JUNK おぎやはぎ「小木家、モンスター来襲に小木っちゃう」

TBSラジオ『木曜JUNK おぎやはぎのメガネびいき』
毎週木曜 深夜1時〜3時 放送中!

2018年11月29日(木)のメガネびいきは・・・

おめでたいニュースも多かったんですが、ビッグネームの離婚もあった今週の芸能界。

当然イジってみるわけなんですが、冒頭10分、結構なパワーワードをばら撒きまくる小木さん。
割と最低な見解でしたが、小木さんとしては「人間らしい、ほんといい人達」という事を伝えたかったようです。

そんな小木さんですが、この前の日曜、小木家でホームパーティーを開催。
東京03角田さんバイきんぐ小峠さん小嶋陽菜さんら豪華なメンバーが集まるそのパーティーに、
“モンスター”安田大サーカス・クロちゃんも参加。

クロちゃんにどうやら興味を持ってるらしい愛娘まあるちゃんのために、サプライズで呼ぶことにしたんですが、誰とでも仲良くなれるあの奈歩夫人ですら怯む、クロちゃんの存在感。
家に来る前から、小木家に戦慄が走ったそうです。

新幹線に乗って、刻々と小木家に近づくクロちゃん。

小木家の玄関の写真を撮影し、「ここだしんか~」と送ってくるクロちゃん。

小木家に響く悲鳴。

これはもう、ただのホラー。

でも、これはすべて、娘を喜ばせたい親心。

その葛藤を乗り越えて、受け入れたモンスターを前に、
まあるちゃん、逃げちゃったそうです。
ほんと、イヤだったようです。
そりゃ当然です。

その一方、小木さんの義母・森山良子さん、あの「ひざク○ニ」の話に大喜び。
クロちゃんと意気投合したそうです。
とんでもない人です。どっちも。

そんなクロちゃんですが、モンスターですけど、実は礼儀正しいモンスター。

小木家に向かう新幹線で「マナーが悪い」としっかり炎上しながらも、ちゃんと手土産を持ってくる律義さ。

その礼儀正しさに感銘を受け、あと、矢作さんが目撃した人力舎の若手・川井さんと
その後輩ザ・マミィ酒井さんとのゆるすぎる上下関係から、「周りの礼儀正しい人・無礼な人」を
リソナーさんから募集しました。
今夜もたくさんのメール、ありがとうございました!

最後に、「TBSラジオからSPウィークがなくなる」というニュースを見て、
心配してるリソナーさんがたくさんいるようなので、お伝えしておきます!

メガネびいき、12月の恒例行事「ダイナマイト・エクスタシー」ですが・・・

 

 

 

 

 

 

なくなりません!!

今年も開催します!!

安心して、溜めこんでください!!

ということで、第8回ダイナマイト・エクスタシー、詳細は次週!!

それでは、来週も宜しくどうぞ~。

JUNK おぎやはぎのメガネびいき
放送局:TBSラジオ
放送日時:毎週木曜 25時00分~27時00分
出演者:おぎやはぎ
番組ホームページ

その独特なテンポと漂々としたキャラクターで、幾多の若手お笑い芸人たちと一線を画してきた、おぎやはぎ。
子分肌でありながら、兄貴的信頼も持つ、おぎやはぎ。
上からも下からも好かれるNO.2。
そんなNO.2のポジションでNO.1になりたい。
「ニュータイプ兄貴(パーソナリティー)」、、、おぎやはぎ。

※該当回の聴取期間は終了しました。

みかんに魅せられた大学生、異郷の地で大挑戦「多くの人においしいみかんを食べてほしい!」

暦の上では春になっても、まだまだ「こたつ」が恋しい時期です。こたつに入ると食べたくなるのが、やっぱり「みかん」。

ただ、どんな方がみかんを作っているのか、あまり知らない方も多いと思います。今回は、果物好きが高じてみかん農家になった、北国出身の若い男性のお話です。

赤山大吾さん

それぞれの朝は、それぞれの物語を連れてやってきます。

昔、東京と沼津の間を結ぶ電車を「湘南電車」と呼んでいた時代がありました。車両のオレンジと緑のカラーは「湘南色」、俗にみかん色とも云われてきました。今はだいぶ本数も減りましたが、東京駅のホームに、「沼津」と行先が表示されると、何となく、潮の香りと柑橘系の爽やかな香りが漂ってくるような気分になります。

