ラム肉は自宅でも美味しく調理できます。決め手は火加減とスパイス!

日々の天気や街のトレンド、おいしいゴハンに大人の悩み、社会の仕組み・・・1日イチ「へぇ~」なトピックスを。 新進気鋭のコラムニスト、ジェーン・スーが、生活情報や人生の知恵をナイスなミュージックと共に綴る番組。
ゲストは、ラム肉の魅力を伝えるラムバサダー のマネージャー"ラム橋さん" こと、三橋 一法さん!
ラムバサダーとは?
様々な角度から、ラム肉の魅力と可能性を発信する個性豊かなスペシャリスト集団!例えば、羊肉を知り尽くした羊肉専門店のオーナー、ラム肉を愛してやまないシェフなどがメンバーとなっています。
よく聞くラムとマトン、ジンギスカンの違いは?
一般的には、生後12ヶ月未満の子羊をラム肉、12ヶ月以上の羊をマトンと言います。厳密に言うと、ラム肉は12ヶ月未満くらいの時期で永久歯が1本も生えていません。永久歯が1本以上生えるとマトンと言い、12ヶ月以上くらいが目安となっています。ジンギスカンは、マトンやラムなどの羊肉を用いた焼肉料理を指す言葉です。
ちなみにラムとマトン、風味にはどんな特徴が?
子羊のラム肉は柔らかく、肉質はキメ細やかでピンクに近い色をしています。マトンはもう少し色味も濃くなり、筋肉も発達していくので、味が濃くなるという言い方をします。「マトンは臭い」というイメージがあるかもしれませんが、ラム橋くらいになると、味が濃いとか香りがあるという表現をします。
羊肉の“臭み”が気になって食わず嫌いという方へ!調理の際に意識すべきこと
買ってきたラム肉はすぐに冷蔵庫で保管!
水分(赤色)が肉から出ていたら、調理の前にキッチンペーパーで肉を拭く!
焼く時は強い火で焼き色をつける!
スパイスは、香りや辛味があるものがオススメ。(クミン、ゴマ、唐辛子、胡椒)他にも、生姜、ニンニク、パクチー、玉ねぎ、葉物野菜も相性抜群!
ラムとネギの塩炒め
材料(2人前)
ラムロース肉:300g
長ネギ:2本
酒:大さじ1
サラダ油と塩は適量
調理手順
長ネギは斜めに切り、ラム肉に軽く塩と酒を振って揉み込んでおく。
フライパンに油をひき、具材をざっと炒めたら蓋をして、中火で5分程、蒸し焼きにする。
蓋をとり、強火にして塩を振り、全体を炒め合わせたら出来上がり。
大人気本格中華レストラン「味坊」✕ラムバサダー沢樹舞さんのスペシャルコラボ、お店でも大人気のメニュー。味付けは塩だけ!じっくりと蒸し焼きにしてから強火で炒めることで、ネギの甘さを引き出します!
カリカリジューシー!オージー・ラムの竜田揚げ
材料 (4人前)
ラム(肩ロース焼肉用):400g
片栗粉:適量
揚げ油:適量
下味
おろし生姜:1片分
しょうゆ:大さじ2
酒:大さじ1
みりん:大さじ1
調理手順
材料を混ぜ合わせ、オージー・ラムに下味をつける。
ラム肉の両面に片栗粉をまぶす。
揚げ油を180℃に熱し、2.のラム肉を入れて揚げたら完成です~
付け合わせのおすすめはキャベツは千切りや、ししとうの素揚げなどシンプルなもの。すだちとの相性抜群なので、半分に切ったすだちをお皿に添えても。
三橋 一法(みつはし・かずのり)
日本でオージービーフ・ラムのマーケティングやプロモーションを行うオーストラリアの生産者団体MLAのフードサービス・マーケティングマネージャー。2015年の未年からスタートしたオージーラムPR大使、ラムバサダープロジェクトの生みの親であり責任者。現在、日本で20名のラムバサダーを率いるマネージャー兼「ラム橋」として、ラム肉の魅力を全国各地で伝えている。
(TBSラジオ『番組タイトル名』より抜粋)