「小さいことでガタガタ言うなと言ったら涙されて…」コンサドーレ三上GMが期待大の選手は”純心少年”?!

今週も三上GMが"舞台裏トーク"てんこ盛り ©STVラジオ

STVラジオ『GO!GO!コンサドーレ』に、サッカーJ1・北海道コンサドーレ札幌の三上大勝GMが出演。3月16日に行われたアウエイでのセレッソ大阪戦で、リーグ戦初得点を挙げた中島大嘉選手との試合後のウラ話を披露しました。

この試合、コンサドーレの2点目は当初、金子拓郎選手の得点と記録されました。しかし、試合後にセレッソのGKキム・ジンヒョン選手から「45番が触った」と言ったことで、中島大嘉の得点に訂正されました。この記録訂正までの間に、ベンチ裏ではこんな話があったそうです。

三上:確かにね、(中島が)「ボク触った、触った」って一生懸命、言ってたんですよ。で、わたし、彼は今後すごく期待している選手で、普通の選手が同じように「ボク触ったんです」って言ったら「ちょっと、ちゃんと記録を確認するからな」と言うんですけど、中島に対して僕が期待し過ぎだったのか、「おまえくらいのポテンシャルのある選手が、そんなちっちゃいことでガタガタ言うな」と。「誰が見ても”オレのゴールなんだ”と言うのをお前は取れるんだから、ガタガタ言うな」と言う話をしたら、ちょっと(中島が)涙しましてですね…。

吉川:(笑うしかない)

三上:これはちょっと、「公式記録をもう一回、ちゃんと。わかった、わかった、わかった。ちゃんと確認するな」って言う中で、本当にセレッソのGKが「(中島が)触った」ということを言ってくれたので、最終的に中島の得点になった、と言う経緯が実はありまして。

吉川:これ、何か両方の気持ち、わかりますね。

確かに、三上GMの「大物になれる奴が小さいことを言うな」という気持ちと、中島選手の「リーグ戦初得点を記録したい」という気持ち、判る気がします。でも、やはり中島選手はまだ19歳…涙で訴えるのは”今どきの子”なんですね。次のゴールは、三上GMが諸手を挙げて「これがお前のゴールだ!」と言うような ”ゴラッソ” を決めて欲しいものです。

STVラジオ『GO!GO!コンサドーレ』(毎週土曜 7:30~8:00) 
★『GO!GO!コンサドーレ』は次週3月30日から、毎週水曜 17:30~17:40(『吉川のりおスーパーLIVE』内)に移行します。

4月2日(土)『ノノさんの朝ごはん』スタート!現職チェアマンが堂々登場!

4月からも土曜の朝はノノさんで! ©STVラジオ

次週・4月2日(土)からのこの時間は、新番組『ノノさんの朝ごはん』がスタートします。3月12日まで”北海道コンサドーレ札幌会長”として出演していた野々村芳和さんが、Jリーグ・チェアマンに就任した今も引き続き、土曜のあさに出演します!。

Jリーグの将来ビジョンを語るのか?微妙な判定について見解を話すのか?…など、現職のチェアマンがレギュラー出演するならば、そんな”サッカー番組”になるに違いない!と一瞬でも思った方…申し訳ございません。番組タイトルから察して下さい。

日ごろ、ノノさんが食べたランチのことや気になったメニューのことなど、これまで『GO!GO!コンサドーレ』で話してきた中身と変わらないかも知れません。ノノさんと吉川のりおの軽妙なトークを楽しむ番組そのままです。とは言いつつも、やはりサッカーのこと、Jリーグのことも交えてお伝えしていきます。

ノノさんに聞きたいこと、グルメのこともサッカーのことも、これからも番組にメールをお寄せ下さい。アドレスは…  okome@stv.jp  
これで全て、ご理解いただけましたか…?。

STVラジオ『ノノさんの朝ごはん』(毎週土曜 あさ7:30~8:00) ★4月2日スタート!

