「LOVE PASSION/REBECCA」"LP単位"で曲が聴かれていた時代の証左の一曲

「されど私の人生」はこのアルバムからOA ©STVラジオ

STVラジオ『MUSIC☆J』。'70~'90年代の日本の曲・日本語のpopsを中心に、洋楽や最新ナンバーも織り交ぜて、イントロからエンディングまでノーカットでお届けする3時間のライブ・プログラムです。ポプコン出身のシンガーソングライター・松崎真人が、自らの経験と知識に基づいた音楽トークとともにお届けします。(文中敬称略)
 
松崎:この曲、きょうまで吉田拓郎の作品だと思っていたんです。ただ、僕が聴いて知っていたのは、吉田拓郎がカバーして歌っていたバージョンでした。オリジナルの作者は、あの「いまのキミはピカピカに光って」でボーカルを取っていた斎籐哲夫。”歌う哲学者”と言われた方です。彼がオリジナル作家で、本人が歌うこの曲を。

M28「されど私の人生/斉藤哲夫」(20:41ころ)

松崎:(OAに使った)これは、色んな方が出演しているリサイタルでの実況録音盤です。(中略)もし吉田拓郎バージョンが手元にある方はぜひ、聴き比べて見て下さい。

(編註:「されど私の人生」は、初出が1971年で斎籐哲夫2枚目のシングル。「いまのキミはピカピカに光って」は1980年発売。吉田拓郎のカバーはアルバム「よしだたくろう オン・ステージ ともだち」に収録)

時代の寵児だったREBECCA

M22「LOVE PASSION/REBECCA」(20:01ころ)
 
松崎:REBECCAは、CBSソニー内の「FITZBEAT」という、ベーシストの後藤次利をヘッドに据えて、他に「聖飢魔II」などが在籍しています。

松崎:『MUSIC☆J』も6年やらせてもらって、REBECCAもほとんど掛けたよねと思ったら、「あ、LOVE PASSIONを掛けてないな、シングル曲だし」と思って調べたらこれ、シングル曲じゃないんだよね。だから、いかに1984年・85年あたりの大学生がLP単位で曲を聴いていたか、って話です。当時、貸しレコードはもうあったので、買える人は買ってたし、買えない人はレンタルしてカセットテープに落として、クルマで聴いたり、家のカセットデッキで聴いたりしていたわけです。だから、アルバム曲とシングル曲が混同している場合もあるんですね。

松崎:と言うか、「LOVE PASSION」は全然、シングルでも行ける曲だけどね。

【今宵の一筆入魂】
「LOVE PASSION/REBECCA」  土橋安騎夫をリーダーにした時点で、もうレーベル代表の後藤次利は役割を失っていたのかも知れない。小田原豊のタイトなドラムの上で自由に舞い踊るNOKKOに、全国が熱狂した。そして土橋安騎夫のサウンドのカラー。すべてが80年代を体現していた。街にもNOKKOっぽいヘアスタイルの少女が溢れ返った。「ああ、バンドが天下を取るってこういうことか」と納得した20代はじめの頃。(松崎 真人)

4月2日(土)のプレイリスト ”シーズン6.5”春から夏もMJにお付き合いを!

【18:00~18:59】
M01「よろしく哀愁/郷ひろみ」
M02「哀愁トゥナイト/桑名正博」
M03「禁じられた遊び/山口百恵」
M04「フィーリング/Hi-Fi-Set」
M05「スカイ・ハイ/ジグソー」
M06「スピニング・トー・ホールド/クリエイション」
M07「ラーメン食べたい(ライブ)/奥田民生」
M08「ごはんができたよ/矢野顕子」
M09「とってもウマナミ/MEN’S 5」

【19:00~19:59】
M10「19:00の街/野口五郎」
M11「LA-LA-LA/研ナオコ」
M12「街の灯り/堺正章」
M13「お世話になりました/井上順」
M14「赤い風船/浅田美代子」
M15「にんげんっていいな/中島義実」
M16「Eight Days A Week/The Beatles」
M17「一週間に十日来い/五月みどり」
M18「うちの女房にゃ髭がある/美ち奴」
M19「悲しくてやりきれない/ザ・フォーク・クルセダーズ」
M20「青年は荒野をめざす/ザ・フォーク・クルセダーズ」
M21「あの素晴らしい愛をもう一度/加藤和彦・北山修」
 
【20:00~20:59】
M22「LOVE PASSION/REBECCA」
M23「REAL/大江千里」
M24「センチメンタル カンガルー/渡辺美里」
M25「矛盾の中で生きてる/EPO」
M26「SOMEDAY/佐野元春」
M27「ラブ・ストーリーは突然に/小田和正」
M28「されど私の人生/斉藤哲夫」
M29「スタートライン〜新しい風/馬場俊英」
M30「土曜の夜と日曜の朝/Birthday Suit」

STVラジオ『MUSIC☆J』(毎週土曜・日曜 18:00~21:00

MUSIC★J
放送局:STVラジオ
放送日時:毎週日曜・土曜 18時00分~21時00分
出演者:松崎真人(まつざき・まこと):シンガーソングライター、選曲家。北海道札幌市出身。1984年ヤマハポピュラーソングコンテストで優秀賞を受賞し、85年「たわいないトワイライト」でデビュー。92年、佐木伸誘とユニット「Birthday Suit」結成。現在はソロでラジオパーソナリティやライブを中心に活躍中。
番組ホームページ

★リクエストメール:mj@stv.jp
★twitterハッシュタグ:#musicj 
 70年代~90年代の日本のポップス・日本語のポップスを中心に"厳選かけ流し"でお届け。J-popの源流を築いた往年の名曲を毎日30曲前後も紹介するパワー・プログラム。いまの10代~20代にも聴いて欲しい、日本の音楽がわかる番組!ブームの"シティ・ポップ"、その源流や背景、エピソードは「MJ」の最も得意なフィールドです。
 パーソナリティは、北海道出身のシンガーソングライター・松崎真人。音楽への深い造詣と知識に裏打ちされた含蓄あるトーク、選曲の幅広さでリスナーの支持を全国に広げている。

※該当回の聴取期間は終了しました。

yamaがZIP-FM『SWEET VOX』に登場!『くびったけ』レコーディング秘話を語る

ZIP-FMが平日のお昼にお届けしている『SWEET VOX』(毎週月曜から木曜、14時~17時放送)。8月17日(水)の放送では、ゲストにyamaをお迎えしました。2020年4月にリリースした「春を告げる」が大ヒット!しかし、プライベートは謎に包まれたyamaに、番組ナビゲーターの高木マーガレットがインタビュー。

この日の番組テーマ『山派?海派?』という質問には「山派!」と即答。この夏、アルバムリリースの祈願も込めて、富士登山を計画しているそうです。

さらに、先月より配信されている『』のレコーディング裏話も披露。同楽曲のプロデューサーVaundy独特の語尾で下がる"フォール"に苦労したとのこと。カラオケでなりきって"フォール"するには?という質問にも快く回答。レコーディングでディレクションもしてくれたVaundyから様々なことを吸収できたと話してくれました。

また、8/31リリースのアルバム『Versus the night』に収録される『それでもぼくは』について、自身が初めて作詞作曲をした楽曲で、自信がなかったが、つたないけど自分の言葉を表現する等身大を意識した楽曲と語りました。

素顔を明かさないyamaですが、真摯な受け答えに人柄が垣間見え、アルバムがますます楽しみになったインタビューでした。

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