話題沸騰中のキャンプギア「メスティン」【一人暮らしでインドアな人にオススメ】
TBSラジオ「ジェーン・スー 生活は踊る」月~金曜日の11時から放送中!
(8月3日放送)
メスティンって何?
そもそも「メスティン」とは何者なのかというと、アルミ製の飯盒(はんごう)のこと。飯盒というと、ソラマメのような形の、キャンプでお米を炊くものというイメージだと思いますが、メスティンは、アルミ製で上から見ると長方形。メスティンは薄く伸ばしたアルミなので、すごく軽い。また、熱伝導率もいいので全体にムラなく熱が行き渡り、美味しく米が炊けるという便利なツール。
英語では「Messtin」で、食事と缶の意味。本来は、戦争で兵士が食料を入れたり、食事の配給を受け取るのに用いている食器なんだそう。
いま、このメスティンに注目が集まっているんです。かねてからのキャンプブームに加え、自宅でメスティンを使って料理をするというのがちょっとしたブームになっているんです。
専用のレシピ本「メスティンレシピ」「メスティン自動レシピ」も発行されていて、普通ならちょっと手間のかかる料理が、材料を入れて火にかけるだけ。作った容器でそのまま食べられて洗い物も減るし、見た目にも楽しそう。
昔からキャンプ好きに人気のアイテムで「トランギア」というスウェーデンのブランドのものがポピュラーですが、今年6月にダイソーがメスティンを発売(500円)。ニトリもメスティンを発売して、売り切れの店舗が続出しているんだとか。
ということで、さっそくメスティンを手に入れた小笠原アナウンサーは、まずは王道。お米を炊いてみました。
炊き方は・・・
お米1合、水200ミリリットルを入れて、15分〜20分くらい弱火で加熱。
息子と一緒に食べてみると・・・
さらに、レシピ本「メスティンレシピ」で紹介されている料理も作ってみました。
今回挑戦したのは「塩鮭ご飯」。本を参考に作ってみると・・・
【材料】
■無洗米 1合
■料理酒 小さじ1
■水 200ミリリットル
■みょうが 1個
■塩鮭 1切れ
【作り方】
■メスティンに無洗米と料理酒を入れて水を注ぎ30分おく。
■薄切りにしたみょうが、塩鮭を入れ蓋をしたら、弱火で17分から20分加熱。
■コンロからあげて、蓋を下にして布巾などで包み、10分蒸らす。
ほかのレシピにも挑戦!
■レモンローズマリーチキン
■のっけオムライス
作ったスタッフは・・・
「本当に思ったより簡単にできました。特にお米がうまく炊けるか心配でしたが、1発でちょうどいい固さに炊けました。メスティンでそのまま食べるのもキャンプ気分が出て楽しかった。」
■トランギアのメスティンは、税抜き1600円。アウトドアショップや、インターネットサイトで購入できます。
■ダイソー(税抜き500円)、ニトリ(税込み1790円)でも買えますが、ダイソー・ニトリは売り切れ続出のようなので、お店に確認するか、ネットで購入したほうがいいかも。
※ちなみに、最初にメスティンを使うときはシーズニングといって、焦げ付きなどがないように、お米のとぎ汁などで慣らす作業が必要。購入した際はお気をつけ下さい。