その静岡県沼津市・西浦地区は、駿河湾の最も奥まった所にあって、海越しの富士山を望むことが出来る、風光明媚なみかんの産地として知られています。看板品種は、寿という字に太郎と書いて、「寿太郎」。この「寿太郎」を、今シーズン初めて作り上げて、出荷した男性がいます。

赤山大吾さんは、2000年生まれの24歳。赤山さんは、北海道・札幌のご出身で、小さい頃から果物が大好きでした。土地柄、みかんはあまり出回らないため、りんごを2個、まるかじりするのが日課。残すのは、わずかに芯の部分だけでした。

赤山さんは新潟の大学に進学しましたが、コロナ禍のために授業はリモートが中心。学ぶ内容も想像していたものと違って、あまり納得がいきませんでした。悶々とした日々を送る中で、赤山さんはたまたま近所のスーパーで「沼津・西浦みかん 寿太郎」と、ラベルが貼られた袋を手に取ります。

『寿太郎? 沼津ってドコ?』

赤山さんは、そう不思議に思いながら、家に帰って、さっそく皮をむいて、みかんの小さな袋を一つ、口のなかに入れると、いままでにない食感に感激しました。

『甘い! でも、甘いだけじゃない、甘みと酸味のバランスが絶妙だ!』

赤山さんは、「寿太郎」を食べて、食べて、食べまくりました。そのおいしさに満たされるうちに、自分でもみかんを作りたい気持ちが芽生えます。

沼津市西浦地区のみかん山(画像提供:JAふじ伊豆)

赤山さんは、居ても立ってもいられずに、寿太郎を出荷している沼津のJAに、直接電話をかけました。

「あの……、みかん作りに興味があるんです。教えてもらうことは出来ますか?」

2022年2月、赤山さんは大学を休学して、沼津にみかん作りの研修にやって来ました。地元の農家の皆さんも、北海道出身の赤山さんの挑戦に驚いたといいます。

その初顔合わせ、農家の皆さんは赤山さんの手を見るなり、思わず目を見張りました。

『おお、彼は本物だ! これだけみかんが好きなら、きっとやってくれる!』

そう、赤山さんの手は、みかんをいっぱい食べた、あの黄色い手になっていたんです。赤山さんは、西浦地区でもとくにおいしいみかんを作ると定評のある、御年80歳の大ベテランの農家の方に付いて、みかん作りを学び始めました。

「いいか、農家というものは、人に言われてじゃなくて、自分から動かないとやれないぞ」

「みかんは手間をかければかけるほど、ちゃんと応えてくれる。手間を惜しむな」

赤山さんは、師匠がかけてくれる言葉を一つ一つ噛みしめながら、その背中を追いかけていきます。厳しい言葉の後には、夕飯のおかずをおすそ分けしてくれたり、地元の皆さんの人柄の温かさも、故郷を離れた赤山さんには大きな励みになりました。

赤山大吾さん

籍を置いていた大学にも退学届を出して、退路を断った赤山さんは、2年間の修業を経て、2024年1月、晴れて独立を果たします。高齢でみかん作りが難しくなった方のみかん山・およそ1.5ヘクタールを借り受けて、自分の力が試される時がやって来ました。

いざ作り始めてみると、農家はみかんを作っていればいいわけではなく、事務手続きや生産計画作り、害虫や猛暑対策、アルバイトの雇用などを、全部1人でこなします。

それでも去年は概ね天候に恵まれ、周りの皆さんのサポートにも支えられながら、およそ1万キロの「寿太郎」が無事に実って、収穫することが出来ました。その出来栄えに、赤山さんも手ごたえは十分! 早速、地元の方に食べてもらうと、「おいしい!」と、味に太鼓判を押してくれました。

自分で収穫したみかんが出荷されていく様子を見て、赤山さんは胸が高鳴りました。

『自分で作ったみかんが誰かの手に渡っていく。ようやく自分で稼ぐことが出来たんだ!』

でも、赤山さんに収穫の喜びに浸っている暇はありません。まだ、みかんの管理に甘い点があったこと。そして、この冬は、越冬しているカメムシが多いため、今年は天敵への抜かりない対策が求められそうなことなど、しっかり気を引き締めています。

「もっとおいしいと言ってもらいたい! 多くの人においしいみかんを食べてほしい!」

その思いを胸に、赤山さんは2年目のみかん山に登ります。

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