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GO!GO!コンサドーレ
放送局:STVラジオ
放送日時:毎週土曜 7時30分~8時00分
出演者:三上大勝(北海道コンサドーレ札幌取締役・GM)、吉川のりお(STVアナウンサー)
番組ホームページ

北海道コンサドーレ札幌の元会長・野々村芳和さんがチェアマンとして巣立った後をしっかり守るのが、三上大勝GM。ノノサンと長年、二人三脚でコンサドーレを司って来た三上GMが、コンサドーレ情報をたっぷりお伝えします。もちろん”ノノさん路線”のグルメ話も盛りだくさんです!

メール:hcs@stv.jp
Twitterハッシュタグ:#GOGOコンサドーレ

※該当回の聴取期間は終了しました。

【衝撃】ジェネリック医薬品の4割で製造過程に不備……その要因と改善策は?

政策アナリストの石川和男が12月14日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送Podcast番組「石川和男のポリシーリテラシー」に出演。11月21日、業界団体の調査でジェネリック医薬品の約4割で製造販売承認書と異なる製造があったとの結果が明らかになったことについて専門家と議論した。

医薬品

日本製薬団体連合会(日薬連)は11月21日までに、ジェネリック医薬品を扱う全172社が実施した製造実態に関する自主点検の結果を公表。8734品目中、4割を超える3796品目で製造販売承認書と異なる製造があったことが判明した。日薬連は厚生労働省の会議で速報値として報告し「品質や安全性に影響はない」としたが、会議構成員からは「衝撃的な数字だ」として再発防止を強く求める声が上がった。

処方薬全体の約8割(金額ベース)を占めるジェネリック医薬品を巡っては品質不正が相次いで発覚し、2021年以降、小林化工(福井県)や日医工(富山県)など21社が業務停止などの行政処分を受けており、医薬品の供給不足の一因ともなっている。

これらの背景について番組にゲスト出演した神奈川県立保健福祉大学シニアフォローで一般社団法人医薬政策企画 P-Cubed代表理事の坂巻弘之氏は「理由は色々あるが、一例として国がジェネリック医薬品の使用促進を訴えてきた背景がある。(ジェネリック医薬品を)今まで年間10万錠作っていた会社が、1000万錠作らなきゃいけないとスケールアップする時に、(製造販売承認書に従った)今までと作り方を変えてしまう会社があった」と指摘。

一方で「日本の基準は厳しすぎる部分がある」とも述べ、「例えば薬を製造するタンクに原料を入れていく際、一度にまとめて入れるのか、少しずつ分けて入れるのかが製造販売承認書には書かれている。今回の調査結果でも、そういった部分で誤りがあった事例が見られたが、薬の専門家から見れば薬の有効性には影響しないよねということがある」と言及。「(原材料を)どのくらい分けて入れるのかなどは、アメリカやヨーロッパでは基準に入れていない」として、日本の製薬基準が厳しすぎる点を明かした。また、「日本の規制が厳しすぎて、外資系企業のなかには実質的に日本から撤退する会社も結構出てきている」とも語った。

その上で、直近でも医療現場が必要とする薬の約2割が供給されていない問題の解決策として「いろんな要因が絡んでいるが、例えば海外の状況を見ると人体に対する影響がどのくらいあるのか。元々届け出た手順書(製造販売承認書)と実際には異なった工程で作っていたとしても、人体に対する影響を評価した上で安定供給の方を優先するというような意思決定の仕方もある」と指摘。

さらに「現実に供給不足を起こしている多くの薬は値段が安いもの。そのあたりのデータもきちんと見て、安いものに関しては採算が取れるように、あるいは増産するインセンティブになるような価格政策を国がとっていくべき」とも述べた。

石川は「国には価格と供給安定、両方のバランスが取れた政策をやってもらいたい。規制の合理化や、ルールの見直しなどを進めてもらいたい」と注文をつけた。

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