大音楽堂(日比谷野音)にて、JUN SKY WALKER(S)のメジャーデビュー35周年記念ライブ「「35th Anniversary Live」を開催します。詳細は公式Webサイトまで。

次回6月12日(月)~15日(木)の放送も、スペシャルゲストをお迎えしてお届けします。お楽しみに!

<番組概要>
番組名:坂本美雨のディアフレンズ
放送エリア:TOKYO FMをはじめとするJFN全国38局ネット
放送日時:毎週月曜~木曜11:00~11:30
パーソナリティ:坂本美雨
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/dear/

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