織田哲郎×尾崎世界観!織田さんが手がけたBメロをひたすら味わう

TBSラジオ「ACTION」月~金曜日の15時30分から生放送。火曜パーソナリティはクリープハイプの尾崎世界観さん。

10月29日(火)のゲストは・・・
ミュージシャンでありプロデューサー、作詞も手掛けている織田哲郎さん!
「シーズン・イン・ザ・サン」「世界中の誰よりきっと」「負けないで」「おどるポンポコリン」などなどなどなど、数々の大ヒット曲を生みだしてきた織田さん。尾崎さんは特に、織田さんの「Bメロ」が大好きだそう。ということで今回は、織田さんが作ったBメロをひたすら味わいます!

尾崎:さっそくなんですが、Bメロについて伺っていきたいと思います!

幸坂: Bメロってサビの前の部分ですよね?

尾崎:そうです。AメロがあってBメロがあってサビという順番ですね。Bメロというものは洋楽にはそんなに存在しないですよね?

織田:存在するものもあるんですけど、比較的少ないですかね。日本の音楽はいつぞやから多くなったっていう感じですかね。

尾崎:織田さんが音楽を聴き始めた頃は邦楽においてBメロってどんな具合なんですか?

織田:私が小さい頃は歌謡曲ですけど、そんなに“Bメロ”っていう独立した部分があるっていうのはあまりなかったですね。

幸坂:へえ~!

尾崎:僕は子供の頃からBメロがある楽曲を聴いて育ったので、改めて織田さんの曲を聴かせてもらった時に「あ、これだな!」って。サビで回収してほしいというか、散らかったものが綺麗に吸い取られていく瞬間。

尾崎:個人的に僕も曲を作っているんですけど、ちゃんとBメロを作り切れてないなと思います。織田さんの中でBメロの存在はどういうものでしょうか?

織田:ぶっちゃけ言うと、別に必要だと思ってるわけじゃないんですよ。

尾崎:はい。

織田:たとえば、2行をずっと繰り返すような歌があってもいいわけで。ただやっぱりそれだけで飽きずに聴かせるって大変なことだから、こう始まってサビに終わるっていうのを分かりやすくA、Bだけで終わりって作るのも退屈になってしまう。

尾崎:そうですね。

織田:比較的に洋楽はフェイクがあったりするのが基本じゃないですか。J-POPも最近は1番2番3番でメロディ崩していくっていうのが普通になってきましたけど。

尾崎:フェイクっていうのは節回しで固定のメロディを崩すやつですよね。歌の後半で気持ちよくなった人がよくやるような。

織田:洋楽ってそういうパターンが多いから退屈しないんだけど、J-POPは基本的に1番2番3番のメロディは同じのままでいって繰り返すだけが退屈になりやすいっていうのが、結果的にBメロを多く入れるパターンが多くなってきたってことじゃないのかなと思うんだけどね。

尾崎:フェイクなんですね。

織田:結局、聴いたときに自分が「退屈じゃね?」って思ったら何とかしたくなるじゃないですか。だからそういうことだったんじゃないかと思うんですよね。

尾崎:日本人があまりフェイクを入れないのは何故なんでしょうか?

織田:やっぱり音楽って色んな要素があるけど、一つにはみんなが歌うようなフォークソングっていう要素があるじゃないですか。それは決まったものをみんなで歌うから楽しいわけで。それと別に聴いて楽しい音楽っていう2WAYあるわけです。みんなが同じメロディー歌って楽しい音楽っていうのが日本の場合はとても多かったんじゃないかと思います。

このあとも、織田さんが作ったさまざまな曲からBメロ~サビをひたすら味わいました!

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