今年のお花見、多摩モノレールから見下ろす桜はいかが?お花見できる鉄道旅特集
3月に入り、いよいよお花見シーズンの到来! 今日の「スーさん、これいいよ!」では、鉄道ライターの杉山淳一さんをゲストにお迎えし、鉄道から絶景を楽しめる「お花見・おすすめコース」を教えていただきました。

最近の鉄道業界の動きは?
▼ダイヤ改正で東海道新幹線の終電がちょっと遅くなります。品川23時59分着です。
これまでより21分遅くなります。新大阪の終電は21時24分~45分に。改正は3月14日から。ちなみに、新幹線は0時までなので、ギリギリを攻めていることになります。
鉄道ライター・杉山淳一さんに聞く!「春を楽しむ、お花見鉄道旅」
この時期、桜はもちろん、さまざまな花が見頃になります。鉄道から見える並木や花畑、そして、鉄道から近くのお花見スポットなど、おすすめコースを教えていただきました。
上から見るか、下から見るか!桜を上から眺める多摩モノレール!

▼多摩モノレールで「上から観る桜」がおすすめ。多摩モノレールは、東京都多摩地域を南北に結ぶおよそ16kmの鉄道路線。上北台(東大和市)から多摩センター(多摩市)を結びます。
▼そもそも、モノレールと桜の組み合わせがベスト!普通の高架を走る電車は防音壁などで下は見えません。しかし、モノレールは、静かなので、壁がなく、窓から下を見ることができます。
▼そんな多摩モノレールから、見られるのが上からの桜。
普通、桜は下から見上げるものですが、桜を上から見下ろすことができるんです。多摩モノレールは、沿線にたくさんの桜並木があるので、いい時期にいけば、桜三昧間違いなし!具体的には、並木道と3カ所で交差するほか、昭和記念公園、高幡山(高幡不動)など遠景の桜林を眺められます。そのまま昭和記念公園に行くのもおすすめ。「桜街道」という駅があります。
▼ちなみに、およそ8年後に線路が伸びる予定でして、延伸予定区間(2034年度)にも、野山北公園自転車道や狭山池公園(箱根ヶ崎駅付近)があります。
▼「多摩モノレール」は、1日乗車券があるので、そちらもぜひ利用してみください!大人890円、子供450円です。ほかのモノレールも桜チャンスあります。湘南、千葉など。こちらは懸垂式なので、もっと見やすいんです!
芝桜の花畑は圧巻!西武鉄道でめぐるお花見旅!
▼西武鉄道で見る芝桜~長瀞の桜のおすすめコース!
西武秩父駅から徒歩16分で羊山公園。さらに公園内を南下して15分で芝桜を。見頃は4月中旬から5月上旬。また、遠くに武甲山が見られます。
▼ちなみに、長瀞にも有名な桜並木があるので、そのまま桜を見に行くとよいでしょう。
西武秩父駅から徒歩5分で、SLで有名な秩父鉄道の御花畑駅。そこから約20分で長瀞駅。長瀞の桜並木は約400本 町全体で3000本。見頃は4月上旬から中旬。
▼この駅は「御花畑駅」という駅名ですが、周囲は花畑ではなく、秩父夜祭からのネーミング。
▼ほかに、SL列車「パレオエクスプレス」もおすすめ。3月20日からの運行です。
花より団子!銚子電鉄で春キャベツの畑と、焼きそばを楽しんで!
▼最後は花ではなく、「春キャベツ」の畑です。“花より団子”ということで。
▼銚子電鉄の仲ノ町駅のまわりに、畑がいっぱいあって、その中にキャベツ畑があるんです!
銚子市は春キャベツの出荷量日本一!(キャベツ生産量 1位は群馬 2位は愛知 3位は千葉)“花”ではないんですが、この時期、春キャベツの出荷前の状態が壮観です!そして、3月~4月の春キャベツが美味しいし、葉が柔らかい。「花より団子」という方にはこちらのコースがおすすめ。
▼ただ、実際に近くで食べたいですよね?
そんな方におすすめなのが、「ヤマサ醤油株式会社」の工場見学。醤油作りについて、学ぶことができます。このヤマサにある「しょうゆ味わい体験館」の売店にあるのが「銚子ぬれ煎餅やきそば」銚子名物・ぬれ煎餅とは、醤油がしっかりとしみ込んだ柔らかいおせんべいのこと。ここで「春キャベツを使った焼きそば」が食べられます。
▼お土産でおすすめなのは「高級醤油 ソヤノワール」(税込799円)
市販だともっと高い1500円くらい。茹でた肉にこれだけでうまいんです!工場見学は、完全予約制なのでご注意ください。
▼ちなみに、キャベツ畑。夏は、ひまわりの名所になる~とうもろこしも。花も見られます。昨日、小湊鉄道沿線に行ったんですけど、ウメ・モモ・菜の花が良かったです。
▼この近くにある「いすみ鉄道」もおすすめなんですが、いまは全線運休中。いすみ鉄道が通る「菜の花畑」がすごいんですが、お車でお越しの方は行ってみては。
「ヤマサ醤油 工場見学」
・現在、工場内のメンテナンスのため、しょうゆ作りの映画のみとなっています。
・完全予約制ですので、お出かけの前にご確認ください。
皆さんも時刻表を片手に、春を探しに出かけてみてはいかがでしょうか?

■杉山淳一さん
・1967年、東京生まれ。
・信州大学大学院を卒業後、出版社でパソコン雑誌やゲーム雑誌の広告営業職を担当。
・96年にフリーライターになると、IT、PCゲーム、eスポーツ、ゲームアプリなどの分野で執筆されます。
・鉄道趣味歴は40年以上で、常日頃、全国の鉄道路線完乗=完全制覇を目指して旅をしつつ、“書き鉄=鉄道ライター”として活動されています。
・最新の鉄道情報は、杉山さんのX(旧Twitter)をチェックしてみてください!
(TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』より抜粋)
