なつこ「交通費免除だけ選んで応募していました」夢追った頃の突破力をトーク

なつこ ©STVラジオ

歌手の なつこ が、STVラジオ『Brand Newえんか』4月11日(12日早朝)から4日間にわたって出演。新曲を含む自身の曲を紹介しながら、自分のエピソードや歌手という仕事、北海道への思いなどをトークします。

なつこは、北海道・小樽市の出身。小学生の頃から「歌手になりたい」という夢を抱き、中学生になったら行動に移ったそう。その行動は、思わず「偉い!」と声をかけたくなるようなものでした。

なつこ:新聞の小さな広告だったり、オーディション雑誌を見てました。小樽に住んでいたので全然情報がなくて、両親にも迷惑をかけないようにと、東京に行くための交通費がかかってしまうから。審査の会場って東京が多いんですよね。で、「交通費免除」って書いてあるモノだけを選んで、自分でデモテープを撮ったり、写真を自分で撮って、オーディションやコンテストに応募したって言うのを覚えています。

両親や家の事情を考えながら、自分の力でデビューを勝ち取った過程がよくわかります。その「歌手になりたい」というちいさな頃の思いを今も忘れずに歌い続けているのが、なつこです。小樽出身なので、いつしか「加藤さんと山口くんとなつこさん」なんて番組が出来ると面白いかも?!。

STVラジオ『Brand New えんか』毎週月~木 28:30~28:45 /火~金 早朝4:30~4:45)

4月12日・火(13日・水 早朝)OAへのタイムフリー

Brand New えんか
放送局:STVラジオ
放送日時:毎週月曜~木曜 28時30分~28時45分
出演者:なつこ(小樽出身)
番組ホームページ

人気の歌手が楽しく、そして穏やかにひとりでトークをしながら、エピソードたっぷりに自分の曲を紹介する新番組STVラジオ『Brand New えんか』。テレビではあまり話す機会のない、自分が歌手になろうと思ったきっかけとか、北海道でのステージやキャンペーンの思い出、そしてステージを離れた日常のことまで、出演者が思い思いに語りかけるようにトークを繰り広げます。思いの外、その歌手の”素の部分”も聴ける、BranNewな深夜の番組です。4月11日(4月12日早朝)からの4日間は、なつこが担当します。
【このバナーは、4月11日・月 28:30(4月12日あさ4:30)の番組にリンクしています】

※該当回の聴取期間は終了しました。

「ベートーベン=才能の人」ではなかった!?

4月24日「長野智子アップデート」(文化放送)、午後4時台「ニュースアップデート」は毎日新聞論説委員の小倉孝保さんが、「ベートーベンに音楽の才能は確認できなかった」というニュースについて解説した。

長野智子「(ベートーベンに音楽の才能がないって)大谷翔平選手に野球の才能は確認できなかった、というぐらいビックリします(笑)。ベートーベンですよ?」

小倉孝保「ベートーベンって相当、音楽的には能力高いですよね」

長野「それはそうですよ(笑)」

鈴木敏夫(文化放送解説委員)「宮廷音楽を我々、大衆の音楽にしてくれた功労者ですよ」

小倉「ベートーベンって18世紀の末から19世紀の初めにかけての、ドイツで生まれた人なんですけど、髪の毛がまだいくつか残っているんです。5、6箇所にあるらしくて。その髪の毛を集めてきて、数年前からDNAの鑑定検査というのが、あちこちの大学で行われているようです。去年でしたか、最初に発表されたのは、どんな病気にかかっていた可能性があるのか、体調はどうだったのか、という話で」

長野「はい」

小倉「彼は鉛中毒で難聴になったんじゃないか、という説があったんですけど、それは否定されたんです。髪の毛からまったく鉛は出なかった。むしろ遺伝子的には肝臓が悪かったんじゃないか、と。恐らくB型肝炎にかかっていて。ベートーベンってすごくお酒を飲んでいたらしいんです。お昼からワインを大体ボトル1本飲んでいた」

長野「そうなんですか(笑)」

小倉「難聴云々というよりも飲みすぎだった感じらしいんです。それは既に発表されているんですけど。今回発表されたのが、また別の大学なんですけど、いろいろDNA検査していても、これという音楽的才能が見つかっていないんです」

長野「音楽的才能はDNAでわかるものなんですか?」

小倉「10年ぐらい前からDNA鑑定の能力が上がるなどして。今回は1万4000人ぐらいのDNAのデータがあって、その中から、リズム感の高い人はこういう集団だとか、そういうデータがあるらしいんですよ」

長野「データが集積されているから……」

小倉「そのデータと合わせたところ、遺伝子的に、特にリズムやビートに関しては、ベートーベンは劣っていたんじゃないか、という。もともと音楽才能が飛び抜けて高かったわけじゃないかもしれないんです。彼の場合はお父さんも音楽家でしたから、音楽を聴いたときにどういう行動をしなさい、とか。彼はピアノもしていて、すごく上手でした。彼の音楽的才能というのは、生活習慣のほうで、生まれたあとから培われていったんじゃないか、という見方が強まっているらしいんです」

長野「それってうれしい情報というか。本当に一握りの限られた天才がいて、ほかは一般人みたいな。天才は特別な遺伝子を持っているのかと思いきや、むしろ生まれたあとの環境から天才が育まれる、という」

小倉「そういう学説のほうが強まっているみたいですね」

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