宮西尚生「後ろで投げる緊張感が最大パフォーマンスに」リリーフのプライドを語る
北海道日本ハムファイターズの宮西尚生投手が、野球のことだけじゃなく、仕事のこと、恋愛のことまで”素”で語るSTVラジオ『宮西尚生のなんとかなるさ』。シーズン中も、ファイターズの鉄腕リリーフがリスナーのメールにお答えします。
2022年シーズンが開幕。BIGBOSS監督率いるファイターズは苦戦が続いていますが、宮西投手は「勝てない中にも収穫はある」と前向きに考えを語っています。ところで、オープン戦で「先発」を努めたこともあり、ファンやリスナーからは「宮西さんが開幕投手になるのでは」という予想や期待が込められたメールがたくさん寄せられました。
宮西:これ、言っていいのか判らないけど、可能性はかなりありましたよ。キャンプの1回目のブルペンの時にBIGBOSSから「開幕、2イニングか、行ける?」みたいな話はされてたんで、「(開幕先発)あるかな?」と思ったんですけど、なかったすね(笑)。
宮西:やってみたいか、やってみたくないか…。「先発」だけで言えば、別にやりたいと思わない。リリーフにプライド持ってるし。先発やるんだったら、長いイニングを…
草野:やるからには…
宮西:やるからには、やりたいよね。でも、開幕投手をやってみたいかと聞かれたら、これはちょっとやってみたい部分もある。だって開幕投手って、一発目よ。そこの華やかさというのは、やってもいい。唯一、やってもいいかなと思うオープナー。だけど、基本的には(先発は)やりたくないよ。
宮西:やっぱり、勝ってる部分(でリリーフする)のあの緊張感、失敗した時の後悔や悔しさ。あのプレッシャーの中で十何年もやって来たら、先発は面白くない。何の緊張感もないし。
草野:そうですか…
宮西:だって、一点取られても、まだ攻撃が8回もあるわけよ。だから一点の重みが違うんですよ、僕の中では。しんどいけど、後ろの方(イニング)で投げてる緊張感がないと、最大のパフォーマンスは出ないかも。
宮西投手は、笑いも交えてサラッと語ってくれましたが、言葉の節々に「リリーフとしてのプライド」と「自分を追い詰めるまでの決意」をグッと感じさせます。今シーズンも、ファイターズの鉄腕リリーフとして、最大のパフォーマンスを期待せずにはいられません!。
STVラジオ『宮西尚生のなんとかなるさ』(毎週木曜 17:30~17:40) ※『吉川のりお スーパーLIVE』内
- 宮西尚生のなんとかなるさ
- 放送局:STVラジオ
- 放送日時:毎週木曜 17時30分~17時40分
- 出演者:宮西尚生(北海道日本ハムファイターズ投手)、草野あずみ
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メール:live@stv.jp
プロ野球・北海道日本ハムファイターズの宮西尚生投手がレギュラー出演。シーズン中も現役の選手が毎週、トークを繰り広げる貴重な番組です。日本プロ野球界の中継ぎ投手のトップランナーでもある宮西投手の、現役ならではの苦労や楽しさなど、試合を見るだけでは判らない選手としての生の声が聴かれます。ファンからのメールにも優しく楽しく答えてくれる宮西投手の魅力が満載です。
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